1948-03-19 第2回国会 衆議院 予算委員会 第10号
そうして今官公吏のうちに起つておるところの一切の憤懣をここに一掃いたしまして——一掃ということはできないにいたしましても、特に緩和いたしまして、そうして能率をあげるように全力をあげられんことを望みまして、大体本予算案に対して賛成の意を表するものであります。 なお先ほど磯崎委員から申されましたように、水害対策というものは、これはすでに作付を前にいたしまして、きわめて緊急なものであります。
そうして今官公吏のうちに起つておるところの一切の憤懣をここに一掃いたしまして——一掃ということはできないにいたしましても、特に緩和いたしまして、そうして能率をあげるように全力をあげられんことを望みまして、大体本予算案に対して賛成の意を表するものであります。 なお先ほど磯崎委員から申されましたように、水害対策というものは、これはすでに作付を前にいたしまして、きわめて緊急なものであります。
本予算の執行にあたりましては、過般來本委員会におきまして、同僚諸君よりの質疑に対し、各大臣より表明せられましたる政府の意図を、十二分に効果をあげるよう、最大の努力を拂われんことを要望してやまないのであります。 なおこの機会に特に政府当局に強調いたしておきたい二つの事柄があります。
民主党を代表して長野重右ェ門君より、本案審議の際における政府側の答弁の効果をあげるようにとの希望があつて賛意を表し、また民主自由党、社会党、民主党の代表よりそれぞれ、水害地復旧費、六・三制経費が本予算に計上されていないのは遺憾であるが、これはぜひ次の予算に組み入れるべきであると条件をつけ、討論を終り、採決の結果、全員一致をもつてこの三予算を可決いたしました。
それでずつと現在まで來ておるのでありますが、これは現在本予算の問題として取上げられているわけでございます。本予算の編成が遲れまして暫定予算ということに相なりまするので、新しいものは原則として暫定予算にはいれてまいりません。本予算のときにこの問題は考慮せられるのでありますが、いわゆる過去にさかのぼつての給與ということは、私の考えでありまするが、ちよつと困難な点がありはしないかと思われるのであります。
從つて來年度の大部分にわたる本予算を編成する際には、おそらく現在立案中の行政整理案が、一應の具体的の案として出てくることを考えておりますが、御承知の通りに官公廳の役人は、六十万にも上る数であります。
今日の事態といたしましては、先ほど申しました予算外契約としてすでにあるところをフルに活用いたしまして、何とか遺憾なきを期したいという考えでありますが、さらに事ここに至つては暫定予算並びに本予算におきまして、でき得る限りの処置を講じなければいかぬと考えているのであります。この暫定予算における見透しが立ちますれば、暫定予算の水害の関係の分につきましては、本年度の予算を差繰つてもこれを実行いたしたい。
○福田政府委員 ただいま政府において、國会に提案することを計画しております本予算に伴う給與支給に関する法律案におきましては、さような、のまなければ技拂わぬというような規定は、計画しておりません。
それはさきに申し上げました二十三年度の本予算について、まだ明確に申し上げ得る段階にはいつておりませんので、さつきの政府委員の答弁同様に、ひとつ御了承を願いたいと存じます。ただこれは別な意味で、鉄道通信ともに非常に赤字を出しておりまして、独立採算制をどうしてもはつきりさせなければならぬ、そういう観点から、今の現状で続けることはできない状態にあるということだけは、ひとつ御了承を願いたいと存じます。
本予算案を審議するに際しまして、一應首相の施政演説を承つた方が都合がいいかと考えるのでありますが、この審議は相当に急いでおられるとも言われておりますので、やはりその首相の施政方針演説とにらみ合せて審議を進めるベきであると思いますが、大体いつごろその施政演説をやられる方針であるか、伺つておきます。
暫定予算は一箇月でありますが、並行いたしまして十二箇月分、すなわち本予算の準備をただいま進めておるのであります。この本予算は十分の審議期間をおいて、四月中に成立し得るように努力はしておるのであります。
よつて本委員会の意思というものは、次に來るべき昭和二十三年度の本予算の中に織りこんでいかなければならないと考えられるのであります。委員長は昨日大藏大臣と私的な会合をいたしたのでありまするが、大藏大臣といたしましては、漁港築設の箇所、並びにその設計計画及び予算等を十分檢討して、委員会において要望があつたならば、予算編成の上には相当の考慮を拂いたいという言明があつたのであります。
ただ、ただいま組閣中でありまして、暫定予算でありますから、その全貌を現わすことはできないと思いますけれども、暫定予算に次いで本予算などの編成ができます場合には、そういう点を十分あげるべきであり、私はそういう考えを年來もつておりますので、ここで表明いたしたいと思うのであります。 それから金融の面であります。
本予算において何とか考慮できるかもしれないというようなお話がありましたが、これは私個人の意見でありましたので、ぜひ本委員会といたしましても、この未復員給與法の改正、いわゆる給與額増額に対してぜひ各委員会の御協力を願いたいと存じます。次回の委員会あたりにこれを議題といたしましてぜひ御論議願いたいと存じますが、本日も何か御意見がありましたら、ぜひお聽かせを願いたいと存じます。
