2018-11-27 第197回国会 参議院 外交防衛委員会 第4号
両国の政府高官から、債務のわなといえばあれですけれども、分かりやすく言うと札束外交に対する強い警戒心を耳にいたしました。ケニアの高官からは、スリランカの問題を聞いたときには非常にショックだったと、ケニアはそのような方向に行くべきではないとおっしゃっておられました。それから、ルワンダの政府高官は、スリランカの事例からは真剣に学ぶ必要があると目をじっと見てゆっくりとお話をされておられました。
両国の政府高官から、債務のわなといえばあれですけれども、分かりやすく言うと札束外交に対する強い警戒心を耳にいたしました。ケニアの高官からは、スリランカの問題を聞いたときには非常にショックだったと、ケニアはそのような方向に行くべきではないとおっしゃっておられました。それから、ルワンダの政府高官は、スリランカの事例からは真剣に学ぶ必要があると目をじっと見てゆっくりとお話をされておられました。
先ほど来、前原大臣が強調していますとおり、人口減少等、また財政的な制約を掲げる中で、私たちが今後札束外交をしていくわけにはいかないわけですね。より高い価値、理念を掲げ、そしてルールメーキングの段階から積極的にかかわっていく。ヨーロッパのイギリスだフランスだがやっているように、少ないコストながら非常に重要な価値を掲げることによって世界のルールづくりに積極的に関与していく。
○榛葉賀津也君 この自衛隊派兵と、派遣と並行してこのパレスチナ復興支援、これは是非、日本の中東外交がまた札束外交かという誤解を与えないように、きっちりとメッセージを行わなければならないと思うんですね。 これは、パレスチナ問題というのは正に横断的な問題でありながら、実はずっとパレスチナ人というのはアラブの中で政治的な道具として悪い意味で利用されてきた、おもちゃにされてきた、厄介者扱いされてきた。
さんざん使ってきたこのODA外交、そして苦労して構築したアラブ諸国との人間関係、それを戦争でずたずたにして、また戦争が終わったらあたかも慰謝料のようにODAをばらまいて札束外交をやると。そういったものをなくそうとして、もう少し戦略的に、計画的に、将来的展望を見てODA考えていこうというから、今ODA大綱の見直しをやっていると思うんですね。
これを別の面から見ますと、日本、これは百億ドルもの大金を出しながら、どうでしょうか、被援助国の皆さんから言わせますと、やれ金満国家の札束外交だとか、実は援助に名をかりた輸出ビジネスじゃないかとか、日本株式会社が政府を先頭にODAに名をかりて金もうけをしているんじゃないか、こういう批判が大変根強いわけですね。
経済協力は札束外交やエコノミックアニマルの資源収奪につながるものでは困るので、開発途上国に対する経済協力の基本姿勢をまず明確にしておいていただきたいと思います。 また、インドシナ三国は日本のASEAN接近に警戒心を持っているはずですから、したがって、中国をも含めたアジア外交全体に対する基本的態度を明らかにしておかなくてはなりません。
それは第一に、自民党政府の外交姿勢が、さきの佐藤総理時代には訪米一辺倒、田中内閣は札束外交と一部で言われているように、基本姿勢に対して諸外国が信頼をしておらない、こういうことに原因があるだろうと思うわけであります。第二に、海千山千の諸外国の外交駆け引きに対応できていない。在外公館を中心とする情報の密度かきわめて薄い。むしろ商社などの民間情報が早く、かつ密度が濃いと言われている始末であります。
札束外交であります。これについては、特に東南アジア諸国からいろいろとひんしゅくを買っておることは御承知のとおりであります。 そこで、時間がありませんから、単刀直入に伺うのでありますが、インドシナ半島あるいは朝鮮半島に見られる、いわゆる分裂国家と言われる国々に対して、政府はその南側に対してだけ手厚い協力を行ってまいりました。
——こういう湯水のように税金を使う札束外交をどうお考えでありますか。 さらに加えて、もう嫁入りをしておられるお嬢さんを伴っておられるようであります。新聞やテレビで拝見しますと、トップレディーのようにふるまっておられる姿を拝見するわけでありますが、どういう資格でお連れになっておるのか。相手方の招待は夫人同伴ということではありませんか。なぜ夫人を同伴されぬのか。
日本の経済援助がややもすると、悪い表現ですけれども、札束外交と受け取られたらたいへんでございます。総理大臣あるいは三木副総理、中曽根通産大臣、小坂特使等々がたずねられた国々で、経済援助の中身をどのように約束をせられたか、この点、具体的に、どこの国にどれだけの金額を約束をせられたのか、御説明いただきたいと思います。