1972-06-06 第68回国会 衆議院 法務委員会 第29号
ただ、実際にそういうことが発生いたしました事例といたしましては、御承知のように東大裁判の事件と、それから四十四年十月、十一月の佐藤首相訪米阻止闘争に関する事件においてそういう事例が起こっております。
ただ、実際にそういうことが発生いたしました事例といたしましては、御承知のように東大裁判の事件と、それから四十四年十月、十一月の佐藤首相訪米阻止闘争に関する事件においてそういう事例が起こっております。
一つの問題は、例の福島判事の平賀書簡のコピーを新聞記者に云々したというようなことではないか、こういうようなこととか、あるいは東大裁判の際に欠席裁判に対して合議で反対をしたというようなこと、そういうようなことがしいて問題にされれば問題にされるようなことではないかということで、その点を相当中心に調査したようであるけれども、そういった事実は認められない、こういうことでありますけれども、そういうことになりますると
ねをいたしますが、法務省の今度の行為が、ひとり法務省ではなくて、けさの総理答弁で明らかなように、政府部内の統一をした見解、まあこういうことでありますから、制度の趣旨に十分にのっとったものであるかどうかということはまず別にしても、私はまず問題にしなければならないのは、たとえば昨年三月の公務員共闘の都公安条例違反事件に対する東京地裁の無罪判決、続いて四月の都教組事件の最高裁判決と、まあ政府に不利な判決が続いた上、東大裁判
ただ、現在の東大裁判のごときに至りましては、これは私も必ずしも正確に知っておるとは言えないかもしれませんけれども、私の散見しますところでも、かなり職業的な傍聴人という面も持っておるわけでございまして、そうして、決して裁判を傍聴すると、おとなしく裁判の進行を聞こうということに主眼があって傍聴に来ておられるのではないような印象を受ける場合が非常に多いように感ずるわけでございます。
たとえば現在東大裁判でいろいろ研究されておりますことも一つはそのあらわれであろうと思いますが、これまたあまり専門的になりますと、私の所管でございませんのであれでございますけれども、そういういろいろな面から法曹がほんとうに協力して改善につとめていくという方向に行かなければならぬのではないだろうか、かように考えておるわけでございます。
なお質問を続けますが、裁判の迅速、同時に裁判の公正ということで、私は、いわゆる世間でいわれている東大裁判というのは、われわれ法曹について多くの教訓と反省を残したと思うのであります。
確かに最近、例の東大裁判はじめその他学生騒動で非常に法廷が荒れるということのために法廷警備員を急にまたふやされたと思うが、しかし、あれも一つのはやりものだと思うので、一、二年もしたら、もうこれは大体終息の傾向にあると思う。そうすると、ふやすとそのうちまた要らなくなるということにもなるのじゃないか。
それから司法修習生の七月入所の特別なはからいの案件、これは最高裁のほうにお尋ねいたすのですが、それからさらにまた目下エスカレートいたしております東大裁判の問題について、これまた最高裁にお伺いします。 まず、順序といたしまして、答弁者のそろっている関係から、最初に刑務所の事件について質問をいたしたいと思います。この件につきましては、われわれの社会党議員団あてに投書が参っております。