1979-02-21 第87回国会 衆議院 予算委員会 第16号
ところが成田の場合には、一キロか一キロ半くらいの防音堤しかなくて、隣接の三里塚とか本三里塚だとかあるいは南三里塚、大清水というようなところは、政府の言う八十五以上の地域には入らなかったために、大変に高い、九十ホンとか百ホンという瞬間的な騒音の中で不眠に悩まされておりますけれども、全く対策がないという状況に置かれているのです。
ところが成田の場合には、一キロか一キロ半くらいの防音堤しかなくて、隣接の三里塚とか本三里塚だとかあるいは南三里塚、大清水というようなところは、政府の言う八十五以上の地域には入らなかったために、大変に高い、九十ホンとか百ホンという瞬間的な騒音の中で不眠に悩まされておりますけれども、全く対策がないという状況に置かれているのです。
それから、本三里塚につきましては、いろいろといま御指摘のありましたような批判があることは十分に承知をいたしております。
特に本三里塚というところがあります。これは滑走路の中ほどであって、防音堤があり、幸いにして防音林があり、その切れ目から騒音が漏れてきますので、恐らく何千万という金でありましょう、えらい施設をして、その防音林の切れ目へ遮蔽物を建てておりました。しかし、ここはぎざぎざで、ずいぶん合理的だと思いますけれども、線引きがされているのに、全く直線で線引きしてあります。
こういう点については、各自治体で行ってきたいままでの調査を見ますと、公団の固定測定個所などを見ましても、三里塚、本三里塚には固定測定個所を置いていない。滑走路の南北はやっていますが、東西はやっていない。それから、周辺の市町村はやっていない。ですから、この測定個所については、自治体ないし住民が望んでいる測定個所についてこれを実施していく、それこそ住民の意見に基づいてやっていく。
騒音コンターの見直しはしないというので出された、公団の第一次航空機騒音調査結果というものに基づいてWECPNLへの換算が行われた、この中でいきますと、いま総裁が答弁されたように、今度は八十五ではなくて八十まで騒音を引き下げる、対策区域を引き下げる、そういうふうな努力をしていくということを言われたのですが、しかし八十まで引き下げたところで、この図面によれば、いままで問題になっていたところの三里塚とか本三里塚
ところが爆音の直下になって、そして今度の調査では、すれすれ八十ということですけれども、ここへの対策、それから本三里塚、三里塚、大清水、この辺についての対策はいままで漏れに漏れてきているわけです。こういう地区について重点的に騒音調査を行ってそれに対する対策と取り組む、こういうお考えはいかがですか。
もう一度伺いますが、九十七ホンからたしか百ホンを超えている地区もあると思うのですが、空港敷地内から移転させた三里塚の光ケ丘団地、それから本三里塚、三里塚、ここについて皆さんの方では、八十五以上の第一種に該当するところはない、こういうふうにおっしゃるわけですか。
それから本三里塚、大清水の場合は、離陸の最高が九十四、最低が六十三、それから着陸の最高が九十三、最低が五十二という数字になっております。
○町田参考人 この場所の番地のあれがいまここにございませんけれども、私どもで調べましたのは、大清水、本三里塚、三里塚、南三里塚の四カ所でございます。この中で大清水と南三里塚は御承知のように一種の指定区域に入っております。それから本三里塚と三里塚は指定区域外でございます。