1970-05-11 第63回国会 参議院 商工委員会 第20号
○竹田現照君 ちょっと私は頭が悪いから理解できないのかもわかりませんけれども、提案の説明の中にも、未処理滞貨は平均約五年かかると書いてあるわけですね。それが今度の修正で約八十万件というものは全く法の改正のらち外におかれておるから、まあ現行どおりですね。
○竹田現照君 ちょっと私は頭が悪いから理解できないのかもわかりませんけれども、提案の説明の中にも、未処理滞貨は平均約五年かかると書いてあるわけですね。それが今度の修正で約八十万件というものは全く法の改正のらち外におかれておるから、まあ現行どおりですね。
特許庁では、特許、実用新案の未処理滞貨が四十六万件にも達するといわれ、改正案を正当化する根拠にしておられるわけでございますが、これを滞貨というふうに言うのは、事態の実際の判断を誤らせるものではないかと考えます。この数字は、本日出願したばかりのもの、または審査済みで登録待ちというようなものも全部含むからであります。
四十六万六千というふうに特許の実用新案の未処理滞貨は昨年の二年八カ月分に比べて三年五カ月分にもなっておる、こういう事態があるわけです。これは、いま申し上げたように、昨年の当内閣委員会で附滞決議がなされて、定員増をして未処理の件数のないようにこれを一刻も早く解消すべきである、こういう趣旨の附帯決議がなされたわけです。
これも一万五千件が三十七年度未処理滞貨の件数。一年間に審判は、大体実績でいいますと、三千件というのが一年間の処理件数ということでありますと、この滞貨も実に五年分、こういう実情になっております。
それで審査の未処理、滞貨といいますか、審査の未処理、これが一貫して毎年増大をして、しかもそれが累積をして、非常に膨大な数字に上っておるわけです。したがって、この未処理の問題と今回の定員増の問題について伺いたいわけですが、お宅で出しておられますところの特許庁年報、それからもう一つ工業所有権関係、ことしの二月に出た、統計局ですね。