2019-04-26 第198回国会 衆議院 外務委員会 第10号
サハリン1プロジェクトでは原油を、サハリン2プロジェクトでは原油及びLNGを生産しておりますし、また、東シベリアのINKザパド・プロジェクトでは原油を生産しているところでございます。 これらのプロジェクトを含めまして、昨年は、ロシアから日本の原油輸入量の約五%を輸入しております。また、LNGにつきましては、約八%を輸入しているところでございます。
サハリン1プロジェクトでは原油を、サハリン2プロジェクトでは原油及びLNGを生産しておりますし、また、東シベリアのINKザパド・プロジェクトでは原油を生産しているところでございます。 これらのプロジェクトを含めまして、昨年は、ロシアから日本の原油輸入量の約五%を輸入しております。また、LNGにつきましては、約八%を輸入しているところでございます。
また、東シベリアの方も、エネルギーの開発、これもロシアにとりまして、欧州市場に次いで、アジアや太平洋市場におけますいわゆるエネルギー供給先の獲得、あるいは追加埋蔵量の確保といった意味で、非常に重要な観点があるというふうに認識をいたしております。
また、東シベリアにおいて、ロシアの企業との共同探鉱事業や共同地質調査などもJOGMECは実施をしてきております。 今回お願いしている法改正で可能となりますのは、我が国企業によって海外の資源会社の買収への支援等についても可能になってくるわけでありますが、今後、この法律の趣旨に合致した案件が出てくれば、ロシアの石油、ガス分野の案件にも十分適用し得るというふうに考えています。
また、最近の開発の動向といたしましては、ロシアでは、伝統的な石油、ガスの主力の生産地であります西シベリアの地域に加えまして、東シベリアやサハリンを含む極東地域などにおきましても、石油、ガスなどのエネルギー開発が進められているものと承知をしております。
そして、日ロ両国の企業が協力する形のプロジェクト、サハリン・プロジェクトですとかヤマルLNGプロジェクト、あるいは東シベリアガス、油田開発プロジェクト、こうした大型プロジェクトが複数存在いたします。 我が国にとりまして、低廉で安定したエネルギー供給を確保する観点からエネルギーの供給先を多角化する、こうした方針は大変重要だと考えます。
そういう中で、ロシアですけれども、実はロシアは、天然ガスではなくて恐縮なんですけれども、資源が非常に豊富な国でございまして、私どもはグラスルーツでイルクーツクに参りまして、東シベリアの石油を本当にグラスルーツからやりましてようやく掘り当てまして、現在、ロシア企業とジョイントベンチャーでやっております。
また、経済分野においても、今後、極東・東シベリア地域の発展のために協力し、将来の青写真をともに描いていくための官民協議を開催すること、こういった合意もありました。こうしたさまざまな分野における関係の進展、これが二つ目。 そして、三つ目は、やはり両国首脳間での個人的な信頼関係が生まれたということだと思います。
それから、経済分野ですが、今後の日ロ両国が極東と東シベリア地域の発展のために協力をして、その将来の青写真を共に描いていくために官民協議というものを開催することに合意をしました。
経済分野では、極東・東シベリア地域の発展のために官民の協議を開催するということで合意をいたしました。多くの経済人の方々、また三十名のCEOを含む経済の方々が御同行いただいたということでございます。 三つ目は、両首脳の少人数での会談をしっかりやらせていただきまして、胸襟を開いてお話をしていただいて、個人的な信頼関係が生まれたということが三つ目の大きな成果だったというふうに思います。
といいますのも、ロシアの国そのものが極東・東シベリア地域に恐らく、概算ですけれども二兆円ぐらい近いお金を使って開発をしている、北方四島、この辺りには一千億近いお金を掛けて様々なインフラ整備もしておるという中で、我が方はなかなかそれに比べて十分な予算で整備がされていないという認識を私は持っております。 ここは、返還されたとき、根室始めこの隣接地域というのはハブになると私は思っております。
その一方で、サハリン、東シベリア、オーストラリア、アラスカ、カナダなどでは二〇〇〇年を境にもうどんどんLNGが発掘され、それを利用するという環境が整っています。日本は、残念ながら、パイプラインで引っ張ってくることができません。どうしてもタンカーで運ぶしかないので、今のところ、その輸送コストは割高だと思います。
また、御案内のとおり、今回の震災を受けまして、さらにロシアからも東シベリア、サハリンについての具体的な協力の提示がされておるわけでございます。 こういった様々な国々との関係によりまして、日本の企業の権益取得に当たりまして、主としまして独立行政法人のJOGMECがリスクマネー供給をさせていただいております。昨年のJOGMEC法の改正によりまして新たに資産買収の出資制度ができました。
その上で、日ロ間におけるサハリンや東シベリアでの共同開発を始めとするエネルギー、経済、政治、文化等の分野の協力関係を進めるべきであると思いますが、前原外相の御見解をお伺いいたします。 世間常識でも、真剣に人と話すときにはずっと下を向いてメモばかりを見ているということはありません。
