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25件の議事録が該当しました。

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2013-06-21 第183回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第1号

この抵抗性松の効果でございますけれども抵抗性の判断といいますのは、もともと材線虫が自生いたします北米において、これと生態系の中で共存できる松、また造林を行っても被害なく成林できる松、これと同程度以上の抵抗性を持っているものということでやっておりますので、全く枯れないわけではないのでございますけれども松林の維持には十分な抵抗性を持ったものということで選択しているところでございます。

古久保英嗣

2013-06-21 第183回国会 衆議院 決算行政監視委員会第三分科会 第1号

そのことによって、材線虫が侵入いたしましても木の中では増殖しがたい、こういうことでございますが、これは一本一本の処理でございまして大変コストがかかるということで、薬剤散布が難しい住居周辺ですとか、特に貴重な単木、大木の象徴的な松を守るですとか、そういったときに、コストはかかりますけれども選択することになっております。  

古久保英嗣

1997-03-17 第140回国会 参議院 農林水産委員会 第4号

これはどういうわけだと聞いたら、結局、違法に材線虫なりマダラカミキリが生息している木が移動しちゃいけないんだけれども、その場で駆除されないで売られてしまっている、それに沿って拡大したという実績があるんですね。したがって、これはやっぱり現地できちんと処分してしまわないと、そういうことを徹底しない限りなくならないなという感じを当時受けたんです。

高橋令則

1997-03-17 第140回国会 参議院 農林水産委員会 第4号

それから、松くい虫については一応国の試験研究機関、そしてまた地方の試験研究機関が総力を挙げて調査をした結果として、いわゆる運び屋マダラカミキリ、それから細管に詰まって本当に松を枯らしちゃう材線虫と、こういうふうになっているんですけれども、一方では原因はそれだけじゃないという説が依然としてあるんですね。そうじゃなくて複合的な原因なんだというふうなことを指摘される方が根強くおります。  

高橋令則

1987-03-26 第108回国会 参議院 農林水産委員会 第1号

及川順郎君 松枯れの原因について、これは学者一つ試験データから見ますと、材線虫だけじゃなくて青変菌とか黒変菌とか、こういう十七、八種に上る菌が摘出されたというような研究データも過去には出ておりますし、特にこうした菌による樹幹内のやわらかい細胞の変質に伴う樹脂の停止、こういうものを指摘する学説もあるんですね。

及川順郎

1987-03-24 第108回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号

それは私もそのとおり認めてまいりましたが、その中で印象的であったのは、樹勢の強いものには材線虫に侵されないものもあるということをちらっと話しておられました。林野庁からいただいた資料でも、実験室段階の話でありますけれどもマツノザイセンチュウ接種後の生存率で見ますと、アカマツで数%から七〇%の幅がありまして、平均で四〇%程度クロマツではゼロ%から四〇%の幅で、平均で一〇%程度になっております。  

吉浦忠治

1986-12-12 第107回国会 衆議院 環境委員会 第3号

一番目的とするところの松を枯らす虫、マツノマダラカミキリという虫が、これもやはり虫だと思うのですけれどもマツノザイセンチュウという小さな虫、これを体につけて運んで飛んでいって、あちこちの松の木にとまって、そしてとまっている間に材線虫というのは松の幹の中に入り込んでいって、そしてその松を枯らしてしまう、こういう問題のようなんです。

金子みつ

1983-04-12 第98回国会 衆議院 内閣委員会 第5号

なお、現在の材線虫による被害の問題につきましては、十年来、林業試験場等を中心といたしまして各種の方法を組み合わせながら消去方式でその原因を追求してまいったことでありますが、その中におきましても、やはり激甚の被害を受ける松林の問題については材線虫による被害であるということが究極の結論でございまして、そういうことを私ども重点にいたしましてこれからの松くい虫被害防除を積極的に進めてまいりたい、かように

秋山智英

1983-04-12 第98回国会 衆議院 内閣委員会 第5号

これは、マダラカミキリという松くい虫の一種類でございますが、それが春飛び出すときに材線虫を数千匹ないしは一万匹くらいを腹の中に入れまして、それが飛び出しまして松の若芽を後食するわけでございます。松の若芽を食べたときに、その傷口から材線虫が松の体内に入りまして、それが導管をとめまして枯死に至らしめるというのが、概略の枯死に至る生態の要点でございます。

秋山智英

1983-03-24 第98回国会 参議院 農林水産委員会 第5号

ということで非常に大変な発表だったようでございますが、この伊藤博士は、「たまたま林業試験場には線虫学の大家がいなかったことが幸いして、疑わしきものはひとつびとつ、微生物学の原則にのっとって消去してゆき、最後に残った材線虫が強い寄生性も持っていたという幸運に恵まれたまでです」と、このように私は答えることにしておりますと、いまだにそういう考えを持っていらっしゃるようなんですが、この本当の原因がカビということになると

