2015-03-31 第189回国会 参議院 本会議 第11号
株価の水準といい、東京山手線内の土地が二桁の上昇率を記録し始めたことといい、バブル初期と似ている気がしてなりません。 バブルのときの日銀総裁であった澄田元総裁が、二〇〇〇年十二月に発売の「真説バブル」、日経BP社ですけれども、その中で、消費者物価が安定しているのに不動産価格や株価が急騰し、経済が狂乱してしまったことを見抜けなかったのは自分のミスであると反省されています。
株価の水準といい、東京山手線内の土地が二桁の上昇率を記録し始めたことといい、バブル初期と似ている気がしてなりません。 バブルのときの日銀総裁であった澄田元総裁が、二〇〇〇年十二月に発売の「真説バブル」、日経BP社ですけれども、その中で、消費者物価が安定しているのに不動産価格や株価が急騰し、経済が狂乱してしまったことを見抜けなかったのは自分のミスであると反省されています。
また、もう一点でありますけれども、全国におけます踏切でのCO2の排出量を吸収するには、東京・山手線の内側の面積の約十倍の森林を必要とするということだそうでございます。
ところで、町づくりの観点に若干戻りますが、御案内のとおり、東京山手線内の建物の平均階数は現在でも二・三階であります。私が以前こういう仕事をやっておりましたときも、これはもうそれこそ何十年も前ですが、それもやっぱり二・二七階かせいぜい二・三階だった。少しもふえていないんです。 中曽根内閣のときに、当時の中曽根総理から、山手線の中を全部五階建てにしろというような指示が出ました。
例えば、当時の時価で二十兆円とも言われた東京・山手線の二十九の駅の用地をわずか七十九億一千三百万円で譲り受けたのです。受け継いだ債務の総額は三兆二千九百八十七億円ですが、これは山手線の駅用地の時価の一八%にすぎません。そればかりか、本州JR三社は、赤字を抱えるJR北海道、四国、九州、JR貨物を切り離したことで、確実に利益の上がる体制をつくったのです。
昭和五十八年の三月、当時の中曽根総理は東京山手線の内側を五階建て以上建設できるようにということで規制緩和を指示されました。
例えば、毎日三百二十五万人の国民が利用している東京・山手線では、ほとんどの駅で朝夕のラッシュ時以外ホーム要員が廃止されているため、線路に転落したりドアに手を挟まれたりしても、客の救出さえできなくなっているのであります。
このような動向の中で、今日の国鉄は、自動車の拡大など欧米諸国でも生じました輸送体系の構造変化を一つの背景にして、太平洋ベルト地帯を結ぶ幹線と東京山手線などの大都市交通を除くほとんどの地方交通線を筆頭に赤字幅が急速に大きくなり、貨物輸送も経営側の計画の不備とともにトラックに押され、大幅な赤字に転落したとしか思えません。
従いまして、今後現在の西成、城東、関西各線並びに貨物専用に使用している単線区間の大阪臨港線を約二・五キロだけ新線建設することによって、東京山手線の約三分の二の規模となる環状線が形成されるのでありまして、全面的環状運転の開始予定は三十八年四月になるとのことでした。 次は、東海道新幹線工事について申し上げます。
すなわち、現在の西成線、城東線、関西線並びに大阪臨港線を約二・五キロの新設路線によって結びつけますと、一周二一・七キロ、所要時間四十二分で、東京山手線の約三分の二の環状線を形成することができます。昭和三十一年三月着工、昭和三十六年…月に竣工の見込みであります。