日ロ間の協力につきましては、麻生総理から、我が国といたしましては、極東・東シベリア地域を開発し、アジア太平洋地域への統合を目指すとのロシア側の関心にこたえる用意があるということ、これをお伝えいたしました。その上で、二〇一二年のウラジオストクAPECの準備や、さらにエネルギー、省エネ、運輸などのロシア側が関心を示している分野などで互恵的協力を進めていくということで一致をいたしました。
これで日ロが戦略的パートナーシップであるということでありまして、双方のそれぞれの思惑といいますか、それぞれの主張点があって、日本側は領土問題、そしてロシア側は東シベリアにおける経済の協力、これは外務省のペーパーで、我々がレクを受けているときのペーパーにそう書いてある。これは概要ですね。ロシア課が出していますよ。これはいいんですよ。
今後の買い取りの割合というのはこれからの議論でございますけれども、東シベリアという位置から考えまして、その後、パイプラインの仕上がりを予想しますと、かなりの分が日本に来るものと予想してございます。
日ロ間の協力につきましては、私の方からは、日本として、極東・東シベリア地域の開発、そしてアジア太平洋地域への統合を目指しておりますロシア側の関心にこたえる用意と力があるということを伝えております。
ロシアが極東・東シベリア地域の経済発展及びアジア太平洋地域への統合に真剣に取り組む、そういう姿勢を示していることを受けまして、政府といたしましては、二〇〇七年六月に、首脳レベルで極東・東シベリア地域における日ロ間協力強化に関するイニシアチブを提示いたしました。両国の民間同士の互恵的協力を促進していく用意を表明したところでございます。
ただ、幸いにして、今いろんな意味でその問題以外の、経済の問題にしてもいろんな意味で、ロシアの勢力として太平洋の方に向けていろいろ、いわゆる東シベリアの開発などなど含めまして、日本と一緒に経済協力をしていった方がロシアの国益に資する、当然日本の国益にも資するというような状況が今生まれつつあるという背景がありますので、そういった意味では、こういった話が前に進みやすい状況は整ってきているとは思いますが、この
また、極東、東シベリアにおける協力につきましては、官民一体となって具体的プロジェクトの形成に取り組むことでも一致しました。 今回のサハリン訪問は、ロシアとの間でアジア太平洋地域における戦略的な関係を構築する上で、重要な一歩となったと思います。また、我が国のエネルギー安全保障の観点からも重要な意義を有するものであったと評価をいたしております。
そういう意味で、私はきょうは環境の観点からお話を伺いたいというふうに思っておりますが、日ロ関係について、特にロシアは、極東、東シベリアを開発して、アジア太平洋地域との関係強化に向けて積極的な姿勢を示している。そして、我が国とロシアの経済関係も目覚ましい発展を遂げて、貿易高でもここ五年で五倍、進出する日本企業も多くなってきているわけであります。
○鴨下委員 極東・東シベリア地域における日露間協力強化に関するイニシアティブ、こういう中に、一番にエネルギーがあって、四番に環境があるわけでありますけれども、こういうような問題について、私は、解決する、こういうようなことで、日ロ間の問題というのはやはり、単純に言うと両方の首脳の腹、こういうようなことで決着する以外にないんだろうなというふうに思っております。
また、極東・東シベリア地域での協力を含め、幅広い分野での協力を進展させます。 基本的価値を共有するインドや豪州との間でも、安全保障や経済連携を含め、多様な分野で関係を発展させていきます。 東南アジア諸国連合(ASEAN)の各国との関係を、本年の日メコン交流年や重層的な経済連携の取り組みなどを通じて、多くの分野で強化し、また、ASEANの統合と発展を力強く支援してまいります。
また、極東・東シベリア地域での協力を含め、幅広い分野での協力を進展させます。 基本的価値を共有するインドや豪州との間でも、安全保障や経済連携を含め、多様な分野で関係を発展させていきます。 東南アジア諸国連合、ASEANの各国との関係を、本年の日メコン交流年や重層的な経済連携の取組などを通じて多くの分野で強化し、また、ASEANの統合と発展を力強く支援してまいります。
こういうふうに日ロ関係を高い次元に引き上げるためには、唯一の懸案事項であるこの北方領土の問題、これを解決する必要があるわけでありまして、そういうところから、APECで行われました日ロ首脳会談におきましても、先ほどから御質疑にありますように、極東そして東シベリアを開発してアジア太平洋地域への統合を果たそうとしている、そういうロシアと領土問題を解決して平和条約を締結すること、これが大変大事だという関心を
APEC首脳会議の際の日ロ首脳会談においても、メドベージェフ大統領は、アジア太平洋地域におけるロシア側の関心事項として、極東・東シベリア開発やアジア太平洋地域への統合等を挙げました。 このように、ロシアは近年アジア太平洋地域に対する関心を大変高めておりまして、こうしたことがメドベージェフ大統領の一連の発言の背景の一つにあるということを考えております。
○大臣政務官(小池正勝君) 私ども昨年六月に、私どもから提案しまして、当時のプーチン大統領の強い支持を得ました極東・東シベリア地域における日露間協力強化に関するイニシアチブというものの中にも日ロ間の地域交流の促進ということが盛り込まれておりまして、政府といたしまして、この稚内市を含めた交流推進の方策に関する地元のニーズや地元からの相談に応じまして、積極的にこれを推進していきたいと考えております。