中野明

1982-03-30 第96回国会 参議院 農林水産委員会 第5号

鶴岡洋君 次に、松枯れの原因としていままで言われてきましたマダラカミキリ材線虫いわゆるマツクイムシももちろんこれは大発見で、考えられるわけでございますけれどもマツクイムシの一種であるマツカレハの卵に寄生する天敵、マツノクロタマコバチというのがあるわけですが、こういう虫というか、昆虫等についても調査をすべきだと私は思うんですけれども理由としては茨城県の岩瀬町では空散の影響によりマツノクロクマコバチ

鶴岡洋

1982-03-23 第96回国会 参議院 農林水産委員会 第3号

で、この被害は、マダラカミキリだけでは被害は発生せず、また材線虫だけでは発生せず、両者が合体することによって初めて被害が出るという、そういう仕組みのようでございますので、私どもといたしましては、やはり元凶は材線虫でございますので、材線虫を焼却その他の方法で殺すと同時に、やはり被害丸太を移動させることに対して監視をしながら、北に行かないようにするということが火事だろうと、いままでもやってまいっておりますが

秋山智英

1982-03-18 第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号

それから次に、松枯損の防止に対する新技術開発問題でございますが、これにつきましては五十六年から始めまして、いま鋭意努力しているわけでございますが、この材線虫によりますところの松くい虫の発病に関する生理化学的な要因の解明発病に関与する毒性物質生成機構解明、また毒性物質はどのようなものであるかという特徴、さらには毒性物質作用等、いろいろの面でこれは研究をしているわけでございまして、やはり根本的な

秋山智英

1982-03-18 第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号

御承知のように、茨城県自身を見てまいりますと、特に被害の多い地域と申しますと、これは農山村と申しますか、田園都市周辺でございまして、大気汚染との絡みというのはむしろ少ないわけでございますが、ああいうところにおきまして一斉に出てまいるというのは、何回も申し上げてまことに恐縮に存じますけれども材線虫、マダラカミキリ運び屋との関係での被害であるということがわかっておりますので、私どもはいまも重点をそこに

秋山智英

1982-03-17 第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号

なぜなら、さっきの話では、竜の口は、周りのまいたところ以外の住宅の周辺の松が真っ赤にやられるほどマツノマダラカミキリあるいは材線虫がその中に生息して、そして三年目にやめたら一挙に全山やられたというのではないのですよ。何本かはやられておるけれども、その数は知れておる。しかし、全山やられるほどのマツノマダラカミキリ材線虫がどこから飛んできたのかというのはわからぬですよ。

水田稔

1982-03-17 第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号

それからもう一つ材線虫がどのようにして松を枯らすかという面につきましては、鋭意努力しているわけでございますが、放射線等によりまして、松くい虫と材線虫との関連におきましてどういう影響があるかということで、特に材線虫の毒素の解明とかあるいは生物学的な影響等につきまして、これは五十三年から放射線との絡みにおきまして鋭意努力をしているところであります。

秋山智英

1982-03-17 第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号

秋山政府委員 被害マダラカミキリ材線虫関係でございます。九・五度と申しますのは、材線虫が発育できない限界値でございまして、マダラカミキリとは別でございます。やはりマダラカミキリ材線虫が一緒になって初めて激害型被害が出るわけでございますので、その点を御理解いただきたいと思います。  

秋山智英

1982-03-16 第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号

金光参考人 御質問いただきましたが、松くい虫は過去二十年あるいは三十年、日本全国にどんどん広がっていっておりまして、この被害がどうして拡大したのか、また今後どこまで拡大していくのかということについては、私、先の見通しについて定かにできませんが、先ほど西口参考人の方からございましたように、材線虫が外国から入ったのではないかという強い疑いを私どもが持っているということもございまして、もし外から来たものであるとしますと

金光桂二

1982-03-16 第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号

西口参考人 初め松枯れが日本で出ておりましたときに、材線虫病原微生物であるということがわかった時点ではそれはどこのものかはっきりしなかったのですけれども、最近になりましてこのマツノザイセンチュウアメリカにかなり広範囲に分布しているということがわかりまして、そういうことから外来病であろうと考えられるのですが、もう一つ理由は、アメリカの松は材線虫に余りやられないのですね。

西口親雄

1981-03-18 第94回国会 参議院 公害及び交通安全対策特別委員会 第3号

われわれとしましては、いまその原因マツノザイセンチュウマツノマダラカミキリが運ぶ材線虫だということが四十三年度から六年度までの国立林業試験場のかなり綿密な試験の結果判明したわけでございまして、そういったものに対しまして、もちろん特別防除法空中散布をやるわけでございますが、空中散布一つ方法として有効である、あるまとまった森林につきまして空中散布ができるようなところにつきましては、散布する時期等的確

