1958-02-28 第28回国会 衆議院 予算委員会 第14号
徳川時代に、徳川家康の末期と秀忠の最初のころに、ほんとうに実際的の政治をやったのは本多正信でございますが、本多正信が、徳川幕府をささえるために、一番多くの大衆でございます日本の農民を収奪して、その権力をささえようといたしました。百姓をして食わしむべからず飢えしむべからずという方針で、百姓から収奪をしようとした。
徳川時代に、徳川家康の末期と秀忠の最初のころに、ほんとうに実際的の政治をやったのは本多正信でございますが、本多正信が、徳川幕府をささえるために、一番多くの大衆でございます日本の農民を収奪して、その権力をささえようといたしました。百姓をして食わしむべからず飢えしむべからずという方針で、百姓から収奪をしようとした。
しかしその問題が非常に大きくなりましたのは、徳川時代の本多正信の、百姓を食わしむべからず、飢えしむべからずというようね農民の収奪政策のために、士農工商の二番目の上位の虚名を与えて、多くの農民から収奪した。そのために農民以下の階級を作るということによって、農民に観念的な満足を与えた。