朝鮮人、本島人と雷いてありますね。本島人とは何です、これは。
それで戦前に内地の人と養子縁組みをしまして内地の戸籍に入りまして、台湾の本島人と結婚してその人は婚姻によって日本の内地の戸籍に入りまして、それで旧法時代に親族入籍と申してその一族がずっと日本の戸籍に入っちゃっているわけなんですね。台湾に住んでおりますので、台湾の方が中華民国に入るという時点において、向こうがみんな戸籍をつくりまして向こうの戸籍に載っているということなんです。
ただ、韓国の場合には、御案内のように日韓条約ができましたので、その暁におきまして支払っておるわけでございますが、台湾の本島人の場合には現在支払っておりません。
これは、見出しということはどういうことかといいますと、「望ましい台湾独立 カギ握る本島人の意志」という見出しをさしてあなたは言ったわけですね。そうですね、あのときは。
台湾には現在千二百五十万人の本島人と、中国大陸から逃げてきた蒋介石グループの二百万人がおり、後者によって支配されているが、台湾問題はこれを区別しないでは考えられない。台湾人の自由意思によって中共から独立したいと望むならば、それが一番いい。もちろん台湾人も中共政権下にはいりたいとは思ってはいまい」という発言をしておられるわけですが、これはこのとおりですか。
私は、しばしば台湾人まあ本島人諸君から、一体日本はかつて台湾を統治して、いいこともしたけれども、われわれを兵隊にも使った、そういう過去の責任に対して、一体われわれをどうしてくれるのかという詰問をしばしば受けております。一体、韓国々々といって騒いでいるけれども、まず日本人の援助を積極的に希望しておる台湾のめんどうを見てくれたっていいじゃないか。
ところが、片や情報をずっと聞いてみますと、台湾にも、蒋経国、陳誠との間の国内不安、大陸、本島人との問題、いろいろな問題が内在し、さらに、ラオスにおいては、すでにもうその国内の中立性は定着しておるのではなくして、最初の方向とは違ってきておる。それからベトナムにおいても同じだ。こういう情勢と加えて、韓国の最近の不安が続いておるわけであります。
そこでは何ら戦争の被害——もちろんそれは台湾の本島人の物資の徴発その他もございましたでしょうが、中国本土の被害問題についてははかり知れないものがあるわけです。
台湾は、本島人を入れましても、わずかに一千万人にすぎないわけであります。
この祖先を崇拝する本島人のあの墓場を見て、われわれは安心ができた、われわれの同胞の遺骨が野ざらしになっておるというような報道は、何かためにする報道であって、あれだけの大戦闘が行われたのであるから、あるいは惨たんたる遺骨の姿ではなかろうか、ころいう心配は、そこで胸から消されたわけでございます。みな遺族の者はほっとしたような気持でおりました。
私もこれには賛成でありまして、元来台湾の本島人というものは蒋介石政権に対しても好感を持つていない、中共政権に対しても好感を持つていない、実は五百万内外の民族が長い間支那本国から独立して住んでおる、違つた環境のもとに住んでおるがために、民族的な関係は福建人と同じでありましても、やはり自分らだけで自治でやつて行きたいという希望が非常に強いのであります。
在来の台湾の本島人は大陸から来た人々を外省人と呼ぶのであります。中華民国政府は目下その融和に努力しておりますが、ただ気の毒に思うのは、政府は現在中国語を国語としているのでありますが、日本の領台五十年間の日本語教育を受けて来た現在二十才以上の本島人は、日本語は漸次忘れてはおりますけれども、中国語は未だ十分でないという状況に置かれてあるのであります。
外務省関係のポツダム命令は出入国管理令、外国人登録令、北緯二十九度以南の南西諸島に本籍を有する者の渡航制限に関する臨時措置令、朝鮮人、中華民国人、本島人及び本籍を北緯三十度以南(口之島を含む)の鹿兒島県又は沖繩県に有する者登録令及び入国管理庁設置令の五件でありますが、このうち出入国管理令及び入国管理庁設置令につきましては、一部改正の上存続し、北緯二十九度以南の南西諸島に本籍を有する者の渡航制限に関する
その第六点は、従来ありました命令の廃止規定でありまして、すなわち、昭和二十一年厚生省令、内務省令、司法省令第一号の朝鮮人、中華民国人、本島人及び本籍を北緯三十度以南(口の島を含む)の鹿兒島県または沖縄県に有する者の登録令及び昭和二十五年政令第二百二十七号、北緯二十九度以南の南西諸島に本籍を有する者の渡航制限に関する臨時措置令の二命令を本法案において廃止した点であります。
○岡崎国務大臣 これはポツダム宣言の受諾に伴い発する命令に関する件に基く外務省関係諸命令の措置に関する法律案の提案理由の説明というのでここで説明したはずでありますが、それによりますと、北緯二十九度以南の南西諸島に本籍を有する者の渡航制限に関する臨時措置令及び朝鮮人、中華民国人、本島人及び本籍を北緯三十度以南の鹿兒島県または沖縄県に有する者の登録令は廃止することとして、これにかわるべき外国人登録法ができるのでありますが
外務省関係のポツダム命令は出入国管理令、外国人登録令、北緯二十九度以南の南西諸島に本籍を有する者の渡航制限に関する臨時措置令、朝鮮人、中華民国人、本島人及び本籍を北緯三十度以南(口之島を含む)の鹿児島県または沖縄県に有する者登録令及び入国管理庁設置令の五件でありますが、このうち出入国管理令及び入国管理庁設置令につきましは、一部改正の上存続し、北緯二十九度以南の南西諸島に本籍を有する者の渡航制限に関する
こうした状態の中で住民の不満は目下全島に充満しており、その結果は日本の統治時代よりも遥かにひどい現状をはかなんで「狐が去つて、豚が来た」という言葉が、今や本島人の合言葉となつておるとのことであります。かかる台湾の現実について、吉田外務大臣はどのような情報をつかんでおるか伺いたいものであります。これは誠に重大なことである。
これらの在外、在米沖繩人と本島人との間に何か御関係があつて、或いはこういう事情をもう少し、日本を通すよりも直接にワシントンその他外国にわからせるというような御努力がありますかどうか、その点二つお伺いいたしたいと思います。