2021-05-19 第204回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
当然、本明川を始め大きな川から調整池に流れ込む水は日々ありますから、これを外に出すために、開門というのは今でも毎日、毎日といいますか、とにかくいつもやっているんです。防災上の観点から、常に調整池の水位は外側の海よりも一メートル低くなるように管理されているんです。
当然、本明川を始め大きな川から調整池に流れ込む水は日々ありますから、これを外に出すために、開門というのは今でも毎日、毎日といいますか、とにかくいつもやっているんです。防災上の観点から、常に調整池の水位は外側の海よりも一メートル低くなるように管理されているんです。
水の水質環境に関しては本明川等から流れ込む汚濁負荷量といったようなものに関しての調査を行っておりますけれども、魚ですとか二枚貝の生息状況については諫早湾全体としての調査となっているという状況でございます。
それから、本明川からとればいいではないかというお話でございますが、これにつきましては、今、私ども、諫早湾で農業用水を取水していただいている地点は、当然ながら、干拓事業の実施前は海域で塩水だったわけでございますけれども、平成二十四年十二月に環境アセスをやりまして、仮に開門した場合にはどうなるかということを調べているわけでございますけれども、今の取水地点におきましては、塩分濃度が上昇をいたしまして、農業用水
今は本明川の河口に近いところで用水をとっているわけですが、そもそも本明川から取水をするということを検討した方が農業にとっては適切だと思いますが、いかがでしょうか。
もう調整池は要らない、本明川からの水を干拓地のどこかにため池としてつくって、ろ過して、それを使った方がよほどいい、調整池の水はあんなにたくさん要らないというふうにおっしゃっているわけですよ。これはやはり一聴に値するのではないかなというふうに私は思うわけです。 この状況をどういうふうに受けておられるでしょうか。
○政府参考人(末松広行君) 今先生お話ありました点について、いろいろな対策、特に、平成二十六年五月の決算委員会で委員から御提案あった、本明川にまた河口堰を設けて取水をするということ、これについては、そのときにもお話ししたかと思いますが、代替水源の一つの方法として検討を行った経緯がございます。
○政府参考人(森北佳昭君) 委員御指摘のとおり、本明川の支川、半造川、小ケ倉川におきましては、これまで浸水被害、発生をいたしております。 現在、半造川の国が管理する区間におきましては、河川の拡幅とそれに伴います島原鉄道の鉄道橋の架け替え等を実施しているところでございますし、県が管理します小ケ倉川につきましては、河川改修のための用地調査等を実施しているというふうに長崎県から聞いております。
環境アセスメントの手続を経て、開門した場合の防災上、農業上、漁業上の影響に対して必要な対策工事を長崎県の地元関係者に提案してきたところでございますが、具体的には、今委員がおっしゃったような、この本明川、これに河口堰を設けて取水するということについては、代替水源、水を代わりにどうするかということの検討を行う初期の段階で一つの方法として検討を行った経緯がございます。
そういうことで、委員御指摘のように、許されないことではないというふうに考えておりますが、ここの本明川につきましては、平成二十二年、福岡高裁の確定判決以降、農水省から委員御指摘のような協議の求めは私どもございません。
○副大臣(奥田建君) 委員が御紹介いただきました長崎県諫早の本明川ダム、一級河川で直轄事業という中で計画を立てているところでもあります。 今御紹介いただきましたように、事業評価で継続ということになっております。
例えば、長崎県諫早市にあります本明川ダム、これは八月二十二日にここも集中豪雨が降りました。四十分で二・四メートル、一時間で三メートル川の水位が上がった状況でありますが、この本明川には洪水防御のために平成六年度から建設事業に着手していた本明川ダムがありますが、これは今検証中ということになっています。しかしながら、事業評価監視委員会における審議においては事業継続との結果が出ています。
それが、日本一の六メーターという干満の差、激流でどおっと本明川のあの川口に持っていくんだよ。たまってくるんだよね、こうして。ふさぐんですよ、水路を。 だから、地元の人たちは苦労して苦労して、江戸時代から、ずっと昔から、みお筋をつくっているのよ、泥まみれになって。それを、苦労して苦労して、こういう生活は嫌だと。昭和三十二年には大水害で何百人と死にました。
整備途中の本明川の平成十七年の整備状況を見て、常時排水の改善を防災機能として評価するのは困難だと言っているんです。完成していないんだから、まだ。途中を見て困難だと言っているんです。 それから、気象予報は八十三回のうち二十五回しか当たっていないというデータがあるのに、相当程度実績と符合する予報と判断し、その予報をもって、必要なときには閉めればいいじゃないか、こう言っているんですね。
今、そのデータを収集し分析し、それで河川からの、これは本明川だけじゃございませんが、そういったことが可能か、分析しているということでございます。
