2002-03-20 第154回国会 参議院 外交防衛委員会 第3号
まあ東南諸国でしたら近いからある程度しょっちゅう行ったりできますけどね。
まあ東南諸国でしたら近いからある程度しょっちゅう行ったりできますけどね。
○加藤(六)委員 その間に売船したものですが、特に、東南諸国に売船したトン数は、どの程度になっておりましょうか。
○国務大臣(椎名悦三郎君) ビルマ、タイ等の東南諸国は、日本の輸出市場として重要な国々でございます。従来は、これらの国々から外米を購入し、それと見合いの輸出をしておったという状況でありますが、最近はとかくこの外米輸入が細って参りまして、そうして反対にこれらの国に対する輸出額というものはそう減らない。
また、日本といたしましては、世銀との借款等の問題があるし、東南諸国に対しての輸出振興の関係からも、東南諸国の要路の人たちと話し合うことが意義があると思います。また、今回の総会が特にアジアで初めて開催されるのでございますので、こういうことも勘案いたしまして、地理的立場等からも、日本が欠席することは望ましくない。
物を買え買えと言っても、東南諸国は工業化をやりたいという一つの大きな希望を持っておるわけですから、その要請にある程度こたえなければ商品の市場としても非常に狭くなっていく、そこで日本も自分を振り返って、明治以来の日本の歩みを振り返ってみたときに、農業国でやっていくということでは、いつまでたってもうだつが上らない、やはり経済的な独立のためには、ある程度工業化を後進国が考えるということは歴史の推移である、
従いましてそういうものの東南諸国にありますものがいたんでおりますものを、日本では工業力も十分ありますわけでありますから、修理すれば工合がいいだろうというようなことが、可能性として十分考えられます。また、そういうそれの可能性のよしあし等も、アメリカ側で研究しておるがごとくいろいろな動きで見受けられますが、そういうようなまあ希望を持っておるわけであります。
従ってあの海域に依存しておられる業者の諸君の気持はわかりますが、ただ私が一つ申し上げておきたいのは、これが一つのケースになって、自後の東南諸国との協定等の場合、障害になるようなことがあってはならぬ、そういう点を十分お考えになっているかどうか、この点をお聞きしたいわけです。
なおかつこういう問題が起り、ことに東南諸国からの買付については非常に苦労をしておるわけであります。
つきましてはそれだけ予算もございますし、東南諸国の好意が日本に対してあります今日、もう少し間接的な方法を通してでも、同胞のために手をお差延べになる方法があり、又それをなさる御意思があるかどうかということを伺いたいのです。それは外務省関係でございましようが、インドを通して中共へ同胞の帰還に対して懇請があつたやにも伺いますが、これについては、御発表がないわけであります。
で、協力の問題について先ほど来の質疑応答を聞いておりますと、それは日本は貿易関係に立たなければならんのだから、アメリカともイギリスとも、その地東南諸国とも協力をするのだというふうな御答弁で、この日米協力関係というものを一般的な通商関係の問題の中に吸收してしまつてお答えになつておりますが、そういう問題じやないと思います。
それにつきまして、東南諸国はアメリカからのエイドをもらつておるものもございますし、また印度のごとく、もらつておらないものもございまして、日本からの工業力を輸出すると同時に、その支拂い資金の問題がまたひつかかつて参ると思います。そういう点につきまして、このクレジツトの規定の活用は、また必ず問題になつて出て来るのではなかろうかというように考えております。