1969-02-28 第61回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第5号
そこで問題は、治水上から考えればこのことは非常にけっこうなことでございますが、あたかも堤防にかさ上げをしたと同じような効果があるわけでありますので、治水上河積の断面が広がることは好ましいことでございますけれども、いままで自然流下で何らの金銭的な対価を支払わなくても入っておりましたたんぼに、ただいま申しましたようなポンプを毎年相当くふうをこらしながらやらなければならないというような現状でございまして、木津川沿岸
そこで問題は、治水上から考えればこのことは非常にけっこうなことでございますが、あたかも堤防にかさ上げをしたと同じような効果があるわけでありますので、治水上河積の断面が広がることは好ましいことでございますけれども、いままで自然流下で何らの金銭的な対価を支払わなくても入っておりましたたんぼに、ただいま申しましたようなポンプを毎年相当くふうをこらしながらやらなければならないというような現状でございまして、木津川沿岸
○説明員(中野和仁君) 木津川沿岸の農業水利事業につきましては、すでに農林省といたしましては、三十六年から四十年まで調査いたしまして、それから四十一年から本年まで設計に入っているわけでございます。
そうすると、現在の高山ダムについては設定済みだから、木津川沿岸については新たなる取水は認めぬ、こういうのでなしに、その余裕分を一応回しておいて、こちらに新たなる水源の開発をやる、そのときに、それでは分担金を持ってくださいということで一応先行的に利水権を認める、こういうふうな措置はとられるのですか、おとりにならないのですか。
だから、建設省としても、河川管理については、そういう河床というものをどの程度に維持するかということについての一つの方針というものがなければならぬと思うのでありますが、それにもかかわらず、だんだん河床が下がってまいりまして、どの取水口も全部水面よりはるかに上になってしまって、取水口へポンプで揚水して流し込んでおるというのが、今日この木津川沿岸の農業の取水状況です。
最近、木津川で、木津川沿岸の土地改良事業で、南山城一帯の統合用水計画がだいぶ進展いたしてまいっております。この問題につきましては、前にも一度参事官に来ていただきまして、お尋ねしたことがございますが、その後の進展状況、大体いつころから始めて、どのくらいの期間に完了するのか。それからまた、それに伴うところの費用の負担区分というのはどうなっておるのか、その辺のところを、もう一度御説明願いたいと思います。
少なくともそういう数万町歩に及ぶような、木津川沿岸全体に及ぶような場合には、建設省も何らかの手を加えていくのがほんとうじゃないか、こう思うのですが、どうでございましょうか。
まず農林省からお答え願いたいのでありますが、木津川沿岸地区土地改良事業というものを、農林省との話し合いの上で、京都府がその計画を進めてまいっておるようでございますが、これはいつごろ着手し、いつごろ竣工させる予定なのか。次には経費はどのくらいかかるのか、農民の負担は反当たりどの程度になるのでしょうか、その辺を承りたいと思います。
○永田説明員 ただいまの木津川沿岸の土地改良事業についてでございますが、この事業は、三十八年度で、農林省といたしましては、調査調整費を企画庁予算でいただきまして、航空写真の図化をやったのが農林省の調査の最初でございます。前年、県からの、国営の土地改良事業として、調査地区として採択をしてくれという申請に基づきまして、三十九年度から国営の土地改良事業の候補地区として調査に着手するわけでございます。
土地改良区理事長その他関係町村長より特例法の適用その他について種々の陳情を受け、巨椋池干拓地に続く木津川沿岸の八幡町は上流地域の降雨を承水して一千町歩が浸水し、漸く当日ポンプ排水を終つておりますが、米作は殆んど全滅に近い状況であります。京都府の災害は丹波、丹後の山間地の被害及び由良川沿岸の被害が甚大であることを聞きました。