2000-04-26 第147回国会 参議院 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会 第3号
顧みますと、その後東京二信組問題とかコスモ信組、木津信組、兵庫銀行、こういったところが相次いで破綻をいたしまして、それから御承知のように住専が大問題になりました。
顧みますと、その後東京二信組問題とかコスモ信組、木津信組、兵庫銀行、こういったところが相次いで破綻をいたしまして、それから御承知のように住専が大問題になりました。
木津信組という大きな破綻もございましたけれども、信用組合の問題が最大の問題になっておりました。ところが、昨年の秋でございますけれども、いろいろ株価の下落、格付の引き下げ等で危機が非常に高まり、しかも私が再三申し上げておりますマーケットのすくみ現象というのもありまして、北海道拓殖銀行あるいは徳陽シティ銀行等の破綻、一般の金融機関における大規模な破綻が相次いで発生しました。
七倍にした保険料が入ってまいりますが、それより以前に、例えば木津信組のような大型な破綻がありました。そのための支出が済んでおりますので、こういった欠損になっております。
最後には裁判で和解をして、そしてそれぞれ木津信組が元本の八五%、兵庫銀行が元本の九〇%で買い取るということで決着がついているという問題もあるからであります。
例えば、木津信組、コスモ信組という二信組を初めとして破綻が続いたわけですけれども、阪和銀行、兵庫銀行といった大蔵省御出身の方が頭取を務められる銀行があった。それ以外の金融機関はすべて経営責任者は私財の提供を求められ、場合によっては刑事責任まで追及されているわけでございます。だけれども、阪和銀行、兵庫銀行については一切その動きがないんですね。
木津信組の場合も、これは相当な額になりまして、実は金融三法を制定していただく前に木津信組が大きな社会問題になって、窓口に相当預金者の方が殺到されたという事件がございました。木津信組の場合も、最終的にはこの特別資金援助の方式で処理を行っておりまして、具体的な資金援助額は、木津信用組合の損失額等から自己資本額を差し引いた金額を整理回収銀行に金銭贈与をしているところであります。
比較的小さかったけれども、木津信組はばかでかいロスを出したわけでございます。大きいからといって必ずしも大きいわけではございませんが、ただ国民の皆様は北拓という都銀の一角が破綻したということで、非常に御不安の気持ちをお抱きになったのではないかということも思います。 そうすると、残りの預金保険のお金で本当に大丈夫ですかという議論が巻き起こっても、それは不思議ではないわけでございます。
○山口政府委員 いろいろ木津信組等の例をお出しになりましたが、過去いろいろなケースが起きておりますが、まず経営者の責任につきましては、頭取また理事長以下の全役員について、営業譲渡までには退任しております。それから退職金の支給についても支給をしておりません、当然のことでございますけれども。
それは非常に大きい木津信組、これが一兆円程度ありました。そういったものを含めて一・四兆円。そうすると、残りは単純に言いますと一・三兆円あると。あると言いましょうか、入ってくると言った方が正確かもしれません。五年間でございます。
それから、預金保険の方でございますが、しばしば申し上げておりますように、五年間で二・七兆円の財源があって、今一・四兆円が使われた、それには木津信組の約一兆円が含まれているということでございますが、残りは一・三兆円でございます。それで足りるか足りないかという議論があります。これは五年間に入ってくる財源としての議論でございます。それと、よく底がついたという話が出ます。これは保険料は年々入ってきます。
しかも、その中で、八年度にはあの木津信組、これで一兆四千億を実際に使っているわけでありまして、今この預金保険機構には幾らの金があるかというと、一兆三千億、これしかないわけです。 これは、大蔵大臣が、幾らこれからいろいろな事態があったとしてもそれに対応できるというふうにおっしゃっていても、現実的に一兆三千億しかない。今回の拓銀だけでも、公表されている不良債権というのは九千億。
木津信組等がありましたので今まで一・四兆円使っております。差し引き一・三兆円がロス埋めの財源としてあるということでございます。 今、先生がおっしゃいました不良債権の買い取りの資金があるかという話はそのロス埋めとはちょっと性格が違いまして、資金繰りとして預保が買い取るお金があるのかないのかということでございます。
この中には木津信組という一兆円にも上る損を出したところが含まれておりますので極めて多額になっておりますが、一・四兆円でございます。 そうしますと、今後、平成十二年度までに使用可能な財源見込みは約一・三兆円ある。もちろん、保険料でございますから、今入ってくるのではなく五年間で入ってくるものを勘定してのことでございます。
