1975-02-19 第75回国会 参議院 公害対策及び環境保全特別委員会 第2号
従来から、その充実強化については大変必要性を強調されてきたところでございまして、去年の七十二国会におきます、昨年二月十四日、当時の三木長官の所信表明を見てみますと、おおむね今回の場合と以たような内容といたしまして、「公害の発生及び自然環境の破壊を未然に防止するため、各種の公共事業の実施及び地域開発について、その計画の各段階において環境に及ぼす影響の内容及び程度、環境破壊の未然防止策等について事前に十分評価
従来から、その充実強化については大変必要性を強調されてきたところでございまして、去年の七十二国会におきます、昨年二月十四日、当時の三木長官の所信表明を見てみますと、おおむね今回の場合と以たような内容といたしまして、「公害の発生及び自然環境の破壊を未然に防止するため、各種の公共事業の実施及び地域開発について、その計画の各段階において環境に及ぼす影響の内容及び程度、環境破壊の未然防止策等について事前に十分評価
次に、公害の発生及び自然環境の破壊を未然に防止するため、各種の公共事業の実施及び地域開発について、その計画の各段階において環境に及ぼす影響の内容及び程度、環境破壊の未然防止策等について事前に十分評価を行なういわゆる環境アセスメントをさらに積極的に推進することとし、そのための手法の開発、審査体制の強化等をはかってまいりたいと考えております。
次に、公害の発生及び自然環境の破壊を未然に防止するため、各種の公共事業の実施及び地域開発について、その計画の各段階において環境に及ぼす影響の内容及び程度、環境破壊の未然防止策等について事前に十分評価を行なういわゆる環境アセスメントをさらに積極的に推進することとし、そのための手法の開発、審査体制の強化等をはかってまいりたいと考えております。
環境庁長官は、今国会の所信表明におきまして従来の環境行政を深刻に反省し、道路建設など公共事業の実施に際しましては「環境破壊の未然防止策等について検討を行ない、これらの事業が環境破壊をもたらさないと認められる場合に限り事業実施を認める」という環境保全についての一定の前向きの態度を示されたのであります。問題はこうした所信表明に沿ったような環境行政が積極的に進められておるかどうかということであります。
道路、港湾等の各種公共事業の実施及び地域の開発について、その環境に及ぼす影響の内容及び程度、環境破壊の未然防止策等について検討を行ない、これらの事業が環境破壊をもたらさないと認められる場合に限り事業実施を認める制度、すなわち環境アセスメントの確立をはかってまいりたいと考えております。
道路、港湾等の各種公共事業の実施及び地域の開発について、その環境に及ぼす影響の内容及び程度、環境破壊の未然防止策等について検討を行ない、これらの事業が環境破壊をもたらさないと認められる場合に限り事業実施を認める制度、すなわち環境アセスメントの確立をはかってまいりたいと考えております。