1982-04-22 第96回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第11号
○福川政府委員 労働省の方の御調査によりますと、北炭本社、夕張、真谷地、幌内の未払い退職金等が五十七年の二月で大体百十億ということでございます。その中で、夕張分が五十七億、こういうことでございます。
○福川政府委員 労働省の方の御調査によりますと、北炭本社、夕張、真谷地、幌内の未払い退職金等が五十七年の二月で大体百十億ということでございます。その中で、夕張分が五十七億、こういうことでございます。
そこで労働省といたしましては、これまでに保全管理人に対しましてこの弁済につきまして要請をしてまいりましたと同時に、札幌の地方裁判所に対しまして、会社更生手続開始申し立ての通知に基づきまして未払い退職金等の優先弁済について特段の配慮を要するという意見書を提出いたしております。
第二は、未払い退職金等の問題でございますが、石炭鉱業の賃金不払い額は、三十九年十二月末に約二十億ございましたが、その後、関係方面の御協力を得まして、逐次減少いたしまして、去年の九月には四億四千万程度になりました。しかし、なおかつ全産業で約十七億円でございますから、この中では一番多額を占めておる。こういうことで、はなはだ遺憾な事態でございます。