1961-12-23 第40回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第2号
自殺未遂をいたしました機電係は、事件後、札幌鉱山保安監督部の監督官の取り調べを受けており、取り調べた監督官の言によりますと、同機電係は同鉱においては鉱内外の電気部門の全責任者であり、滝川変電所の停電と鉱内停電との関連、さらに停電後のスイッチを入れた時間等について取り調べを受けたのでございます。
自殺未遂をいたしました機電係は、事件後、札幌鉱山保安監督部の監督官の取り調べを受けており、取り調べた監督官の言によりますと、同機電係は同鉱においては鉱内外の電気部門の全責任者であり、滝川変電所の停電と鉱内停電との関連、さらに停電後のスイッチを入れた時間等について取り調べを受けたのでございます。
本災害の原因についてでございますが、鉱山保安局の方から川本石炭課長を派遣するとともに、札幌鉱山保安監督部におきましても、監督官が目下調査中でございます。ただいま状況を御説明申し上げましたように、相当崩落がございまして、災害の原因をまだ的確に見きわめるという段階には至っておりません。まず死体収容あるいは行方不明者の発見ということに重点を注ぐとともに、原因の究明には努めております。
まず道庁、北海道労働基準局及び札幌鉱山保安監督部の所管事項について、関係部局長より説明を聴取し、要望事項等の説明を求め、次いで管内の関係施設、札幌医科大学、同付属精神病院、札幌後保護指導所、釧路及び岩見沢労災病院、赤平明豊鉱業所の水圧砕鉱装置、住友赤平鉱業所の採炭施設及び洞爺、大雪山、阿寒国立公園の整備状況等を視察いたしました。
災害の発生原因は、私どもが茂尻鉱業所の災害現地を視察いたしました五日には、まだはっきりしておりませんでしたが、七日に至り、北海道札幌鉱山保安監督部から中間報告の形で一応の推定が発表されております。それによりますと、六片坑道の坑道掘進中、断層が出て炭層が岩石に変ったため、引立面の全面発破を施行しておったところ、断層面から一部分石炭層が現われ、そこから多量のガスが湧出し、それに引火して爆発した。