1948-06-17 第2回国会 参議院 財政及び金融委員会 第37号
「たばこ」につきましては、御承知の通り一般会計の本年度の本予算におきまする歳入は、三千九百九十四億円という四千億に近い数字になつておるのでありまするが、「たばこ」の專賣によります歳入は九百四十三億円ということになつておるのでありまして、約四分の一を占めるというような状況であるのであります。非常な大きな歳入になつておるのであります。
「たばこ」につきましては、御承知の通り一般会計の本年度の本予算におきまする歳入は、三千九百九十四億円という四千億に近い数字になつておるのでありまするが、「たばこ」の專賣によります歳入は九百四十三億円ということになつておるのでありまして、約四分の一を占めるというような状況であるのであります。非常な大きな歳入になつておるのであります。
財政の不健全さ、それを金融に轉嫁することによつて起るインフレの促進は、本予算においてもいよいよインフレを悪化させる危険を含むものと考えております。 私が昨年この公聴会で述べた見込について、幸いにも私の見当違いであつたことが分りました。それは外ありません。第一は、租税の收入が、昨年の一月、二月と非常な好調を示しました。そのためにインフレに中だるみができたということであります。
御多用の中を本予算委員会のために特にお繰合せ下さいまして、公述をして頂きますることを衷心より感謝に堪えない次第であります。御孔を申上げます。東大教授大内兵衛君。公述をして頂く時間を二十分、あと十分間で委員との質疑應答ということになつておりますから、どうぞ。
本予算委員会のために御多忙のところをわざわざ公述して頂きますることを衷心より厚く御礼申上げます。帝國銀行の頭取佐藤喜一郎君の公述をお願いいたします。
○庄司(一)委員 農林大臣に最初お伺いしたいのは、ただいま議題となつております本予算中、農林関係の予算、そのうちの林野関係、森林行政関係に関する予算のうち、民有林施業案編成を促進するため、一億一千七百余万円、あるいは施業案編成奬励費関係において一億五千余万円等々の予算をあなたは要求されておるのでございますが、その前提としてお伺いしたいのは、戰時中に極端に乱暴な濫伐を試み、また終戰後においても、戰災都市復興住宅資材等
しかし四月分以降においては本予算で計上しておりまするものは、すぎ、ひのきが一町歩当りの経費しいたしまして、一万四千八百八十五円、松類が一万一千四百七十五円、濶葉樹類が一万一千七百十五円、大体こういう計算に基いております。
尚このことを実行いたしますためには、これは全官の佐藤さんがおつしやつたように、本予算の方を全面的に組替えて頂かなければ意味がないのであります。本予算自身は物價改訂を前提にしておいでになりますし、本予算自身の三千九百九十四億という厖大な予算の中には極めて半人民的なおかしな経費があるのであります。
○上林山委員 私はまず総理大臣に伺いたいのは、特に本予算と切り離して考えなければならぬ重大な問題になつておりますところの、西尾國務大臣に対する政令違反の嫌疑による起訴の禀請が法務廳総裁のところに來たのでありますが、この事実を総理大臣は知つておるのであるかどうか。もし知つているとするならば、この問題に対して、いかなる処置をとらんとせられるのであるか、この点を質したいのであります。
しかるにもかかわらず、総理大臣はこういうような認識の上に立つて、本予算の編成をやられたのであるかどうか。私はこの点をまず第一にお伺いいたしたい。
最も本予算の根本をなす一番大きな問題であります。
これは実は速やかに御承認を得て発足をいたしたいと思うておるのでありまして、六月にでも発足するということに相なれば、予算も要るわけでありますし、殊に六月は暫定予算でありまして、本予算その他においてさらに整理清算をするものでございますから、そういう趣意も兼ねまして、暫定予算としてこれだけのものを計上したような次第であります。
○田中(己)政府委員 大体この査察廳の予算といたしましては、このたびの本予算の中には七億円程度の予算を組みこんであります。
その観点に立つて少くとも客観情勢では、二十日までの会期では衆参両院を本予算案が通過する見込みがないという観点に立つて、会期の問題は決定していきたい。今日あらためて、会期を決定するかどうかを諮つて、結論に従つてやつていただきたいと思います。
