1975-06-11 第75回国会 参議院 予算委員会 第22号
○柳田桃太郎君 それから、いままでと違った一つの方向といたしましては、社会主義国あるいは臨時革命政府のようなものに対しましては、アメリカの国交が開かれるまでの間は、むしろ今度は彼らとアメリカとの間のかけ橋の任務をわが国が務めなければならないと思いますが、そういう面から見ましても、この秋に行われます第十回の東南アジア閣僚会議というようなものは絶好の場所ではないかと思われますので、今後のわが国の外交の進
○柳田桃太郎君 それから、いままでと違った一つの方向といたしましては、社会主義国あるいは臨時革命政府のようなものに対しましては、アメリカの国交が開かれるまでの間は、むしろ今度は彼らとアメリカとの間のかけ橋の任務をわが国が務めなければならないと思いますが、そういう面から見ましても、この秋に行われます第十回の東南アジア閣僚会議というようなものは絶好の場所ではないかと思われますので、今後のわが国の外交の進
この船は——東南アジア閣僚会議の一種の下部機構ということで、東南アジアの漁業のセンターがございます。この漁業のセンターは実は三カ所に分かれておりまして、タイとシンガポールとマニラにございます。タイは訓練センター、シンガポールは調査センター、それからマニラは養殖のセンターでございます。
○羽生三七君 最後に、これは小さい問題かもしれませんが、もう一つだけお伺いして終わりますが、これも新聞報道ですが、十月に東京で開催が予定されておる東南アジア閣僚会議にマレーシアが欠席するかもしれないという、これは、日本が合成ゴムの生産の縮小に無関心である。東南アジアの諸国の経済開発に理解を持たないということがその実態のように伝えられておりますが、実際にそういうことがあるのかどうか。
○足鹿覺君 そこで、この際明らかにしておいていただきたいんですが、この政府の援助構想と農業開発協力の現状についてでありますが、大体一九六五、六年ごろに、わが国が主宰して第一回東南アジア閣僚会議が持たれたと思うのです。相次いで通産省から第一次産品問題処理対策協議会を設けて、調査団が派遣をされまして、国別、品目別調査研究が行なわれたと聞いております。
わが国の援助姿勢としましては、昨年十一月の佐藤総理訪米の際の日米共同コミュニケにも、今後ともアジアに対する援助計画の拡大と改善をはかる意向があるというふうに申し述べられておりますし、またこのような援助拡大に関する意向は、たとえば東南アジア閣僚会議あるいはアジア開銀の総会などで、外務あるいは大蔵大臣などから援助姿勢が述べられておる次第であります。
ところが、東南アジア閣僚会議に参加しておるような国は、少なくともムード的にマルティラテラル、いわゆるリージョナル・コーオパレーションという立場に立った援助のやり方のほうが向こう様にも効果的であるし、また、こちらから申しまして、バイラテラルにやることは政治的に見ても私はおもしろくないと思うのです。
なお、いろいろピッチが上がるだろうという話ですが、実はこれと並んで御説明するのはいかがかと思いますが、今日、東南アジア閣僚会議もあれば、エカフェの総会も四月の中旬に、これはシンガポールでございます。その期間に東京におきましては、日加閣僚会議、経済閣僚の定期会談がございます。
したがいまして、これは国会の開会中でたいへんどうもそういう点からいえば御協力いただかなければならぬことでありますが、来月早々はバンコクで東南アジア閣僚会議がございますが、各国からも、どうしても日本は外務大臣が出てくれなければ困るという、これもある意味からいえばありがたいことであるし、ある意味からいえば非常に重荷だと思いますけれども、バンコクへ参って、参加国は相当多いわけですから、これらの人たちの考え
もう三木大臣の時間が来たようですから、大臣にだけ締めくくりの意味において若干の質問をいたしますが、大臣は最近東南アジア閣僚会議に出席された。そしていろいろのことをおっしゃり、また聞いて帰られました。
それから、もう一つ、この東南アジア閣僚会議の具体的な成果があったように報道されているんですが、農業開発基金とか、あるいは漁業開発のセンターとか、そういう問題についての具体的な成果があったように言われておりますけれども、具体的にはどういうことになっておるわけですか。
○岡田宗司君 昨日、東南アジア閣僚会議からお帰りになって、各国の指導者と、ベトナム和平の問題、その後の問題等についていろいろお話しになったと思うんですが、その際に、アメリカの言うドミノ理論、つまり共産主義の脅威が次から次へ及んでいくというこの理論、こういう事態についてお話しになりましたか。そして、各国の指導者は、それについてどういう意見を持っておったか。
今度のこの第三回東南アジア閣僚会議に御出席なさって、簡単に報告をしていただきたいと思います。
