1952-06-26 第13回国会 参議院 農林委員会 第56号
それは、この農地法案の審議過程に、たまたま農地問題について各方面で議論が闘わされ、なかんずく先般現在のアメリカ大使館農務官のラデジンスキー氏並びに東大教授近藤康男氏両氏が所論、所見を発表して、この問題に対する見解を明らかにしたのであります。
それは、この農地法案の審議過程に、たまたま農地問題について各方面で議論が闘わされ、なかんずく先般現在のアメリカ大使館農務官のラデジンスキー氏並びに東大教授近藤康男氏両氏が所論、所見を発表して、この問題に対する見解を明らかにしたのであります。
で証人からこの問題につきまして御見解を伺うことにしておりまして、証人としては、東大教授近藤康男氏と、日本農民組合事務局長大森眞一郎氏とをお喚びしたのであります。 先ず近藤教授より小作料等の問題につきまして御見解をお伺いいたすことにいたします。最初に宣誓書に捺印をお願いいたします。 〔証人宣誓書に捺印〕
公述人としては、農業関係、東大教授近藤康男氏、産業関係において復興金融金庫の理事長工藤昭四郎氏、貿易関係、東洋棉花社長前田保勇氏、金融関係は帝国銀行副社長大坪俊次郎氏、地方財政関係は立教大学教授藤田武夫氏、労働組合関係は国鉄労組副委員長菊川孝夫氏でありました。各公述人は、それぞれ専門的な立場からその意見を開陳され、委員側との間に質疑応答がかわされました。
学識者として東大教授近藤康男君、財政問題を中心として復興金融金庫理事長工藤昭四郎君、貿易問題を中心として東洋綿花社長前田保男君、地方財政で東京都知事安井誠一郎君、金融界の代表として帝国銀行頭取の佐藤喜一郎君、労組の代表として国鉄労組副委員長菊川孝夫君、なお帝銀の佐藤頭取はまだ病気でおられる様子でありまして、もしさしつかえの場合には副頭取の大坪俊次郎君にお願いすることにいたしてあります。