1948-09-27 第2回国会 参議院 治安及び地方制度委員会 閉会後第2号
中共軍内にある旧日本軍人に対しては從來種々の臆測が行われていたわけでありますが、本土中共軍中には極めて少数のものが軍医或いは重火器操法の技術者として留用乃至強制徴用されておる。その大部分は滿洲の中共軍内におるということのようであります。
中共軍内にある旧日本軍人に対しては從來種々の臆測が行われていたわけでありますが、本土中共軍中には極めて少数のものが軍医或いは重火器操法の技術者として留用乃至強制徴用されておる。その大部分は滿洲の中共軍内におるということのようであります。
しかもこの軍需品が本土決戰というような関係上、非常に各地にばらまかれまして、一つの縣でも非常にたくさんあつて、縣知事が受領の責任者でありますけれども、実際にそこに行つて受領する者は警察署長であり、地方事務所長である。これはその引取りの実情上やむを得なかつたのであります。そこで引取りの方法もいろいろ部隊々々の考え方で違つたのであります。とにかくこちらに引受ける。
○成瀬委員 私のお尋ねせんとするところは、ただいまの應答によつて大体わかつたのでありますが、戰時中におきましては労力の非常な不足と、軍の要請によつて過伐をいたしたことは言うまでもないが、戰後におきましては、農地改革等に伴いまして、本土の八割四分を占める廣汎なる森林、これに対して計画的の活用、これが非常に大切なことである。
又最後の高松港は御承知の通り、四國は周囲が海に繞らされておりますので、本土との連絡とか又は他の産業の関係におきましても、四國に今まで海運局がないということは、運輸当局特に海運総局の政治力が弱かつたということを物語つておるのでありまして、今回海運管理部が海運局に昇格になるということも、これ亦当然でありまして、三海運管理部の海運局に昇格の件は、国会としても妥当と認める点であります。
○中島委員長 関門國道トンネルは、本土、九州の交通、文化の交上流大動脈としてその重要性は今さらいうまでもなく、昭和十二年に工事を始めてより着々その成果をあげつつあつたにもかかわらず、同工事に対する現在の予算額はあまりに僅少で、單にその現状維持さえ困難となり、工事は停止のやむなきに至つている。ついては同工事を促進されたいというのである。
本請願の要旨は、北海道禮文郡香深村会所前の船入澗は設備不完全のため利用度が大いに縮小されている、しかるに同港は北海道本土と内地との連絡港として、又近海漁場の避難港として重要なる位置を占め、特に北洋漁場に失つた今日、益益その重要性を高めつつある、ついては該船入澗を香深港として速やかに大改修工事を施行されたいというのである。
從いまして、どうしても九州と北海道で堀りました良質の炭を、本土の輸送用に使うということになるわけでありまして、その点は本土に新しい炭田を開発してこれを供給するという問題は、実行上非常に困難でございます。
○政府委員(小笠原光壽君) 國際事務局の経費は、過去の実績から考えますると、過去の実績を例に挙げまして申上げますと、一九四四年、即ち昭和十九年における日本の負担は、日本本土に対しまして、一万二千二百五十スイス・フラン、当時の朝鮮につきまして、四千九百スイス・フラン、それから、その他の日本の属地にたいしまして、四百九十フラン、合計いたしまして、一万七千六百四十スイス・フランでございます。
答、日本本土に存在する者にして進駐軍を除いては、全部適用する考えである。質問の七、本法案は性病撲滅を目的とすると思うが、結果として重大な点は、人権蹂躙の問題が起き易い点であると思うが、その点人権尊重という点を注意されておるかどうか。答、性病にかかつていると疑うに足る正当な理由があるものという條件によつて縛つておる。
○小笠原政府委員 先ほど申しました数字は日本本土の数字を申し上げたのでございまして、実は漏らしましたが、そのほかに一九四四年におきましては、朝鮮の分としての負担金は四千九百フラン、朝鮮以外の属地全体として四百九十フラン、それに先ほど申しました日本本土の一万二千二百五十フランと合計しまして、一万七千六百四十スイス・フランとなつております。
こうして北海道のあらゆる罪悪が、渡り鳥のように冬の間に南へ向けて、青函海峡を渡つて本土へ來る。そうして町をどんどんと南下して來る。これが各地でいろいろな大きな社会問題を起したのであります。これに対して私は当時僭越であつたけれども、監獄部屋廃止問題を取上げて、土建業者と鬪つた。しこで当時における北海道の土建業の内容について、相当メスを入れて研究をしたのであります。
