1949-05-23 第5回国会 衆議院 法務委員会 第27号
○梨木委員 木船事件の派生事件はあなたが調べられたのでありますか。
○梨木委員 木船事件の派生事件はあなたが調べられたのでありますか。
○橋本證人 木船事件の公判は私が主任檢事であります。
しかし今回の木船事件に関して、それに関する投書二つを受けとつています。またこれは今回の木船事件に関して、三月八日私が首脳部と衝突して以來、三人ぐらいの弁護士さんからそういうことを聞いております。投書二つの中にそれらしいことが書いてございます。
○梨木委員 木船事件が表面化してから、横浜地檢内でいわゆる粛正派と反粛正派が非常に表面化して、何か対立しておつたような事実はありませんか。
○花村委員長 それからその木船事件はどうなりましたか。
○本間證人 木船事件は起訴になつております。
第二といたしまして、木船事務官の取調べにあたりまして、木船事務官が関係者としてあげたその十八名の取調べにあたりまして、当初木船事務官から出た事件でございますから、木船事務官取調べの検事がこの派生事件の取調べの担当検事として当るべきはずでありますのがわれわれの常識であるのにかかわりまぜず、木船事務官取調べの檢事は、いつの間にか檢事正の命令によりましてすりかえられ、新しい檢事がこの木船事件の派生事件について
後藤つぎ事件というのは、私どもはそれを中心に行つたのではないのでありまして、木船事件の背景をなすものとしてただ後藤事件のアウト・ラインを調べたのでありまするけれども、どうも後藤つぎなるところの婦人がありまして、そこへ檢事が出入りする。そこへ泊り込んでおる檢事もあつたし、つぎが家を新築いたしますると、自分の元いた家に泊めたという檢事を今度住まわせた。