1968-08-05 第59回国会 衆議院 本会議 第4号
最近のソ連、チェコの間の紛争の中心課題の一つが、東ヨーロッパ共産圏の安全のためのチェコ領内のワルシャワ条約軍の演習、または駐留権の問題を含んでいることを他山の石として、この際、自由な国々である日米の間においては、いつまでも占領時代の遺物である米軍の常時駐留や、極東のための基地の使用を、権利義務の問題として処理することはやめていく方向で日米間の会話を開くことを首相に強く要望したいのであります。
最近のソ連、チェコの間の紛争の中心課題の一つが、東ヨーロッパ共産圏の安全のためのチェコ領内のワルシャワ条約軍の演習、または駐留権の問題を含んでいることを他山の石として、この際、自由な国々である日米の間においては、いつまでも占領時代の遺物である米軍の常時駐留や、極東のための基地の使用を、権利義務の問題として処理することはやめていく方向で日米間の会話を開くことを首相に強く要望したいのであります。
同時に東ヨーロッパ共産圏が今念願しており、かつ実現されるであろうと想像いたしまするものは何かと申しますと、イギリス連邦のごとき自治権の要求です。従って、同じ共産主義でありましても、東ヨーロッパ共産主義国家は、民主的共産主義に発展しようと努力している、ソビエトの方向も、私は先ほど申しますように、かなり変ってきた、民主化の方向を歩もうとしている。