1997-10-29 第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号
例えば、戦前の朝鮮共産党の創立者で戦後の再建共産党の委員長だった朴憲永が五五年にアメリカのスパイだといって死刑になったんですが、その後、やっぱり粛清があるわけですね。私たちが経験したのでも、私も六六年に行ったんですが、そのときは金日成といつも一緒にいた李孝淳と朴金詰という二人の副委員長が、二年後に宮本書記長が行ったときにはもういないと。
例えば、戦前の朝鮮共産党の創立者で戦後の再建共産党の委員長だった朴憲永が五五年にアメリカのスパイだといって死刑になったんですが、その後、やっぱり粛清があるわけですね。私たちが経験したのでも、私も六六年に行ったんですが、そのときは金日成といつも一緒にいた李孝淳と朴金詰という二人の副委員長が、二年後に宮本書記長が行ったときにはもういないと。
朝鮮労働党の初代委員長だった朴憲永外務大臣が処刑されて以後粛清がずっと続いていて、ある亡命幹部の出した著書にはずらっと実名が並んでいるぐらいで、僕はスターリン体制と同じような非常に危険な独裁体制になっている面が強いように思うんですけれども、それで亡命者がどんどん出てくる。
しかも朝鮮民主主義人民共和国の朴憲永民に言わせれば、これが依然として細菌戦に協力しておるといわれ、しかもその者がその後医学に関する著述をしておるというならば、その著述がどういう名前の本で、どういう内容かということをここで明らかにしなかつたならば、あるいはあなたは間接にこれらの連中が細菌戦に協力しておることを保護することになるのじやないですか。
そこでわれわれはこれを他国のこととして傍観できないことは、今年の二月二十一日の朝鮮民主主義人民共和国の外相の朴憲永氏の声明によりますと、このアメリカ軍が目下使つている細菌に対して、日本のかつての旧関東軍の細菌戦の指導者である戦犯の石井四郎、若松有次郎、北野マサゾウ、この三名が関係しておるということが声明されておるのでありまして、この三名につきましては、すでに一九五〇年の二月一日にソ連から引渡しを要求
これにつきまして、われわれが看過しがたいということを申し上げましたのは、実はこの二月二十三日の平壌発の朝鮮民主主義人民共和国の外相たる朴憲永氏の声明によりますと、米帝国主義者は、この犯罪の準備を進めるにあたり、日本軍国主義の御用学者である日本の細菌戰犯から公然と協力を受けた、彼らは日本の戦犯石井四郎、若松有次郎、北野マサゾウを朝鮮で指揮した、これらの連中に対しては、一九五〇年二月一日、ソビエト政府は
朝鮮民主主義人民共和国の外相朴憲永氏━━━━国際協定、国連憲章を破つて、京城、鉄原地区等の戦闘に旧日本軍人を使用し、李承晩の第七、第八師団に日本軍人多数を参加させていることを指摘し、国連に抗議しておるのであります。更に職安には、何者とも知れぬ周旋人の手によつて誘拐された自由労働者を朝鮮に拉致した数々の事実を誰が否定し得るか。
だからこそ、北鮮人民民主主義共和国外相朴憲永氏は、朝鮮戰線に日本人を軍隊として採用しておるということを国連に訴えておるではありませんか。 さらに国内においては、フアシズムに反対し、戰争に反対し、吉田内閣のフアシズムと軍国主義復活に反対する人民大衆、なかんずく労働者階級に対し、言語に絶する武力的暴圧を加えておるのであります。私は、これについて二、三の事実を申し上げたい。