1955-07-05 第22回国会 衆議院 本会議 第37号 当時は、何分にも東条軍政のもとでもあり、また占領支配下のこととて、住民のすべてが泣き寝入りの状態でしんぼうして参ったのであります。しかるに、またまた政府は、国防上絶対飛行場の拡張が必要なりとの理由のもとに、町の死命を制する暴虐なる土地接収の挙に出たのでありますが、その政府の言っている国防とは、自衛の線か、攻撃の線か、この際その概念をはっきり説明願いたいのであります。 山花秀雄