1963-06-21 第43回国会 参議院 災害対策特別委員会 第9号
なお、その後も私の感じでは、西のほうでは野菜等についてはまだ被害が進行しておるということも考えられますし、それから東海以東については、その後の被害も進んでおると思われますので、六月二十日現在の被害調査を始めております。
なお、その後も私の感じでは、西のほうでは野菜等についてはまだ被害が進行しておるということも考えられますし、それから東海以東については、その後の被害も進んでおると思われますので、六月二十日現在の被害調査を始めております。
もちろん、農林省の統一した基準に基づく調査でございませんので、積算の基礎に各県それぞれの特殊の事情があると思われますから、かなりこの数字は将来動くものであると考えられますし、また悪天候は現在も継続しておりますので、場合によりましては、比較的被害が軽微であると思われる近畿、東海以東の地域にも、あるいはある程度波及するかもしれないという懸念があるようでございます。
ただ、本日臨時国会を終了するにあたって私どもの心残りになりますことは、すでに今次災害に対する特例法等は、それぞれ所要の附帯決議等も付して参議院に送付したわけでありますけれども、その後におきまして、御承知の通り、十月の下旬に低気圧による集中豪雨、さらに台風二十六号等の災害が発生をいたしまして、これが九州、四国、近畿から、さらに東海以東の方面にも非常に大きな損害を与えているわけでございます。
この両台風のコースはほぼ同一でありましたが、その範囲は東海以東の東日本にわたり、雨量は台風一子三号が特に多く、埼玉、東京等では四日ミリ以上の降雨を見たような次第であります。また、風速は、二十一号台風の方は二十二号台風よりも強く、静岡、神奈川、千葉、茨城の各県下の海岸線では三十メートル内外、その他の進路沿いのところでは十五メートルないし二十メートルを記録いたしたのであります。
この両台風のコースは、ほぼ同一でございますが、その範囲は東海以東の東日本にわたりまして、雨量は台風二十二号が特に多くて、埼玉、東京等では四百ミリ以上の降雨を見たのであります。そこに降雨の程度別の図が書いてございますので参照にしていただきたいと思います。