1982-07-06 第96回国会 参議院 商工委員会 第14号
ただ具体的には、いろいろ先ほど触れましたように、東京ゴム取引所と東京繊維商品取引所などに見られますように幾つかむずかしい問題もございますので、そういう問題につきましては、当省といたしましても当事者とよく連絡をとりながら実現の方策について検討してまいりたいと考えているわけでございます。
ただ具体的には、いろいろ先ほど触れましたように、東京ゴム取引所と東京繊維商品取引所などに見られますように幾つかむずかしい問題もございますので、そういう問題につきましては、当省といたしましても当事者とよく連絡をとりながら実現の方策について検討してまいりたいと考えているわけでございます。
あるいはコメックス、こういうものに見られるように、わが国でも東京ゴム、東京繊維商品取引所の合併の話が持ち上がったこともあったと思うのです。通産省としてはどのように指導していくつもりなのか、これを伺い、また、その総合取引所構想に対してどういうように考えておられるのか、あわせて伺います。
○政府委員(斎藤成雄君) まだ全般的な問題として私ども十分取り組んではおりませんけれども、ただいまの東京ゴム取引所と東京繊維商品取引所との合併の問題の検討の中で、そういった全体に通ずる問題についても検討してこれに取り組んでまいりたいというふうに考えております。
東京繊維商品取引所の定款六十一条の三、これがいわゆる委託者に非常に有利な状態になっているんですが、もしも全般的にできないような場合ならば、各取引所にこういうものをちゃんとつくる義務を政府が負わすということも一つの方法だと思う。そして、そうでなければ政府として、全国的に取引所はこういうふうな定款をつくる、それを守っていくという義務を与えていく。
これは不正確では占いかと思いますが、たとえば東京繊維商品取引上の定款六十一条の三によりまするならば、商品取引員は、使用人の行為について、一切の責任をうことを明確に規定しております。御存じでございますね。——知っておればいいんですよ。後で、知らないなんて言われると困るから……。
それからもう一つは、昨日同僚の中谷委員もだいぶ掘り下げて議論をしておられたようでございますが、いわゆる委託者の紛議の処理について、幾ら東京繊維商品取引所の商品仲買協会に、紛議について調停を申し入れても何の返事もないし、そのままほうっておかれておる、この際もっと委託者の保護をしてもらいたい、こういったような投書がきておるわけであります。