1994-11-22 第131回国会 衆議院 世界貿易機関設立協定等に関する特別委員会 第5号
○岸本委員 次に林業の話なのですが、日本人は木食い虫というふうに世界の人々から言われているそうです。何で木食い虫と聞いてみたら、木を食うていると言うのですね。つまり、外材を盛んに輸入して、世界じゅうの山を裸にしておる、地球砂漠化、環境破壊の張本人である、木を食うて生きている国民であると。それで、調べてみましたら、木材の自給率はわずか二四%しかない。
○岸本委員 次に林業の話なのですが、日本人は木食い虫というふうに世界の人々から言われているそうです。何で木食い虫と聞いてみたら、木を食うていると言うのですね。つまり、外材を盛んに輸入して、世界じゅうの山を裸にしておる、地球砂漠化、環境破壊の張本人である、木を食うて生きている国民であると。それで、調べてみましたら、木材の自給率はわずか二四%しかない。
熱帯林の消滅ということについては、特に我が国は大量の木材輸入国として、木食い虫だとか熱帯林の破壊者だとか、そういうような非難を受けている向きもあるわけでありますが、この西暦二〇〇〇年目標を本当に真剣に目指すことが国際的な義務として守られなければならないとすれば、今後は今までのように安易な外材依存を続けるわけにはいかなくなる、こういうふうに考えるわけであります。
ソ理科から米材に、米材の規制が厳しくなったから次には北洋材と、こういうふうに世界じゅうに手を伸ばして、日本は木食い虫だと世界じゅうから環境破壊者のような非難を浴びているという面もあるわけですけれども、そういうことにするのではなくて、日本の資源活用に目を向けるべきときではないかと思うわけです。
○丸谷金保君 部下というよりは、どちらかと言えばその所管に属する職員ということでございましょうが、それらのやっぱり職員は木食い虫というようなことを公開の席で堂々と各地で言って歩いた。しかも、大臣になったらまず一番最初にやったことが牛肉の問題であり、次が北海道における林野の統廃合だということになると、これはもう明らかにこう、何といいますか、その間における関連を考えざるを得ないんです。
これは一つ一つ御質問申し上げたいと思いますけれども、その前に、北海道へ行くとどこでも聞かれるんですが、一昨年十二月の選挙のときに、各地の立会演説会その他で中川一郎候補が、林野の木食い虫、これは今度おれが出ていったら全部退治してやるんだということをおっしゃったと。木食い虫というのはどういう虫なんでしょうか、ひとつ御説明願いたいと思います。
いままでの対策でそういう感じがするのですが、いま京都、兵庫県、あるいは九州の福岡、熊本等から、クリの木のしん食い虫、木食い虫の被害の連絡がございました。これはおそらく異常天候のために発生したものであって、その報告の時期から考えますと、おそらく全国的にこれが蔓延しているように推測されるのですが、その問題に対してお調べのものがあれば御報告願いたい。