1985-05-24 第102回国会 衆議院 商工委員会 第18号
先ほど野々内さんは、いろいろな健康管理を年四回やっておるから云々というお話でありましたけれども、特に深刻なのは末端職制、工長あるいは作業長ですね。ここらあたりが中心だと思いますが、この訴えの中ではいろいろなことが言われております。例えば工長もネット化されて定員化されておる。申し送りやその対策等に、これが時間中では消化し切れない。
先ほど野々内さんは、いろいろな健康管理を年四回やっておるから云々というお話でありましたけれども、特に深刻なのは末端職制、工長あるいは作業長ですね。ここらあたりが中心だと思いますが、この訴えの中ではいろいろなことが言われております。例えば工長もネット化されて定員化されておる。申し送りやその対策等に、これが時間中では消化し切れない。
末端職制は大変気の毒な状況です。こういう状態が起こっているのです。 大阪中郵第四普通郵便課では、たとえば十月十七日の、さきの分でいきますと、午前九時から十一時までの同和問題研修会のお知らせが当局によって掲示板に張り出されるのです。そして日勤者二十数名中十八名の氏名が出され、あなたは出さないというようなことになる。
そう呼ばれるいわゆる末端職制に対して一人二十四枚の官製往復はがきをずっと配りまして、そして傍聴申し込みの指示書をそれに渡しているわけです。しかもその指示書には厳秘という判が押されていて、しかもその中身を見てみますと、川崎在住の社員やあるいはまた肉親、親や子供やあるいはまた信頼できる人に傍聴申し込みを行うことを依頼するように指示をしているわけです。記入の仕方までちゃんと示しているのです。
そこのところを、上は郵政大臣以下、末端職制に至るまできちんとするということが、毎年毎年繰り返されるごたごたを起こさせないようにする。もちろん紛争は起きます。紛議は起きます。それはルールに従って解決はできる、こういう道をつけることができると思う。
その辺が明確にならない以上は問題は進まないだろうし、なぜそんなことを言うかといったら、マル生教育でこちこちに労務管理教育をたたき込まれて、そういう駅長さんや助役さんたちの末端職制が一番迷惑をしているのじゃないかと思うのですね。しかし末端職制が実は一番職員と組合員の人たちと接触をされているところでしょう。この辺が改善されなければどうにもならぬ。
おそらく私が、いま副総裁に、こういうことを、いまから述べます事実について、やっておりますかと言えば、そういうことはやっておりませんと、おそらくは末端職制のそういう人たちが自主的にやっておるんではないかと、おそらくそうおっしゃるんではないかと、私はそんな感じがするわけなんです。しかし、これはそういうもので済まされるものではないと思うんです。
また部課長、末端職制ですね。そういうものをたらい回しにしてどんどんやっているから、職員そのものもほんとうに働く意欲が低下していくという実情もあるやに聞いているんですが、その点はどう把握しておるんですか。