これは当然私は本土と北海道をつなぐところの交通路といたしまして、現在の津軽海峡というものは將來において必ずトンネルをつくらなければならぬのではないか。そういたしますると、現在運輸省において計画しておるところの計画と並行して、一大國家事業としてこれをやつていくことがきわめて必要ではないかと考えます。
かつて本土決戦を豪語したる軍部の態度はこれであつた。さすがに昔とつた杵柄である。ヒトラーのごとく、ムソリーニのごとく、しかしてスターリンのごとく断固邁進せよとかけ声をした、往年の西尾ファッショの面魂を彷彿たらしめるものがある。
これは貿易等臨時措置令のように、現在の領土関係の未確定の場合に、その未確定な島嶼と本土との間における物の移動関係をも輸出入関係としまして、これを取締る必要があるからでありまして、この命令で定める地域と申しますのは、千島列島、小笠原諸島、硫黄列島、大東島列島、南鳥島、中鳥島等を除く予定であります。
○説明員(八木次郎君) この法律の中にあります輸出入と言いますのは、日本本土全部を含めたものから外國へ出すものという意味でありまして、道府縣の間の移出、移入の関係は規定してありません。
それでこの人口問題の解決のためには、まず産業の振興ということが第一であるわけでございますが、何と言いましても、天然資源の少い日本の本土において、その増加する人口を收容する限度というものは、およそ限りがあるものと考えておるのであります。そこでその次に考えられますのは、産兒の制限ということであり、さらに移民ということでなければならぬと思うわけであります。
○田中專門調査員 鹿兒島縣肝属郡佐多町大伯港は大隅半島の最南端に位する天然の良港で、その背後は本土ただ一つと亜熱帶地域として、特殊の産業が起り、その將來性を約束されている。ついては、大隅、熊毛の開発上、その特殊連絡港として、國の地方指定港に認定されたいとの意である。
○黒岩委員 本請願の要旨は、四國は本土と海をもつて隔てているために、文化の恩惠に遠ざかつていたが、今や学制改革に際し、各縣一体となり四國綜合大学の設立に努力している。しかるに東方近畿には、京都、大阪の各綜合大学あり、西方に九州大学あり、北方の中國地方にも綜合大学が設立されんとしている。ついては四百万の住民を有する四國にも、綜合大学を設立されたいとの紹介説明があつた。
さらに近い將來に來朝を予想される観光客に対する下準備として最も肝要なアメリカ本土向けパンフレツト、ポスターその他の宣傳物も、用紙入手難のため、目下のところほとんど作成は絶望に関い状態にあるのでありまして、これではわれわれとしてせつかくの意欲を座折せしめらるるのみならず、実際活動面においてもまた、観光立國の実を十分に発揮し得ない憾みがあるのであります。
新日本建設に渇望せらるる産業復興及び國民生活向上の見地から、本土と九州を速やかに結び、運輸、交通の円滑はもちろん、通信、送電、水道等の合体を期しておる次第でありまして、完成後における本隧道の効果は、別册「関門隧道について」に述ぶるごとく、交通、産業、文化交流の大動脈となり、通行人運賃の節約、貨物積卸費節約、自動車利用率増加による利益、船舶の節約額等総合したる節約額は年間一億八千三百万円に上る構想でありますから
殊に本土の中國において、東海及び北陸の連絡上重大なる関係あるところの岐阜富山間約五十七里の間が、僅かに戰軌の高山線を有するに過ぎないのであります。縣道岐阜富山線を國道に編入することを請願する趣意がそこにあるのでございまして、その沿線には非常に木材の資源がたくさんあり、また地方民としてもひとしく文化の思惠に浴したいと熱望しておる次第でございます。
これに対して農林当局の答弁は、農林省では漁港、船溜関係を予算に組んで要求いたしましたが、本年度は四月以降暫定予算で、新規のものは本予算まで見送りとなり、而して本予算もその編成に当り公共事業費が甚だ減額されて、当初の要求では、本土九十三漁港の中、新規三十五、船溜十、北海道十七漁港の中、新規十三、これに風水害関係を加えて十一億五千万円で、これが通過すれば、十分期待に副い得ると思うが、これに対し安本において
なおこの上雨がうんと降るというときには、日本の本土の土の中には十分水を吸つているから、そこへ大きな降雨量があつたら、もうゆゆしき問題が起る。そこで申し上げますが、濃美平野の土地改良について、昔宝永年間でありましたが、たつた三百町歩を干拓するために、あの木曽川の境にある岐阜縣の笛松陣屋から、ある大地主に三十五万両の金を貸して、そしてこの三百町歩の土地を干拓したということであります。