1949-04-25 第5回国会 参議院 本会議 第18号
即ち同法によりまして、その委員会を構成いたしまするところの七名の委員の中におきまして、政府の代表でありまする木村國務相を除きまして、全國知事会議の代表者、全國市長会の代表者、全國町村長会の代表者でありまするところの地方公共團体の代表者が、挙つてこのような無謀なる、地方財政の破綻を來しまするような法案の提出に対して反対いたしておりまするにも拘わらず、全くこれを顧慮することなくして、ここに本案をこの國会
即ち同法によりまして、その委員会を構成いたしまするところの七名の委員の中におきまして、政府の代表でありまする木村國務相を除きまして、全國知事会議の代表者、全國市長会の代表者、全國町村長会の代表者でありまするところの地方公共團体の代表者が、挙つてこのような無謀なる、地方財政の破綻を來しまするような法案の提出に対して反対いたしておりまするにも拘わらず、全くこれを顧慮することなくして、ここに本案をこの國会
しかるにもかかわらず、今回の処置は、当局、大藏大臣並びに地方財政委員会の委員長である木村國務相は、國の財政の都合によつて、地方、中央の財政の均衡のためにやむを得ざる処置と申されて言い訳をいたしておるのであります。しかるに、われわれが見のがすことのできないものは、財政的の負担を地方に轉嫁しておるという事実であります。それは、やがて本國会に提出されようとしておる地方税の増徴である。
○井出委員 その問題に対しましても、あまり適確な御答弁に接しませんし、むしろ國税の減額よりも優先して配付税を増額してみせるというような、きつい氣魄を木村國務相が示していただけばまた考えようもあると思いますが、これはまあこの程度にとどめてこれ以上は触れません。
ところがその後、私どもがこの委員会で木村國務相といろいろ論議しました結果、木村さんのおつしやるのでは、そうではなくて、配付税は、從來分與税と言いました時分の、國の財政から地方へわけてやるやり方に、非常に不安定なものがあつて、あたかも與える補助金、そういうふうな形になりがちであつたことが、地方を非常に圧迫する結果となつた、そこで配付税をつくつて、はつきり配付する率をきめる、割合をきめる、そういう建前からあれはできたのである
これに関連しまして、先ごろ地方財政委員会の委員長であつた木村國務相が参議院で答弁されたことに、所得税ないしは法人税の附加税をとるという、昔の方式を再現する、こういうことを言われた。これに関して本委員会で生田委員から追究をされましたところ、これは私見である、こういうふうにお逃げになつていらつしやる。
同席しておられました木村國務相を捉えまして、私は今の大蔵大臣の御答弁をどう感じられますか。間違つておると思われんかと質したときに、その答えは保留さして貰いたいと言われる、そこで私は改めて木村國務相に対して、私の考え方、即ち地方還付税といつものが減らされることによつて地方民の負担というものはいよいよ苦痛を増して來る。今日地方財政の膨脹しておるのは、公選知事或いは市町村長の放漫政策によつてではない。
木村國務相は只今ここに御列席になつておつて、質疑應答を親しくお聽きになつたのでありますが、國務相御自身のお考えとして、今回の地方配付税の税率の変更が地方財政法の精神に悖つておる、法の精神に牴触するとお考えにならないでしようか。先刻波多野君の大藏大臣に対する質問を私はここに繰返して木村國務相にいたしまして、國務相はどう考えておられるかということを伺いたい、こう思うのであります。
○森下政一君 くどいようですが、木村國務相の只今中西委員との御問答の中に、私は先刻來木村國務相に対して非常に氣持をよくしておつたのが、むしろ非常に失望せざるを得なくなつた。というのは、先刻木村禧八郎君にお答えになつておるところを聽いておると、端的に正直なことをおつしやつたと思う。
その点につきまして木村國務相がおいでになりましたから、お尋ねいたします。 農業に関しまする事業税の問題でありますが、元来農業に対する事業税は、不合理なものが非常に多いのであります。そこで先ほど例にあげました問題は、農業を経営いたしますためには、必然的に家畜を持たなければならぬ。家畜は一種の農具である。