1992-02-21 第123回国会 衆議院 予算委員会 第6号
しかし、東京声明の中には、共同声明の中にはその片りんがうかがわれるようなところがございます。それはそれといたしまして、日本とアメリカとの間はやはり私は仲よくしなきゃ困る。なぜ困るかといえば、世界の基軸通貨であるドルがひっくり返ったらこれこそ大変なことになるから、私は大事にせにゃいかぬなと、こう思っておるのであります。
しかし、東京声明の中には、共同声明の中にはその片りんがうかがわれるようなところがございます。それはそれといたしまして、日本とアメリカとの間はやはり私は仲よくしなきゃ困る。なぜ困るかといえば、世界の基軸通貨であるドルがひっくり返ったらこれこそ大変なことになるから、私は大事にせにゃいかぬなと、こう思っておるのであります。
この会議に出席したプノンペン政権のフン・セン首相とシアヌーク殿下を中心とする三派代表の会談で、カンボジア暫定政権の基礎となる最高国民評議会を両派同数で構成することが合意され、いわゆる東京声明が発表されました。この東京声明は、カンボジア和平の障害となっていた壁を破り、和平会談を前進させる道を切り開いたものであり、日本のアジア外交の大きな成果となりました。
○政府委員(松田慶文君) 第一点でございますが、東京サミットにおきます原発事故声明に対しましては、ソ連は基本的にはこれを一種の反ソ宣伝、反ソキャンペーンであるという認識を示しつつも、この声明の骨子についてはそのまま報道する、あるいはゴルバチョフ演説におきましても東京声明が提唱いたしました国際協力の三項目をそのまま提唱するなど、実態的には東京声明と軌を一にした主張をなしております。
レーガン大統領が来たときも、それからコール首相が来たときも言ったというけれども、レーガン大統領が来たときの新聞発表も、それからコール首相が来たときの東京声明も、これは皆例のウィリアムズバーグ・サミットの声明が基調になっています。欧州へ核配備の強行をする、西側結束ということをうたっている。これはあなたが主張したということで問題になりました。
レーガン大統領は相次いでテーブル復帰への呼びかけをやり、西欧の諸国もやり、日本もそういう考えに立って過般東京声明なるものも出したのでございますけれども、ソ連側にはソ連側の言い分があるいはあるかもしれません。その間をよく調節をして、自由主義陣営一体の結束を行いつつ、やはり平和、軍縮に向かって大きく前進するように協力してまいりたいと思っておる次第でございます。
サミットの声明の精神も、また東京声明を発出した精神も、同じように核兵器の廃絶を最終に目指してこれを推進しておるのであります。レーガン大統領も衆議院における演説におきまして、核戦争においては勝者はないと、そういうことを言って、最終的の廃絶を強く訴えておるところであります。
INFやSTARTの交渉は、ソ連側の一方的な中断あるいは休止の状態になりましたことは甚だ遺憾でございまして、この点につきましては、西ドイツのコール首相が来ましたときに東京声明を発しまして、テーブルを離れないように、またテーブルを離れた場合には速やかにテーブルに戻るように、粘り掛くお互いが妥協し合って成立させて世界を安心させるようにという声明を出しましたが、その線に沿って今後も努力してまいります。
(拍手) 既に、米ソ間における核軍縮の推進につきましては、ウィリアムズバーグのサミットにおきましても私は積極的発言もし、先般ドイツのコール首相が参りましたときも東京声明におきましてこれを鮮明にしたところでもあり、核実験の全面禁止やあるいは核不拡散体制の維持強化等につきましても、これを極めて重視しているということを申し上げたいのでございます。
さきの主要国首脳会議における声明、東京声明、日中不戦の誓い、日本・ASEAN科学技術関係閣僚会議の開催、本年七百五十名に及ぶASEAN諸国の青年の日本招待、来る三月箱根で開かれる予定の生命科学と人間の会議の開催提唱等、世界の政治、文化における我が国のこれまでの営々とした努力は、こうした国際国家日本の世界平和と人類文明の進歩に貢献しようという決意のあらわれなのであります。
