1957-10-05 第26回国会 衆議院 大蔵委員会 第51号
この未払込株金の徴収についても、大蔵大臣は、清算人のやり方に認可を与えているわけであります。この二つの行為は、一方において株主の権利を剥奪し、一方において株主の義務履行を迫るという全く矛盾する見解のもとに行われているのであります。当時大蔵大臣のとった行為には、かくのごとく一定の筋道が立っていないのであります。在外活動閉鎖機関の職員のごときは、全くその会社に関係のない人々によってやられております。
この未払込株金の徴収についても、大蔵大臣は、清算人のやり方に認可を与えているわけであります。この二つの行為は、一方において株主の権利を剥奪し、一方において株主の義務履行を迫るという全く矛盾する見解のもとに行われているのであります。当時大蔵大臣のとった行為には、かくのごとく一定の筋道が立っていないのであります。在外活動閉鎖機関の職員のごときは、全くその会社に関係のない人々によってやられております。
旧東洋拓殖会社の株式は終戦当時未払い込みがございまして、この未払込株式につきましては、東洋拓殖会社の国内財産が国内負債に比しまして少額でございましたために「閉鎖機関の未払込株金等の払込に関する命令」の規定によりまして、昭和二十三年十一月以降、株主に対し未払込株金の催告を行いまして、徴収して参ったのでありますが、しかもなお払い込みに応じなかった株式が約四十九万五千株ございまして、これは、昨年の十二月七日
それから次は未払込み資本金の問題でありますが、これは商法改正当時いろいろ議論がありまして、われわれも当時は政府委員の形で答弁の衝に立つて、しかるべく答弁をいたしておりますが、一体この未払込株金というものを、大蔵省の立場で見てはどういうふうに見られておるか。これを保証資本として認められておるのかどうか。
(四)投資証券ニ関シ借替転換増資減資株式ノ割当又ハ未払込株金ノ徴収アルトキ。 こういうような規定があるのです。今度の場合もそういうものは含まれる予定なんですか。