1949-05-18 第5回国会 参議院 本会議 第29号
在外公館等の借入金と申しますのは、終戰に際しまして、東亞各地における在外公館、居留民会等が外務省の訓令に基きまして、在外法人の救済、引揚げ等に要する資金を、後日返済する條件で借入れた資金でありまして、性質上当然國の債務と認むべきものと考えらるるものであります。
在外公館等の借入金と申しますのは、終戰に際しまして、東亞各地における在外公館、居留民会等が外務省の訓令に基きまして、在外法人の救済、引揚げ等に要する資金を、後日返済する條件で借入れた資金でありまして、性質上当然國の債務と認むべきものと考えらるるものであります。
本法案の対象となつている在外公館等借入金とは、終戰に際して日本より外國へ送金ができなかつたため、東亞各地における在外公館、居留民会等が外務省の訓令に基き、在外邦人の救済、引揚げ等に要する資金を、各地において居留民から借入れたものでございまして、右関係の債権者は約二十八万名、借入金額合計約九億円と見積られているのでございます。
○仲内委員 この第一條の入金の性質ですが、定義と申しますか、説明によりますと、終戰に際して、そして地域は東亞各地とあるのですが、この時期と場所について、東亞以外の欧米方面の場合はどうなるのですか。つまり在外公館全部に及ぶのか。
その説明によれば、本法案の対象となつている在外公館等借入金とは、終戰に際して日本より外國へ送金出來なかつたため、東亞各地における在外公館、居留民会等が、外務省の訓令に基き、在外邦人の救済、引揚げ等に要する資金を各地において居留民から借入れたものでありまして、右関係の債権者は約二十八万名、借入金額は邦貨にして合計約九億円と見積もられております。
しかし日本が東亞各地を侵略いたしまして、それぞれの地帶において憎まれ者になつておる、このことは日本の敗戰の創痍がいえても、なかなか拂拭しがたい問題だと思うのでありますけれども、そうかというて日本の立地的條件というものは、東亞の問題を離れてはどうにもならぬのでありまして、そこにかつての東亞協同体的の理念とは違いまするけれども、最近來られた張群氏などがやはり東亞の一つの経済提携とでもいいましようか、かような
○岡元義人君 只今上程されました請願第二十六号は外地公館借入金の返済に関する請願でありまして、東京都中央区江戸橋一ノ一五平島敏夫君外一名の提出となつておりますが、これは終戰後昭和二十年九月七日外務大臣が東亞各地の在外公館に発した訓令第七百二十六号「在外邦人引揚経費に関する件」によりまして、難民救済資金として借入れた金をば速かに返済して貰いたいという趣旨であります。
シンガポール代表部 四、上海 上海Y・M・C・A ミスター・ロールストン 五、上海 中國Y・M・C・A本部 六、メルボルン 濠州Y・M・C・A本部 七、ラングーン ラングーンY・M・C・A 八、ジユネーヴ Y・M・C・A世界委員會 九、三田網町九の十一 P・S・メーヤー 右に對して 日本衆議院在外同胞引揚に關する特別委員會 委員長 天野 久 案 文 拜啓 貴下(貴委員會等)が、東亞各地