(拍手) さきの主要国首脳会議における声明、東京声明、日中不戦の誓い、日本・ASEAN科学技術関係閣僚会議の開催、本年七百五十名に及ぶASEAN諸国の青年の日本招待、来る三月箱根で開かれる予定の生命科学と人間の会議の開催提唱等、世界の政治、文化における我が国のこれまでの営々とした努力は、こうした国際国家日本の世界平和と人類文明の進歩に貢献しようという決意のあらわれなのであります。
こういう事態があらわれることを恐れておりましたために、過般、コール首相が東京へ参りましたときに東京声明を出しまして、その声明の第四項に、強くテーブルを離れないように、そして不屈不撓の努力で話し合いをまとめるように要望してきたところなのでございます。その事態が、結果が思わしくない方向へ来たことはまことに残念であります。
これはコール首相との東京声明の中にもこういう言葉があるのだけれども、あなたが何回も繰り返す西側の結束のために艱難をいとうべきではない、艱難とは一体あなたは何を考えているのですか。
だから現実問題として、そこへ持っていくためにはINFの交渉が成立するように、成功するようにわれわれは側面からまた努力しよう、それがこの東京声明です、粘り強くやれと言っているのですから。だから、トルドー首相にこの東京声明を支持してもらいたいと言ったら、彼は欣然として参加いたしますと、私も支持いたしますと、そう言ったわけであります。
○国務大臣(中曽根康弘君) これは東京声明でコール首相と私と声明を発出したその中に書いてあるところであります。それは一般的な精神的な表現であります。あの東京声明の中では、まず冒頭にこの間のウィリアムズバーグ・サミットで確認したところをわれわれはもう一回確認したと。その一つの大事な点は、ソ連のSS20の移動についてアジアや日本の犠牲においてこれを解決してはならない。
そして、話の内容は、世界の平和、軍縮の推進、特にINF、ソ連の中国SS20の展開の問題、あるいは中近東におけるレバノン、あるいはイラン・イラク戦争の帰趨等々、国際情勢に関する問題、あるいはウィリアムズバーグ・サミットで約束しました世界経済活性化の問題、保護主義に対する反対の闘争、あるいはわれわれからは、ニューラウンドをやろうという原則的支持、あるいは東京声明をコール首相と私でつくりましたが、その中の
そんなわけで日米運命共同体あるいは不沈空母の発言を初めとして、サミットでの政治声明の参加であるとか、あるいはコール首相との東京声明では、西側の連帯と結束にはどんな艱難にでも耐えるという声明とかあるいは決意表明ですね。日米首脳、ロン、ヤス政治ショーとも言われておるのだけれども、ここでも日本の防衛力を西側の防衛力という位置にまで高める。
なお、先ほど来申し上げましたように、東京声明につきましてもいろいろ懇談をいたしまして、粘り強く相手方と交渉して、そして交渉のテーブルを離れない、中間的な段階案あるいは漸進案も辞すべきでない、そういうような点についてもレーガン大統領は共鳴していただきまして、これを支持していただくということになったわけでありまして、この線をますますわれわれは堅持してまいりたいと思う次第でございます。
コール首相との間にはいわゆる東京声明というものを発出いたしまして、世界に向かってこの両首脳の考え方を明らかにした次第なのでございます。 その趣旨とするところは、ウィリアムズバーグで決めた基本原則にのっとって、そして平和と繁栄と世界経済の再活力化というものを中心に持続的に今後も努力をしていく。
この条約は、昨年九月三十日、自由世界の親玉である米国務省のバンディ国務次官補の、「米国は日韓両国の国交正常化に慎重かつきわめて深い関心を払っており、相談にも乗るし反応を示すこともあるだろう」との東京声明にもあるとおり、米国の要請や、あるいはエマソン駐日公使の活躍で急がれたものと思われるのであります。しかも、このアメリカは、アジアにおいて一つの立場を堅持しているわけであります。
最終に、この会議の各国あるいは国際機関等に対する勧告を含めた東京声明というものをきめまして、その会議の趣旨に沿って各国はこれから計画を定めるという形でこの会議は終わったわけでございます。 この会議におきます日本の立場でございますけれども、もとよりカラチ・ブランの対象国では日本はないわけでございます。しかし、アジアの一員としてアジアの教育発展に貢献すべき立場に立たされているわけでございます。