1986-03-18 第104回国会 参議院 予算委員会 第11号
これは今朝来、日銀総裁も申されておりましたように、アメリカの諸指標が必ずしもよくなかった、あるいは原油のまだ先安感があるというようなところから多少スペキュレーティブと申しましょうか、思惑が走り過ぎておるというふうに受けとめておる。したがって、十分注目しながらいろんなことを絶えず考えていなきゃならぬという局面であろうというふうに思っております。
これは今朝来、日銀総裁も申されておりましたように、アメリカの諸指標が必ずしもよくなかった、あるいは原油のまだ先安感があるというようなところから多少スペキュレーティブと申しましょうか、思惑が走り過ぎておるというふうに受けとめておる。したがって、十分注目しながらいろんなことを絶えず考えていなきゃならぬという局面であろうというふうに思っております。
それから金融政策でありますが、御承知のように昨年末来、日銀の金融正常化政策がとられて参りまして、正しい方向に一歩前進したということは言えるかと存じますが、現実の問題といたしまして、金利でございますが、金利は国際的に非常に高い水準にあるということは常識であります。企業の国際競争力にかなり重い負担になっている一つの要素であります。
先般来、日銀法の改正は、すったかもんだかやって、えらい学者さんを集めて一年も二年もかかって、結局何となしに発表したままになって終わっておるわけでありますが、この日銀法の改正について今後いかにあるべきか。またあなたとしては現行でよろしいというお考えであろうか。この答申をも含め日銀法の改正を一歩を進めたいとお考えになっておられるのか。この点をお伺いいたします。
○栗山良夫君 正確なものでないとおっしゃいましたが、過日来、日銀の四十四トンの金地金が現物がないということを私が探り出した本は、これなんですよ。今の御答弁じゃ納得いたしかねるんです。この本で昭和二十年百トンというのがあります。ところが、あなた方の御説明は、百二十九トンあるとおっしゃる。ところが、これには百トンしかありません。しかも、昭和二十年のときにはそれが合っているんです。
そこで私が大蔵政務次官にお伺いしたいことは、先般来日銀その他銀行局長も、あなたもさような御答弁をなすつたと思うのだが、今日金融梗塞の実情にかんがみて、過剰投資、二重投資のごときは断じてこれを抑制して、やつてはいないとあなたは答弁しておられるのだが、少くとも製糖会社十九社に対しては、現実に稼動率五〇%未満のものが大部分であるわけだが、必要を越えたところの設備に対して何十億というところの融資が現実に行われている