いままでアジアのナショナリズムというものは、やはりお互いに隣り同士仲悪かったわけですから、その地域協力、日本は、東南アジア閣僚会議などもそういう機運を助長するために一つの役割りを果たしている。
また、太平洋経済委員会のほうも、いますぐにというよりかは、何かやはり協力する体制をつくろうではないかということで、ここもまたいろいろ問題を研究されるし、またアジア自身からいえば、近く東南アジア閣僚会議とか、そういうものも来月ある予定でありますから、 〔主査退席、小沢(辰)主査代理着席〕 そういうみなが一ぺんにアジア太平洋を結びつけるというところまではいっていないけれども、アジアと太平洋でいろいろな
○三木国務大臣 これはたとえば東南アジア閣僚会議にしても、太平洋アジアの閣僚会議にしても、みんな目を向けておる方向は一緒ですよ。そういうことで、これは一番最初の基礎になるものは、アジア太平洋地域の連帯意識ですね。これは非常に高まりつつあります。
○柏木(雄)政府委員 東南アジア閣僚会議におきまして、日本といたしましては東南アジアの農業を開発するために今回の御審議願っております特別基金を拠出する考えを御披露したわけです。そのとき関係出席各国とも賛意を表しまして、この農業開発の促進についてはアジア開発銀行を利用するのが適当であろうということでございまして、その考えによりまして東南アジア閣僚会議からアジア開発銀行にこの研究を依嘱したわけです。
また、東南アジア閣僚会議は、これは日本がつくった土俵ですから、こまかい農業開発基金とか漁業開発センターとかいろいろやっておりますね、プロジェクトを中心にやっておるんです。これはこれで多少競合する面もあるかもしらぬけれども、年限がたってくるに従って、いろいろの役割りというものがお互いに競合しないでやっていけるのではないかというふうに考えます。
○羽生三七君 ちょっと、低開発グループが特恵関税問題、これをだんだん強く要求しておるようですし、来年の二月ですか開かれる会議でも必ずこれは問題になると思うし、三木外相が東南アジア閣僚会議の席上で、内容ははっきりわかりませんが、かなりそれに関連していわゆる前向きにそういうことを言われたと伝えられているのですが、その点長官はどういうふうにお考えですか、たいへんあとから追加して恐縮ですが。
東南アジア閣僚会議、農業開発基金などは、東南アジアというのはみな農業国で、食糧をほとんど輸入しているのですから、これはやはり日本の将来農業開発基金に寄託すべき基金は、できるだけ東南アジアを中心にしたいと思っているのです。アジア・太平洋構想というものは、東南アジアだけに限ったものではないのです、アジア開発ということが目的ですから。
以上の質疑のほか、文化、スポーツ交流、青少年交流、ユニバーシアード大会の問題、東南アジア閣僚会議、アジア太平洋圏構想、沖繩の船舶旗と返還問題、竹島返還交渉、核拡散防止条約等の問題が取り上げられました。
むしろ、自民党政府の動きを直視するならば、さきに日韓条約を結び、台湾に円借款を供与し、その他東南アジア諸国に各種の借款を行ない、アジア開発銀行に出資し、また東南アジア閣僚会議を主催し、アジア外相会議に参加し、日米貿易経済合同委員会においても、ベトナム戦争の敗退によって世界の批判を浴びているアメリカの極東政策全般を支持し、アメリカのアジア侵略政策を固定化するための開発援助計画を話し合っているのであります
しかし、残念ながら、日韓国交回復以来、四月に行なわれました東南アジア閣僚会議、六月に行なわれましたアジア太平洋九カ国外相会議は、政府の非常なる配慮にもかかわらず、アジア反共同盟として中国封じ込め政策に奉仕する方向に色彩を強めていくことはいなめない事実であり、共産圏諸国はもとより、アジアにおける中立国とのみぞをいよいよ深めていきつつあることもこれまた事実であるといわねばなりません。
今度の東南アジア閣僚会議のときにも、またあらためて佐藤総理が一%の援助をするということを言われたわけなんですけれども、いま日本の国民所得は、去年はだいぶ上がり方が低下しましたね。しかし、それまで一%を援助に充てるというようになった動機はどういうことですか。現在までは〇・何%でしょう。昨年は〇・六三%ですか。それだけする余裕があるという判断に立たれたのでしょうか。
アジア開発銀行と東南アジア閣僚会議ですね、この二つの機関、これは衆議院の委員会でのお答えですから、これは御承知のはずだと思う。この二つの機関は、これを通じましてアジアの連帯が強化され、また同時にその余慶がわが国にも反映してくるということにつきまして、同一の効果を持つものだと考えますとおっしゃっておりますけれども、その余慶というものはどういうことでございますか。
同じようなことを三木通産相も東南アジア閣僚会議が済んだあとで述べていらっしゃるように新聞記事で見たのですが、大体政府としての構想ではないのですか。外務大臣としてのお考え……。