このメモ、二〇〇二年の七月二十三日に首相官邸で行われた会議の記録とされているわけでございますが、それが真正なものであるかどうかということにつきまして、日本政府としてはコメントする立場にはないわけでございますが、六月の二十九日にイギリスの下院において質疑が行われておりまして、質問を受けまして、ブレア首相は、本件メモその他の文書は、先ほど御議論になりましたバトラー委員会報告書でカバーされている、さらに、
小松一郎
本件メモは、当日のやり取りが必ずしも正確に表現されたものではなく、本件会談において、高木局長が森副社長に対し、個別の会社名にまで言及したかについては十分に確認が取れたわけではありませんが、仮に、高木局長が本件メモに記載されているような発言があったとして、これが秘密を漏らした行為と言えるかにつき検討いたしました。
竹中平蔵
○丸山政府委員 繰り返して申し上げますが、本件文書、文書と呼びますか、本件メモは正規の文書でございません。したがいまして、この前も申し上げておりますように、正規の登録簿に登録されたものでない、いわゆる幕僚間の研究のメモでございまして、その当時この幕僚間において作成したメモについての整理番号があったわけでございます。その整理番号が大変正規の番号に類似しております。
丸山昂