1974-11-12 第73回国会 参議院 建設委員会 閉会後第3号
特に工事中の札幌バイパスの早期完成と苫小牧、旭川、帯広等のバイパス計画の具体化が望まれておりました。総延長五万四千キロにのぼる市町村道の整備は、改良一七%、舗装四%と著しく低く、全国に比較しても立ちおくれが顕著であり、幹線中心の道路行政の片りんがうかがわれました。
特に工事中の札幌バイパスの早期完成と苫小牧、旭川、帯広等のバイパス計画の具体化が望まれておりました。総延長五万四千キロにのぼる市町村道の整備は、改良一七%、舗装四%と著しく低く、全国に比較しても立ちおくれが顕著であり、幹線中心の道路行政の片りんがうかがわれました。
道路整備につきましては、拠点相互を結ぶ幹線道路及び産業開発に必要な道路等に重点を置いて整備を進めるとともに、道央自動車道の一環としての札樽バイパスに引き続き札幌バイパスの建設に着手することとしております。 また、立ちおくれの著しい街路については、予算を大幅に増加し、その整備をはかることにしております。
○小熊政府委員 北海道のバイパスとしては、ただいま道路公団の総裁のほうからお話のございましたとおりでありまして、小樽市内のバイパス、それから引き続き小樽から札幌、さらに千歳、苫小牧というものを、小樽バイパス、それから小樽−札幌のバイパス、札幌バイパス、札幌−千歳というふうに分ければ分けられますけれども、一つの一貫した路線というふうに考えて調査をやっておるわけであります。
○小熊政府委員 札幌バイパスが三十六号線に接続をいたすわけですが、さらに延ばしまして、千歳−札幌間のバイパスというものが考えられるわけでありますが、まだ具体的な接続地点とか、あるいは路線の確定は、もちろんいたしてないわけであります。おっしゃいますように、千歳、札幌、小樽、それから市街交通、それら全部がある程度接続できるような計画で調査を進めておるわけであります。