○政府委員(山口公生君) 三十八条の場合ですと、例えばいろいろなこれまでの木津信組のケースでもございましたし、今度の阪和銀行でも融資があります。それは、預金者が払い戻しを受けるわけです。そのときに現金がございません。したがって、日本銀行が、現行法ですと二十五条で緊急に貸すわけでございます。そういった事態がおさまるまではある程度の残高がふえていくわけでございます。
今、比較してみますと、責任準備金の残高が少ないということで、日本の方が非常に率が低くなっているということは事実でございますが、その背景には、木津信組のような大きな破綻が起きたというようなこと、不良債権処理で破綻処理にかなりそういった社会的なコストを今かけていること、こういう時点の違いもあろうかと思うわけでございます。
一方、八年度以降に決定しました同機構の資金援助は七件ございまして、太平洋銀行、福井県第一信組、けんみん大和信組、山陽信組、木津信組、三福信組という破綻処理に対する資金援助がございました。これが合計一・四兆円弱となっております。特に、御指摘の木津信用組合の場合は一兆円を超す大きな額となったわけでございます。
東京の二信組や大阪の木津信組やもろもろの、銀行の経営のあり方、融資のあり方を考えましたときに、日産生命とどこが違うのですか。こういう銀行の預金は全部守る、保険会社の契約は守らない。片一方は預金だから、片一方は保険契約だからとおっしゃるが、それは世界じゅう、ある意味では掛け捨ての契約が多いんでしょう。アメリカなら通用するかもわかりません。
これは木津信組というのが非常に大きな破綻でございまして、これまで一・四兆円ぐらい支出しておりますけれども、今与えられた機能をもちまして対処してまいりたいと思うわけでございます。
これに対しまして、八年度以降に決定しました同機構の資金援助は七件ございまして、その中には木津信組という大変大きなものが含まれております。これを含めまして一・四兆円弱となっておるわけでございます。 なお、八年度におきまして、この木津信組等の大規模な資金援助案件がありましたので、一時的な資金不足が起きております。
一方は、旧木津信組の破綻処理で信組特別勘定が赤字になって日銀から五千四百億借り入れを行っていた、それを民間対象に借りかえをするんだというような記事でした。もう一つは、かなり大見出しで「預金保険機構 保険料見直し提言試算基に通産省二〇〇一年資金、米の六分の一」というような大見出しがついて新聞報道されておりました。
日銀は、東京協和・安全信組問題で東京共同銀行の株主になり、コスモ・木津信組を始めとして第二地方銀行にも安易に特融をした。 というようなことを批判をしております。 この最初の貸し手という点に関して言えば、例えば昨年十月の住専処理にかかわる新金融安定化基金への一千億円の拠出の問題があります。
これが合計しますと一・三兆円でございまして、御指摘になりましたように木津信組の場合は、そのうち一兆円を占める大変巨額なものであったわけでございます。 したがいまして、五年間について二・七兆円と申し上げましたので、今は資金は不足しておりまして日銀から借り入れをやっているような状態でございます。ただ、これは毎年五千億程度入ってまいりますので、それはいずれ返済できるということでございます。
それから、木津信組の破綻処理についてもいろいろ資料を出していただきました。これについても、この間新聞に出ておりましたように、預金保険機構から一兆三百四十億円もの資金贈与を行う。預金保険機構のどこにそんなにお金があるんですかと、こう聞きたいところですが、どうも日銀からの融資を使って資金援助を行っていくと。
木津信組につきましてもこれをそのまま自己倒産に追い込むということでありますと、御案内のとおり代表する信組でありまして、信組のスケールをはるかに超えた巨大な信組であり、倒産の結果として及ぼす影響極めて甚大につき、本件について金融三法に基づき処置を講じたと。
私自身はまだよくわからないと思いますし、もしそういうことを本当に今の時点になって言うのであれば、例えば木津信組の総資産なり不良債権の推移というのを見ますと、平成三年が一兆二百八十七億、不良債権が百二十三億円ということだったんですね。ところが、平成四年には一兆三百八十六億の総資産に対して不良債権が二千八百二十七億円、約三千億円、以後もどんどんふえていく、こういう状況だった。
これに対しまして、ことしに入りましてから決定しました預金保険機構の資金贈与でございますが、大変大型でございました木津、今後こういう大きなものはもうとても考えられないと私は思っておりますが、この木津の処理を今年度中にやるということにいたしましたので、それを含めまして、すなわち、太平洋銀行、福井県第一信組、けんみん大和信組、山陽信組、大阪信組、木津信組、こういったものを全部合わせますと、その処理に要する