從いまして先日も東浦委員から政府へ、一千戸あたりの農村において、どれぐらいの教室を必要とするかの調査を申出ておられ、そうしてそれに對する経費がどれぐらい掛かつているかということの調査を要求しておられたと思うのでありますが、これは恐らく御承知のように、各土地におきましては寄附金によつて建てたものが多いのであります。甚だしいものになりますと、一戸當り一萬圓、二千、一千、というのが普通の形であります。
○委員外議員(一松政二君) 私は先程の東浦委員の食糧対策本部ということに関連して、ちよつとお伺いしたいのですが、前米穀年度十月三十一日までの全國の何か遅配を昨日か片山兼攝農相は、或いは私間違つているかも知れないが、今朝の新聞で十六日ということを見たように思うのでありますが、前に平野農相時代には全國を平均するというお話であつたように思うのであります。ところが事実は全國全然平均になつていない。
○板野勝次君 私は全然反対とは言わないのでございますが、私なんかが行つた経驗からして見ると、調査の目的をはつきりさして実際に効果の挙るような調査なら幾ら長くてもいいし、それから期間が短いというのがいいというわけじやありませんから十分やつて貰うのだが、行つて見てお坐なりの調査で方々廻つて帰るというならば、むしろ行かなくても只今東浦委員がいわれた近間の状態を調査してもはつきりと分かるのじやないかと思います
○木下盛雄君 總理大臣を呼ぶという問題もそこに出て來たのでありますが、そこで今東浦委員の言われたのは、ここに總理大臣を呼ぶとか呼ばないことは別の問題として提議されたんだと思います。即ち會期の延長を五十日諮つて、そうしてその間において御承知の通り會期延長をする場合においては十二分に政府に對して念を押して、政府の代表者として來たところの法制局長官はこれに對して我々に滿足すべき経辯をなしておる。
豫めここで今東浦委員の御意見のあつた點について皆さんの意見の御交換を願うということも一案だと思いますので、若し御意見がありましたら……。
○委員長(木内四郎君) 只今東浦委員から御發言の點は、議院運營委員會としても非常に重大な問題でありますし、又他の委員の方からも御要求がありましたので、本日十一時半に總理大臣がおいでになることになつておりましたのですが、總理大臣は只今衆議院の委員會の方でどうしても手が離せないから十二時過ぎになるだろう、こういふのですが、それまでお待ちを願えますか。