2020-09-18 第202回国会 参議院 国土交通委員会 第1号
次いで、熊本県阿蘇郡小国町の杖立温泉に移動し、渡邉小国町長及び杖立温泉観光協会等の関係者と意見交換を行うとともに、当該被災箇所を視察いたしました。 杖立温泉は、千八百年の歴史を有する名湯であり、昨年は約十二万人の来訪客があるなど小国町の貴重な観光資源の一つでありますが、今回の豪雨により杖立川が氾濫し、宿泊施設全十八軒が床上浸水などの被害を受けました。
次いで、熊本県阿蘇郡小国町の杖立温泉に移動し、渡邉小国町長及び杖立温泉観光協会等の関係者と意見交換を行うとともに、当該被災箇所を視察いたしました。 杖立温泉は、千八百年の歴史を有する名湯であり、昨年は約十二万人の来訪客があるなど小国町の貴重な観光資源の一つでありますが、今回の豪雨により杖立川が氾濫し、宿泊施設全十八軒が床上浸水などの被害を受けました。
今年六月の杖立温泉のかけ崩れで、死者や家屋倒壊の原因は、懸念されていた風倒木の二次災害との研究結果が出た。上津江村でも同様な被害があった。復旧作業は遅々として進まず、慣れぬ処理作業で犠牲者が出たり、山をあきらめる林業家もいるのは至極残念である。ということでございます。
それからもう一方の杖立川の杖立温泉でございますが、ここも浸水被害に遭いまして、現在総合的な治水対策を検討中でございますが、当面の緊急的な措置といたしまして河道掘削をとりあえず行おうということにしておりまして、現在、熊本県あるいは小国町それから地元の方々と協議を開始しているところでございます。
特に白川上流の黒川、ここでは内牧温泉というのがありまして、そしてまた筑後川上流の杖立川、ここには杖立温泉というのがございまして、この両地区は、ちょっと水が出ればもう二、三年に一回は必ずその温泉地が水浸しになる、このようなわけで、毎回そういうような目にずっと繰り返し遭っておるわけでございます。
杖立温泉、これは小国町でございますが、そこは、ちょっと水が出ますとそのたびごとに水があふれる、いわば水害の常襲地帯でございます。そして、この原因はもう明白であります。今度また同じことが起きれば、政治不信、行政不信、それはもうその極に達します。
まず杖立温泉地区につきましては、今回の出水被害にかんがみまして、各種の治水対策を検討してまいりたいというふうに考えております。また、内牧温泉のあります黒川でございますが、これも今回の出水、非常に大災害を受けたわけでございますので、再度災害を防止すべく現在調査をしておりまして、対策を鋭意検討してまいりたいというふうに考えております。
たとえば下筌・松原というのはほんとの治水ダムにならないとか、あるいは土砂が流れてきて杖立温泉なども将来埋まるのではないか、水びたしになるのではないかというようなことも相当住民に知れわたっておるわけです。
○田中一君 そうすると、阿蘇から杖立温泉か、あそこから……日田からあれを通って阿蘇へ行くような道、これは何か先が詰まっているんだそうですね、ああいうところは該当しますか。
私なども、この熊本県の志屋部落の方々がそういう考え方に立って熱心に、また自分の生命をかけて反対しておるから、なるほど、しかも科学者のりっぱな鑑定も出て、必ずしもあそこの二カ所に高堰堤を作るべきでない、高堰堤を作ったらさらに熊本県の杖立温泉もバック・ウォーターによって水害をこうむる、そういう観点まで出てきておる状態にあるわけです。
そこで、ここで一、二点お聞きしておきたいのは、この松原ダムの実施によって、いわゆる熊本県側の杖立温泉が災害をこうむる、こういうことで嘆願書が出ましたから、熊本県会では、自治法百条ですか、それに基づいて証人を呼んで、反対派の側の弁護人である庄司進一郎氏と熊大の藤芳教授の証言を求めて、そして藤芳氏の証言によりますると、少なくとも十二メートルの、松原ダムはダムの高さを低めなければ、杖立は災害をこうむる、こういう