黒川忠雄

1981-03-18 第94回国会 参議院 公害及び交通安全対策特別委員会 第3号

説明員黒川忠雄君) 御指摘のとおりでございまして、マダラカミキリが非常に繁殖をするということ、あるいは材線虫がやはり繁殖するということもありますが、それ以外に特に水が少ないという、高温ももちろん関係いたしますが、降水が少ないということは松が弱るわけでありまして、実は材線虫が枯らす原因だということが発見される前に、やはりわれわれはキクイムシ、カミキリムシ類がその原因だというふうに考えて、いろいろ対策

黒川忠雄

1980-10-24 第93回国会 参議院 決算委員会 第2号

アメリカにおきます線虫の分布の詳細につきましては、明らかではございませんが、近く国立試験場担当官アメリカに派遣いたしまして、現地における材線虫に係る諸事情を調査することにいたしております。また、韓国につきましては、林木育種場専門家調査いたしたところでは、材線虫が分布しているという報告は受けておらないわけでございます。

須藤徹男

1977-03-22 第80回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号

○柴田(健)委員 問題は、この松くい虫というのは運び屋と、そして材線虫という線虫被害、この位置づけをどうしておるのか、われわれその点が疑問なんですよ。ただ、特別防除で空散ができるようにすると、空散はもう運び屋だけを対象にする。線虫対策というのになると、また別の考え方に何か観点を置かなければならぬのではなかろうかという気がするのですが、これは一貫性がある。

柴田健治

1977-03-22 第80回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号

ところが、五年間でこれを絶滅するというわけですが、別にこの材線虫は計画的にふえるわけでもないし計画的に減るわけでもない。いろいろな条件でふえたり減ったりもするし、一応の五年間という目安をつけることは理解できるけれども土地改良と違って五年間に何カ所、どれだけの面積をやるというようなものではないだろうと思う。

竹内猛

1977-03-16 第80回国会 衆議院 農林水産委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号

その食べましたときに傷がついた、その傷からマダラカミキリの体の中に入っております材線虫松の木の中に侵入いたします。そういたしますと、それがずっと松の中に繁殖いたしまして、松がだんだん弱ってまいりまして赤くなる。松が赤くなりまして枯れますと、ちょうど今度はマダラカミキリが卵を産みつける時期になります。

藍原義邦

1977-03-16 第80回国会 衆議院 農林水産委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号

弱っているからそこに材線虫が入ってきたらどうにもできなくなる。こういうような経過をたどっているじゃありませんか。林野庁では全部マダラカミキリ、それが異常発生した。そして材線虫これによってみんな倒れた。その以前の松が弱る状態は関係なし、こういうようなことを考えておられるようであります。環境庁長官ももういままで説明したのでわかったでしょう。

島本虎三

1977-03-16 第80回国会 衆議院 農林水産委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号

きっちりとそういう点は調査をして、そして松くい虫、マツノザイセンチュウによるものであるのに今度はスミチオン散布をしなかったら、これはまたもとへ戻ってしまうわけですから、やらなければいけないところはやらなければいけないし、やっちゃいけないところ、やるべきでないところ、材線虫原因でないところは当然外すべきだ。その作業はきっちりやるということですか。その点だけはっきりと確かめておきたいと思います。

東中光雄

1977-03-16 第80回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号

私はこのカートリッジ式松くい虫の防除薬というものは現在試験段階であって農薬登録を行ってはいないので、正式名称はまだ決まっていない、こういうふうに理解しておりまして、聞くところによると、ガラスの小さなアンプルを埋め込み、松の樹体内で薬が移動して材線虫を殺す、こういうふうなものであります。

瀬野栄次郎

1977-03-15 第80回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号

それからまた、南の方でございますが、かつては沖繩本島にはマダラカミキリ材線虫もおりませんでした。これは恐らく、特にこれは沖繩の場合は証明できておりますが、この材線虫によって枯れた松丸太を運んで新しい伝染源をつくった、こういうふうに見ざるを得ないと思います。  それからいま一つ、ほかにこの松を枯らす原因があるのではないか、そのとおりでございます。

伊藤一雄

1977-03-15 第80回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号

だから、材線虫に対する対策というのは研究がどの辺まで行われておるのか。材線虫対策がきちんと確立されますと、この空中散布をしなくてもいいわけですから、そういう問題について材線虫に対してはどういう、それを直接殺す方法研究していないのか。あるいはまた、これは将来の展望ですけれども材線虫に強い松の育成ということも当然必要だと思うのです。

馬場昇

1977-03-15 第80回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号

○馬場(昇)委員 激甚な枯れ方をした枯れ松の中からの材線虫検出率は、学者研究によりますと五二・二%という報告を私は調査した学者の方から聞いております。そしてまた、材線虫接種実験でも松が枯れなかったというような報告も聞いておるわけでございます。それから、空散した後にマツノマダラカミキリの死骸が余りなかった、こういうことも聞いておるわけでございます。

馬場昇

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