2004-12-02 第161回国会 参議院 災害対策特別委員会 第6号
次に、島の中央に位置する雄山の中腹にある村営牧場・レストハウスを視察いたしました。山道を登るほどに火山ガス特有の臭気が強くなるとともに、辺り一面を覆った噴火による堆積物、白く立ち枯れた樹木、取り残された牛の遺骨等、その荒涼たる風景を目の当たりにし、噴火の激しさを再認識するとともに、この地に再び緑が生い茂るための施策を早急に講ずる必要性を痛感いたしました。
次に、島の中央に位置する雄山の中腹にある村営牧場・レストハウスを視察いたしました。山道を登るほどに火山ガス特有の臭気が強くなるとともに、辺り一面を覆った噴火による堆積物、白く立ち枯れた樹木、取り残された牛の遺骨等、その荒涼たる風景を目の当たりにし、噴火の激しさを再認識するとともに、この地に再び緑が生い茂るための施策を早急に講ずる必要性を痛感いたしました。
村営牧場の大変凄惨な状況も見ました。町役場の方々ともいろいろな懇談をしたわけでありますけれども、様々な課題あるいは様々な要求がそのときに紹介をされました。
その後、泥流による道路被害により島内に五カ所設置されている仮橋の一つである空栗仮橋を車中から視察した後、雄山の中腹にある村営牧場に向かいました。 村営牧場のあたりは大量の降灰で埋まった黒い地面が広がり、周囲の樹木は白く立ち枯れており、荒涼とした風景でありました。また、噴石を受けて破れた牛舎の屋根が、噴火の激しさを物語っておりました。
その後、雄山中腹の村営牧場を視察いたしましたが、一メートルもの降灰が堆積しており、かつて青々としていたという草原は見る影もなく、荒涼とした風景でありました。 今回の視察を通して、三宅島噴火災害対策における当面の最大の課題は、火山ガスと泥流の危険への対応であると感じた次第です。
これは、前回五十八年の噴火で溶岩が流れた、その上をさらに山の中腹の村営牧場から流れた泥流が下を襲って、さらにまた阿古地区という前回被害を受けたその地区にも泥流が流れていくのではという危険性をはらんだ場所であります。さらに、まだまだ山頂部分に泥流等のもととなる噴火の灰が蓄積しておりますので、その点、今後さらに事業は強力に進めなきゃいけないというふうに考えております。
実は、きのう私も三宅島へ行ってきまして、村営牧場のときは〇・六ppmでしたが、二十分たたないうちに二ppmから三ppmになりまして、これは総務委員会という都の中の議員先生方を御案内したわけですけれども、数人の方がのどに異状を来したという状況も生じていますので、単にガスの量、濃度という問題以上に、かなり科学的に考えなきゃいけない状況ではないかというふうに考えております。
さらに、南西部の阿古地区から村道に入り、雄山中腹の村営牧場で下車しました。かつては青々とした緑あふれる牧場であったとのことでしたが、現在は一面赤茶色の山肌に家畜の死骸が横たわる光景に接し、火山噴火の猛威と被害の甚大さを実感させられました。 島の北西部の伊ケ谷地区においては林道の決壊の状況を見た後、島の北部の神着地区の勤労福祉会館で、脱硫装置設置の作業員宿舎、いわゆるクリーンハウスを視察しました。
去年の十二月の十八日に、本委員会で私追及した問題でありますが、宮城県の大衡村というところで村営牧場までつぶして十三億円かけて用地をつくりました。また県当局も約七億円かけて上水施設をつくりました。そして沖電気を誘致することになったんでありますが、しかし、今の不況で結局工場建設はストップしたままになっております。また東京商工リサーチの調査では、五十八年以降の進出企業十九社二十一工場が倒産しております。
私どもの木島平村では、国有林が五千八百ヘクタールもあり、全森林面積の七〇%を占めている関係上、営林局の特別な御好意がない限り、林地の活用については積極的な対策を講じ得ないのでありますが、幸い、現在、自然休養林、国営スキー場、村営牧場等として大きな面積を活用させていただいておりますし、耕地面積の少ない我が村といたしましても、混牧林として五十ヘクタール程度について畜産面からの活用をお願いしているところであります
それで、こういった非常に危険な、いつ爆発が起こるかわからぬ、こういうふうに観光客もなるじゃないかと思いますし、しかもこれが観光の目玉として人気のあった新澪池というのですか、あるいはまた村営牧場というものが溶岩に埋まってしまった、あるいは農業もやはりこの阿古地区で全滅をした。だから、この三宅島の今後の再建というか経済の基盤の立て直し。
○丹羽(雅)政府委員 草地の造成につきましては、畜産局で過去から予算補助制度をつくりまして、草地の造成についていろいろとやってまいったわけでございますが、この草地の造成が、たとえば村有地を村が主体になって改良いたしまして、村営牧場としてたとえば育成事業をやる、こういう場合には、権利関係等の調整の問題はございませんので、土地改良法によらずやれるし、またやってまいったわけでございます。