1982-04-01 第96回国会 参議院 内閣委員会 第5号
小笠原は父島、そうして硫黄島と鳥島を含めたSOSUSの敷設、つまりASWの最も強く予見される海域は小笠原東方海面である。ならば小笠原の父島を抜きにした私は対応はないと思うから、そういうものを含めた、つまり初歩的な防衛体制というものを防衛庁が真摯に考えていくぐらいでなかったら、どうして国民生活の安全を期し得るか。有事最低の二億トンはおろか一億二千万トンも輸入できないだろう。
小笠原は父島、そうして硫黄島と鳥島を含めたSOSUSの敷設、つまりASWの最も強く予見される海域は小笠原東方海面である。ならば小笠原の父島を抜きにした私は対応はないと思うから、そういうものを含めた、つまり初歩的な防衛体制というものを防衛庁が真摯に考えていくぐらいでなかったら、どうして国民生活の安全を期し得るか。有事最低の二億トンはおろか一億二千万トンも輸入できないだろう。
一番最近の対潜訓練ですが、四十九年の五月二十五日から二十九日まで行なわれた伊豆諸島の御蔵島東方海面における演習です。これにアメリカの第十五駆逐隊が日本の第一護衛隊群と共同訓練をしております。この第十五駆逐隊、ものの本によっては第十五駆逐戦隊というのもあるけれども、これは第七艦隊所属、あるいは太平洋艦隊所属、どういう上級の指揮系統から指揮されている部隊であるか。
○福田説明員 実は、訓練の今回の海域でございますけれども、一応大島東方海面ということで非常に大ざっぱな発表をいたしておりますけれども、使用いたしました海域でございますが、これは御承知のチャーリー海域の東南東でございまして、チャーリー海域を今回は含まない訓練をいたしております。
なお参考までに申し上げますと、三十四年度において、韓国による漁船の被拿捕は十隻、百人であり、一方、帰還は二隻、二十一人で、これら被拿捕事件の大部分は済州島東方海面で発生したものであり、また拿捕及び襲撃事件の発生は、昼間十二に対し夜間十五件となっていることが注目すべき点であると思われます。
ところの童子鼻東方海面で操業中の二隻の中型底びき網漁船を発見したのでございます。その位置は巡視船の前方約三海里の地点でございますが、先方の船も巡視船の姿を発見したとみえまして、午前十時二十分ごろと考えられますが、これらの漁船のうち一隻がまず黒煙を吐きながら逃走を開始いたしました。続いて他の一隻も同様に逃走を始めましたので、巡視船はこれを捕捉すべく跡を追つたのでございます。
ただ北洋鮭鱒漁業のうち、いわゆる母船式鮭鱒漁業と申しますのは、ただいまもお話がありました通り、カムチヤツカの東方海面において操業いたす関係上、私どもは対ソの関係等に非常に注意を払いまして、操業の海面等につきましても、十分注意を払つて来ておるのであります。本年で三年目でございます。
問題は二月七日午前十時十五分ごろに、ちようど巡視哨戒中でありました広島の海上保安部のむらちどりという百四十九トンの船が、佐田岬東南東十一・六海里の地点で、これは巡視船のおつた地点でございますが、禁漁区である向島の東方海面で操業中の二隻の中型底びき網漁船を認めました。たまたまその当時は巡視船の前方約三百海里程度でありました。
現在海上保安庁は北方水域に常時一隻、支那東海から黄海にかけまして常時二隻、朝鮮の東岸から済州島の東方海面に常時一隻行動させる、こういう計画でやつております。大体一航海の行動日数は一週間ないし十日でございます。そうして各七、八管区の所属船を順次交代さしております。こういう状態であります。