こういうようなものについて、いかなる処置をされるかということが、本予算審議の上において、大きな関係をもつわけでありまして、そのほか幾多われわれがあげるべき理由があるのでありますが、まずこれらの三点についてどういうような処置をとらんとしておられるかということを、お伺いしたいと思います。
○西村(久)委員 本予算案が、大藏大臣の申される通りに、閣議決定によるものであることは、私もわかるのであります。閣議の決定ならざる案は、予算案として政府は提出する運びにならないのでありまするから、閣議決定はわかるのでありまするが、閣議の決定なるがゆえに、議員の修正等の権限はそれに從わなければならない。
北村大藏大臣は十日の正午ごろに、院内で記者團と御会見になりまして、当面の予算問題については、本年度の一般会計予算と、各特別会計予算とは、各党で大幅修正の意見があるように聞いておるが、政府としては、本予算案は閣議決定を経て議会に提出したことであり、與党三派間の修正等が議論されるはずはない、與党の修正は断じてこれを許さない、認めないということを記者團との会見でお話になつたかのように、新聞に麗々しく記載されてあるのでありますが
一体本予算案はだれがつくつたのか。官僚が勝手につくつたものを押しつけられておるような感を深くするものであります。首相は、この点どう感ずるか、明白なる答弁を願いたいのであります。 次に、首相は三月二十日の施政方針演説におきまして。
本予算を一見いたしまして、痛感されますることは、本予算は、吉田内閣の石橋財政、片山内閣の栗栖財政、さらに現芦田内閣の北村財政と、この三者の財政が、その性格と実質的内容におきまして全然変つていないということであります。
その程度の修正が政府に対する不信任の考えを含むかどうかという場合に從つて、政府の責任は当然考えるべきだと思つておりますが、私共の現在の見通しにおいては、今日國民の大多数が一日も早く本予算案の通過されんことを待望しておるというふうに考えておりますので、願わくば、国会においても政府予算に対して協力をお願いいたしたい、かように切望いたしておる次第であります。
これは、本予算全体に通ずる致命的欠陷でありますが、取敢えず私は運輸大臣が、こま予算を編成する当つて、次の八つの点について如何なる努力をいたされたか、詳細具体的に御答弁をお願いします。(「はつきり答えよ」と呼ぶ者あり) 第一、人権の節約について、配置転換と能率向上を中心とする行政整理の現状、これがどれだけ予算に出ておるか、及び将來への見通し。
昭和二十三年度本予算は未決定であるが、政府としては、災害復旧工事に緊急性に鑑みて國庫財政上許す限りの補助費の増額をはかつて、迅速なる完成に努むる意向である。 —————————————
この前の運営委員会で、政府が本予算を中旬には出しますから、ついては二十日まで会期の延長を御考慮煩わしたいということを言つたのは、実は一つの前提の上でそういう日にちを計算したのであります。というのは、ここですから率直に申しますが、大体政府の案は五月の十日にできたのです。
三千七百円の非科学性を衝くところの全官公労組の合理的な要求から本予算を守るためには、必然的に國家権力の発動を覚悟しなければならんと思うのであります。政府は理論に敗れても、極左運動として、‥‥先程運輸大臣も油井君の説も同様である。この膨湃たる反対運動を極左運動として、抱くまでもこのような強行措置を以て臨む考えかどうか。
○稻村委員 本予算を見ますと、大体において收支の上で均衡がとれまして、 赤字が出ていないように出ているのであります。しかしながら、これは帳簿上で赤字がないというふうにわれわれは見るのであつて、その実結局赤字と同じような條件がたくさんあるというふうに、私考えているものがあるのであります。その点につきまして二、三の質問をしてみたいと思うのであります。 まず第一に交付公債の問題であります。
非常な困難なる予算編成の現状でありまして、この意思を十分に現わしておるとは、残念ながら申しかねるのでありますが、本予算に出ておりまする農林省関係の予算は、今お示しのような御趣旨のもとに、私としては最高度の予算として、ただいまのところ、これを認める、こういう考え方で、この予算を皆さんの御審議にお願いをしたわけであります。
