1956-10-18 第24回国会 衆議院 商工委員会 第64号
卸売物価は、その品物によってでこぼこなんでありますが、主として金属の値上りと建築材料値上りのために物価指数が非常に上っております。もしかりに鉄鋼価格が今後下るということになりますと指数も落ちつくか、ないしは下ってくることになるのではないかと考えるわけでございます。
卸売物価は、その品物によってでこぼこなんでありますが、主として金属の値上りと建築材料値上りのために物価指数が非常に上っております。もしかりに鉄鋼価格が今後下るということになりますと指数も落ちつくか、ないしは下ってくることになるのではないかと考えるわけでございます。
ことに自動車用部品または燃料は、ほとんど外国から輸入しておる、こういうような関係で、自動車運送業者は自動車またはこれが運転に要する材料値上りのために、困窮をいたしておるのであります。一面最後の自動車運送業者の実入りであるべき運賃、料金が、認可料金で統制をされておるのでありますが、なぜその運賃料金をまだ統制しなければならないか。
従つてわれわれといたしましては、まず請負経費の節減と、この材料値上りが大体見合うものになりはしないかというのが、われわれの推定であります、従いまして見方としては、いわゆる請負工事の価格は減る傾向にあるが、一方材料費の値上りを見込んで、内容は違いますが、單価としては昨年に近いものを見込んでおるというのが実情でございます。