○西村(久)委員 私は本予算案につきまして質疑を試みまする前に、追加補正十四号、特第八号は、片山内閣の提案に基くものか、昨日指名を受けました新総理大臣によつてこれを施行していくという意味合で提出になつておりまするのか、この点もはつきりいたしたいと思うのであります。芦田首班がきのう議会の指名は受けて、おりまして、陛下の認証を受ければ総理大臣となられるのであります。
その責任者たる総理が出ずして、本予算案の審議をせよということは、御無理じやないかと思うのであります。私は片山さんの御出席を促して、御出席のあるまでは、本予算の審議に移るべきものでない、かように考えるのであります。その理由は、本予算は前に出ました補正十三号と、特七号とに関連のありまする組替予算であります。
この意味において本予算にわれわれは反対するものであります。 第二点は、これもすでに本会議場で各政党の大多数の方が質問の形で申し述べましたが、これは明らかに政府が政治的な陰謀をもつておる。政府はすでに一月三十一日が期限である。これに急ぐためにこういうふうな財源を求めなければならないということを、しばしば申されましたが、しかしながら、實際この予算は、すでに去年の十一月からの問題になつております。
○黒田委員 私は昨日の質問に引続いて、本日政府に質問を継続したいと思つておりましたが、本予算の性質から、速やかに本予算に対する本委員会の態度を決定する必要があると思いますし、第二には、昨日まで私が大藏大臣等から承りました御答弁によりまして、そしてまたその後の情勢によりまして、政府の方針も、大体はつきりわかつたと思いますので、私はこれ以上質問を継続いたしますのも無用であると考える。
そこで私の目から見ると、また予算委員長の懇談会の席上における御報告からいたしましても、本予算の財源を運賃の値上げ、あるいは郵便料金の値上げにあえてこれを求めなくても、どうにかし得られるという法論に達することができると思う。そこでわれわれといたしましては、少くとも私は、これをどうしても組み直してもらいたいと考える。
こういう情勢に際しましては、通貨問題、物價問題、賃金問題に関しても、現下の経済情勢に対應いたしまして、再檢討しなければならないと考えておりまするのて、その時期、方法等も愼重を要しまするが、大体二十三年度の本予算を提出いたしまするときに、これらの問題る十分考慮した案を、諸君に示し得ると考えております。
それは四十七万四千人の本予算の定員を四十一万五千という、約六万の予算定員の人員の整理をやつております。六万もこれだけ切つた省は、各省の中で私はないと思います。このために約十一億の節約もしておつて、いわゆる増收、あるいは支出の節約については、相当思い切つたことを逓信省はいたしておると考えております。こういうふうにしてもどうしてもつじつまの合わない点は、ある程度料金の値上げにもつていかざるを得ない。
今後におきましては、その予算編成において、実はいい財源その他はすでに取上げられて、本予算等に組みこまれておる。実にこの追加予算は、あとの残つたものを掻き集めるというような、まことにインフレーシヨン下における追加予算の編成という困難なる仕事のもとに進んでおるのであります。本予算、その他の來年度の問題につきましては、すでに本会議でも御答弁申し上げたのであります。
ちよつとこれは本予算分でありますからまずいですが、昭和二十二年度の追加予算は、主として予算の編成にあたつては、関係方面と大藏省との間の協議によつて決定をされて、その決定をされたものが予算委員会に提出されてくるという形になつておる。
なお二十三年度につきましては、これは本予算を現内閣が編む立場にありますし、諸般の事情を考えまして、この税の軽減その他については、收支その他の許す限りにおいて、これの実現をいたしたいと考えているような次第でございます。
ただ、この滯納税金につきまして、今現在九百億以上の滯納があるという意味ではないのでありまして、これは本予算で六百九十五億の税を確保することになりますし、さらに、この十二月一日からすべり出しましたところの追加予算において、六百五十三億の税を確保するわけであります。
この二十三年度、即ち明年度の予算の編成方針と態度についてのお尋ねがあつたのでありますが、これにつきましては実は現内閣は昨年の半ばに成立したのでありまして、追加予算を編成しただけでありまして、本予算を通じての編成は今回が初めてであります。前内閣まで探りました予算編成方針は、この本予算において大体見通しを付けて、これで賄い得るだろうというので賄いました。
なお二十三年度におきましては、本予算を初めて組むのでありまして、相当の資金をこれに見積もりますし、またこの種のものについては、市場消化の許す範囲において公債発行等もできるのでありますから、その点を考えて、十分対処の費用を盛りたいと思うのであります。なお、二十三年度のそういうものを引当てにしての融資等は、この金融機関によつて十分斡旋をいたしたいと思つております。
実質的に生産の伴う歳入と歳出の関係を、実際的な実力主義、実際主義をもちました健全財政主義でやつておるのでありまして、これは、次に出てまいりますところの二十三年度の本予算において、十分に御檢討願いたいと存ずる次第であります。
その中、只今申上げました二千九百七十四万円を本予算の財源に充当する。かようなことに相成るのであります。 それからもう一つは、財源というと財源でありまするが、実は予算の面からは、歳出の減少額となつて現われておるのであります。これは二枚目の(イ)、(ロ)、(ハ)、とあるところの貿易資金繰入の既定予算の減少、これが又財源になつているわけであります。貿易資金繰入減であります。