その中で、本明川ですね、本明川、恐らく、もし開門をした場合にはそこを代替水源地に求めなければ水はないと思う。その本明川の管理が農林水産省から国交省に移行したでしょう。国交省と農林水産省は具体的にその合議はしていますか。
○岩永浩美君 それは本明川から何トンぐらい、そのほかの河川からどれぐらいなんですか。いろいろ精査をしているというなら、主に取水するところがどれぐらいなのかということを具体的に示してください。
これは、現地でいいますと、小野平野、小野地区と呼ばれるところに言わば集中して、あるいは本明川の河口域のところに整備をされていることが一目瞭然だと思うんですね。この①から⑥は排水ポンプ、排水機場を示したものですけれども、これと併せてかんがい排水事業あるいは排水対策特別事業などが行われてまいりました。
これは去年の四月に本明川の河口から諫早湾の潮受け堤防の水門延長線上を河川管理区域となっていますね。諫早湾の干拓調整池や防災機能や河川の内水対策について国土交通省で改めて検証されると聞いておるけれども、その予定はどうなっているのか、この件について説明してください。
諫早湾には日本で一番短い、そして流域の小さい一級河川の本明川が流れております。その上部ではダムを今後造ろうかというような計画もあって、実は自治体からも国に対して再三の要請が行われております。
そのために、いわゆる本明川本線のしゅんせつも可能になったということを御説明申し上げたわけでありまして、当然のことながら、諫早湾干拓事業と河川のさまざまな工事、あるいは背後地における排水対策と一体となってその排水効果が発現されるというふうに理解をいたしております。
つまり、潮の干満差が五、六メートルになる諫早湾では、満潮時になると潮が逆流して、大雨が降ると逆流して、本明川の水が流下しにくくなる。ゆえに、潮受け堤防で湾を締め切れば諫早市街地の洪水はなくなるという論理ですね。 ところがそれは、専門家の検証で、どんな豪雨時でも逆流するのは一・五キロから二キロメートル上流までしかいかない。これは諫早水害史にも載っているはずです。載っていますよ、記載されている。
潮受け堤防は、本明川などの川の流れを海から断ち切る長大河口堰と考えられます。これが有明海の環境悪化に果たす役割は、大略、次の三つに分けられます。 一つは、有明海の潮汐と潮流の大きな減少であります。 図四に有明海の湾奥の潮汐の減少を示しておきましたが、この減少の影響の中で、この減少の六五%は河口堰の影響であるということを示すことができます。これは潮汐がそうです。
したがいまして、調整池の珪酸濃度は、基本的には本明川等の流入河川の珪酸濃度を反映したものと考えておりまして、本事業の工事により調整池に大量の珪酸が流出するようなことはないものと判断しております。 なお、調整池の珪酸濃度は、筑後川を初めといたしました有明海に流入する主な河川の珪酸濃度と比較いたしましても特に高い濃度ではなくて、調整池から海域への珪酸の流出が特に多いとは考えておりません。
これらの水質は、本明川等の河川から流入する負荷によって形成されておりまして、基本的には流入河川の水質を反映しているものと考えられます。なお、調整池のCODの値につきましては、有明海奥に流入いたします六角川等の河川水質ともほぼ同様の水準ということになっております。
やはり本明川の流れに沿った、そういう、あそこにあるそれぞれの干潟の機能を生かしたものでない限り、お金を湯水のごとく使う事業になりかねない。
だから国土交通省も、この堤防だけじゃだめだというので慌てて本明川の拡幅をやったり、私も現地をずっと見せていただきましたけれども、要所要所には樋門をつけたり、あるいは排水ポンプも据えたりしているわけです。こうして市内の洪水被害については防止できるようになった。しかし、低平地の農地についてはまだこれじゃだめだというので、さらに、水路を整備したり大型のポンプを据えたりというようなことをやっている。
そのときは、急速に本明川が、水位が上がりました。周辺の土地は、どうしてもゼロメーターでございますから、その本明川の本川に水が流れ込まないというようなことで、やはり内水被害ということで、床上、床下浸水はあったわけでございます。
○太田政府参考人 洪水の防止機能は、先生御指摘いただきましたとおり、上流からの洪水対策と下流での高潮等を含めた潮汐の調整、この二つによって成り立っておりまして、現在、マイナス一メートルに調整池の水位を確保しておることによりまして、毎日の潮汐の影響が本明川等河川になくなっております。
余裕高についてですが、その余裕高まで水を流すということになると、本明川ダムがなくても流せるんじゃないかとか、ぶっちゃけた話をすれば、大野川の場合も河道の拡幅あるいは掘削は可能なんです、それで矢田ダム一個なくしてしまうというのも、あながち全く不可能な議論ではなかった、本当は余裕高でいくと、立野ダム一つが吹っ飛んでしまうなどの発言が続出しております。
これらの水質につきましては、本明川等の河川から流入する負荷によって形成されておりまして、基本的には流入河川の水質を反映しているものと考えております。例えば、調整池のCODの値ですが、有明海の奥の方で流入しております六角川等の河川水質とも同様の水準ということでございます。
諫早湾というところ並びに本明川というところは非常に防災上厳しいといいますか、ところでありますので、この防災上の観点からいかがお考えでございましょう。この事業についての評価ですね。