1956-03-27 第24回国会 参議院 建設・商工委員会連合審査会 第3号
○河野謙三君 私はこの機会に建設大臣に根本問題で一つ伺いたいのですが、本案の審議に当りまして、私が痛切に感ずることは、東北興業そのものを、現在のように、建設省主管で置くことが果して妥当であるかどうかということについて、私は非常に疑問を持つのです。
○河野謙三君 私はこの機会に建設大臣に根本問題で一つ伺いたいのですが、本案の審議に当りまして、私が痛切に感ずることは、東北興業そのものを、現在のように、建設省主管で置くことが果して妥当であるかどうかということについて、私は非常に疑問を持つのです。
○永井委員 本件が建設委員会にかかって、商工委員会がこれに合議を申し入れたということは、本来は東北興業そのものは建設委員会にあるが、今回提案された内容は産業経済に重要な関係があって、性質からいって、当然これは商工委員会にかけるべきである、こういろ立場からこれは合議を申し入れて、三回連続合同審査をやったわけであります。
次には先ほどの援助の点でありますが、東北興業そのものの設立の趣旨及びその状況からいきまして、あれほどの金をかけてあれほどの仕事をなすべき義務を持っておるが、戦後においての経済界の変動及びその他の法律の関係上、ここに立ち至ったことに対しては、これは恕さなければならぬと思う。これを再建すべきことは国家としても必要であるし、また東北六県知事はどんなことがあってもこれをやりたいという希望を持っている。