○大野(勝)政府委員 森委員からお尋ねのございました事業別收支の状況でありますが、これはあとで資料として差上げたいと思いますが、一應御説明申し上げますと、二十三年度の本予算——予算は從來から別に共通的な経費その他がございますので、はつきりと事業別には組み立ててございませんので、一定の比率その他を用いまして各事業にあとで分類をいたしました数字を申し上げますと、郵便の收入が七十五億七千二百八十四万円に対
そこで今度は、いわゆる一般会計の本予算とのにらみ合いということに相なるわけでございまして、このにらみ合いにおいて、補給金で出るか出ないかという問題で、そこはきまつていくというようなことで、結局戰前の水準に対してはほとんど同率に上ることでもあり、三倍半までは何としても——大幅ではあるが、何とかして旅客に御負担が願える数字ではないかというような事情からいたしまして、旅客も三倍半というふうにきまりました次第
りによつてそれが二・六倍になるとすれば、平年度においても百六十億程度の石炭費が急に増加するわけであるから、平年度において百六十億程度のものをもらえば——今回の百億にさらに六十億を加えたものを補給金としてもらえば、その六十億分だけは運賃が下げられるではないかという御趣旨に拜聽したのでございますが、この点に関しましては結局百億でいくか、あるいは百六十億でいくか、あるいは二本億でいくかということは、一般会計の本予算
この上、あるいは本予算もまた來月に間に合わないかもしれぬという実情にあるのであります。殊に旧憲法時代におきましては、予算というものは議会の初頭に提出いたさなければならぬ義務があつたのであります。ただいまの新憲法に基く財政法におきましても、その二十七條に、政府は予算を編成して、前年度の十二月までに國会に提出することを常例とする、と規定してあるのであります。
われわれはもちろん、講和條約の締結が半永久的に延びるとしても、國際法上の神聖なる義務に基き、敗戰國がその條約上の義務によつて國際法上の義務を負担し、終戰処理費を半永久的に負担するといたしましても、やむを得ないところでありまするが、しかし、本予算のうちに占める、総歳出予算の中に占める、かくのごとき厖大なる比率を、いつまで國民は負担しなければならぬか。
○國務大臣(芦田均君) 綱島君の御質問の第一点は、何ゆえに政府は昭和二十三年度の本予算の提出を今日まで遅延したかというお尋ねでありますが、その間の事情につきましては、先般民自党を代表して山口喜久一郎君より特に御質問がありました際にこの席からお答えいたしましたことく、組閣以來、本予算の編成並びに時間的に見てとうてい間に合わないと思われる月の暫定予算編成に從事いたしまして、政府職員は相当にこれに努力をいたしたのでありますが
それに対して政府が本予算をここに提出いたしましたについては、これを必ず守り得るという確信があつて出したものと考えられるのでありますが、その論拠は、どういうふうな方法でやるかという実際の確信、その政策、これについて御説明を願いたいと思うのであります。
この改正のために要する増加予算額は、昭和二十三年度約六億六千万円でありまして、それは本年度本予算に計上せられることとなつております。五月からはソ連地区からの復員輸送も開始せられているような状況でありまするから、かたがたこの際、本案につきましては何とぞ速やかに御賛成をお願いいたしたいと存じます。
○西村(久)委員 私は二十三年度の本予算の審議にあたりまして、予算委員の一人といたしまして、この審議がいかに重大であるかを痛感いたしておるのであります。今月八日に提案されましたる二十三年度の予算は、申し上げるまでもなく厖大なる予算でありまして、三千九百九十三億余万円という過去にない國民の負担を重からしめる案件であるのであります。
○西村(久)委員 大藏大臣の御答弁によりまして、大綱と本予算との一日おきの違いで、数字のかえられたことは了解いたします。しかしながら、私は事少くも大綱なるものをおこしらえになつて、そうして予算の審議を政府として本会議に諮つて、その趣旨を大藏大臣は一應御説明になつたのであります。
二十三年度の本予算に組まれておりまするところの國債費の七十五億それがしという数字は、一体どういうふうな計数の蓄積が、こういう数字になつておりまするものか、さだめしこのうちには國債の償還金もありましようし、特殊借入れの利息、あるいは國の國債というようないろいろなものが含まれていると思うのでありますが、この点に対してこの内容がおわかりでしたら、はつきりとここで予算計数に合う数字の明細をお示しが願いたいと