1990-06-13 第118回国会 衆議院 外務委員会 第9号
なお、さきの大戦の際に沖縄が戦場になり、沖縄の方々がみずから戦火の中で戦われ、そして米軍がそこに上陸をして、さらに本土進攻のためのいわゆる基地を建設するという過程から戦後の米軍基地、こういう長い一つの歴史の中で沖縄の方々には大変御苦労をかけているということは、私が外務大臣としても、心から沖縄の方々にもそういう意味で御迷惑をかけているというふうに感じを持っております。
なお、さきの大戦の際に沖縄が戦場になり、沖縄の方々がみずから戦火の中で戦われ、そして米軍がそこに上陸をして、さらに本土進攻のためのいわゆる基地を建設するという過程から戦後の米軍基地、こういう長い一つの歴史の中で沖縄の方々には大変御苦労をかけているということは、私が外務大臣としても、心から沖縄の方々にもそういう意味で御迷惑をかけているというふうに感じを持っております。
昭和二十年八月十五日に政府がポツダム宣言を受諾いたしまして無条件降伏をいたしましたので、米軍の対本土進攻作戦は中止されましたが、昭和二十五年の朝鮮動乱を契機といたしまして、米占領軍は沖縄の米軍基地を米国の極東軍略体制のかなめとすべく本格的な航空基地としてこれを整備するようになりました。米軍がこれを使って朝鮮動乱あるいはベトナム戦争などを戦ってきたことは広く知られているところであります。
しかし、だからといって、その後われわれが中国の指摘するように、台湾の本土進攻をそのかした事実もなければ、独立運動に手をかした覚えもまたないわけであります。にもかかわらず、台湾問題がネックになるということについて外務大臣はどうお考えでありますか。
○岩間正男君 沖縄の第七心理作戦部隊ですね、この部隊は沖縄を本拠として現在韓国台湾、南ベトナム、タイ、ラオス、アジア全域に分遣隊を派遣して、朝鮮の社会主義政権の転覆・国府による中国本土進攻をそそのかす謀略放送を行なっているということは明らかですね。これは御存じでしょう。
次に今度はサイミントン委員会のあの速記録によりますというと、沖繩の牧港地区にある第七心理作戦部隊、これは朝鮮民主主義人民共和国政府の転覆あるいは中国本土進攻をそそのかす謀略宣伝を行なっています。ビラをたくさんまいている。
前の台湾省が管轄しておった以外の金門、馬祖も領有しておるとなると、つまり将来の本土進攻を意味づけることになる。それで台湾の政権の権威を維持することができるためだ。要するに面子の問題だ。それでありますから、われわれは、面子の問題だけに彼らはとらわれておるが、面子だけにとらわれる必要はない。
それから、今次の協定がうまくいきませんでした理由は、どういう点にあったかと申しますと、やはり一般的政治的な点と技術的な点と、両方ございまして、ちょうどあの時期は、台湾に岸さんが参られまして、そうして、台湾のいわゆる本土進攻作戦などに対しで、岸さんが好意的発言をされたというようなことも伝えられまして、非常に中国の神経を刺激しております。
また台湾政府の方におきましても、最近は本土進攻ということをあまり言わなくなってきた。これは緊急関係が非常に緩和しつつあると思うのであります。