2019-06-04 第198回国会 参議院 農林水産委員会 第14号
これにつきましては、地域の木材需給の状況によりまして木材価格が大きく変動した場合に国有林の供給調整機能を発揮させるために、これは林野庁また各森林管理局におきまして国有林材の供給調整検討委員会を設置をしているところでございます。これまでも、必要に応じまして立木販売を前倒しして実施する等の供給調整を行っているところでございます。
これにつきましては、地域の木材需給の状況によりまして木材価格が大きく変動した場合に国有林の供給調整機能を発揮させるために、これは林野庁また各森林管理局におきまして国有林材の供給調整検討委員会を設置をしているところでございます。これまでも、必要に応じまして立木販売を前倒しして実施する等の供給調整を行っているところでございます。
私は、二十七年余り、国内外の森林管理、林業、木材産業、木材需給、貿易の研究をしてまいりました。これまでの研究成果を踏まえながら本日の意見陳述をさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 まず、私、森林管理と木材利用について、どういった形で考えればいいかについて申し述べたいと思います。
○国務大臣(齋藤健君) これから木材の適切な利用を推進していくことができるように、林業・木材産業関係者に向けて、当面の木材の需給見通し、木材価格の動向、木材産業の動向、そういったものの情報を提供するということは重要でありまして、今御指摘のように、現在では、林業・木材産業関係者等から構成される木材需給会議というのがありまして、これを四半期ごとに今開催をしています。
○国務大臣(齋藤健君) 平野議員御指摘のとおり、新たな森林管理システムの下で国産材の供給というのは拡大が見込まれていくわけでありますので、木材需給の安定化を図るためには、供給増に対応する新たな木材需要の創出というものを一層進めていかなきゃいけないということであります。
ただ、それに代えて、今、木材需給会議資料ということで、木材会議かな、四半期ごとにその木材の需要見通しというのを半年間だけで一応立てています。これから主伐期に入ってくる面積が多い中で、どこの山林をどれだけ切っていくかということを、やっぱり個々の、これから経営管理権を設置したところ、あるいは経営管理実施権を設置したところがやっぱり判断をしながら木を切っていくということになると思いますけれども。
一定程度、世界の木材需給の関係から国産材にも目が向けられるようになりましたし、それ以外の、地球温暖化その他の関係からもう一度見直していこうという機運が高まっているというふうに思っています。 そういう意味で、搬出をして資源として有効活用していこうという大きな考え方からすれば、私は、切り捨て間伐ではなくて、できるだけ搬出できるものについてはやっていくことが必要だろうと。
○政府参考人(皆川芳嗣君) 震災が三月十一日にあったわけでございますが、三月十五日の日に木材関係団体を集めまして、木材需給に関する協議を行いました。その中で一番肝要な点は、いわゆる、何といいますか、思い込みとか、需給に関する思い込みでかえって荷が滞るといったことがあってはいけないということで、情報交換を密にしようということを要するにそこの場でも申し合わせたわけでございます。
その一は、素牛流通円滑化対策事業の実施に関するもの、その二は、グリーン・ツーリズムビジネス育成事業等における補助対象事業費の取り扱いに関するもの、その三は、水田かんがい用パイプラインの設置工事における給水栓の設置個数の算定に関するもの、その四は、農道整備事業及び区画整理事業における投資効率の算定等に関するもの、その五は、林道工事における植生工の実施に関するもの、その六は、木材需給安定対策事業等における
一方、委員が御指摘のように、利用可能な国内の森林資源は充実をしてまいっておりますし、国際的な木材需給も大きな変化を見せてきておりますから、外材も価格が上がってくるというような兆候が見られます。国産材に対する需要の高まりもそれにつれて出てきておりまして、その意味では、ようやく明るい兆しが見えるようになったというふうに認識をいたしております。
それに押されまして、国内の木材需給も、非常に国内の森林からすればいい状況になってきつつある、こんなような状況であります。
といいますのは、やっぱり国際的な木材需給がだんだんタイトになってきていると、また値段も上がってきていると。一方で、我が国の方はやっぱりその森林資源の整備状況というのはもうずっと進んできておると。したがって、供給能力は非常に大きな、大きいといいますか高いものがあると。したがって、いろんな状況からして、私はもう端的に言って、先生の御指摘のとおり、この状況は続いていくと、このように思っております。
そういう中で、実は国際的にも木材需給というのが非常に需要が伸びてきまして、中国やインド、中東、こういったところで大変な勢いというか伸びでございまして、したがって状況が変わりつつあると。こういったことも生かしながら、国産材の競争力を高めながら、そしてまた森林経営が上向いていくような、そういう方向に向かって全力で努力をしてまいりたいと思っております。
幸いなことには、世界全体の木材需給というのも随分変化が起きてきました。中国やインドや中東、こういったところの木材需要というのを中心にして、ぐっと伸びてきました。その結果、私も違法伐採対策にもしっかり取り組んでいるわけでありますが、そういったいろいろなことも相まって、今、国産の木材も上向きになってきています。
幸い、ここに来て、国際的な木材需給が非常に大きく変わりつつありまして、中国やインドや中東、こういったところの木材需要がぐっと伸びてきたものですから、そういった面の後押しもあって、これからは山も、今までとは違って、いい一つの追い風が吹いてくるんじゃないか、期待もいたしているところでありますが、何より直接的な財源が一番大事でありますので、先生のお力添えを今後ともお願いしたいと思います。
ちなみに、世界の木材貿易の中で我が国は世界第二位だったわけでありますが、先般、中国には抜かれたというような状況になっておりまして、世界全体の木材需給の中でも少し動きが出始めているというような状況ではないかというように認識している次第でございます。
最近、中国の木材需要拡大等の影響で国産材を輸出する、それが増大しているとか、あるいはまた、そういう状況の中でいろいろな需給構造に変化が生じておるのではないかと思っておりますが、これは中国の住宅建設ブーム等の一過性のものであるのか、そういう今の木材需給動向について林野庁の見解をお尋ねいたします。
○政府参考人(前田直登君) 木材需要の今後の見通しに絡む話だと思いますけれども、私どもの方では、平成十三年、新たなる森林・林業を制定されまして、これに基づきまして長期的な観点からの将来の木材需給、こういった目標を立てて取り組んでいるところでございます。
このため、林野庁におきましては、木材輸出可能性調査事業、これによりまして、一つ目は、中国等におきます住宅建設ですとか木材需給動向等の市場調査、あるいはニーズの把握、こういったものを行いますと同時に、中国での展示会への出展、こういったものを通じまして、日本産木材の普及宣伝、こういったものを実施しているところでございまして、今後とも、関係部局とも連携を図りながら、国産材の円滑な輸出促進、こういったことに
○政府参考人(前田直登君) 木材輸入につきましては、需要に見合いました適切な輸入が行われると、そういった方向で木材の需要者ですとか供給者、あるいは有識者、こういった方々をメンバーにいたしまして木材需給対策中央協議会、こういったものを設けておりまして、そういった中で木材需給の見通しの作成、あるいは情報の提供、こういったものを行っているところでございます。
○前田政府参考人 材価の低迷自体は、いわゆる需要が低迷している、そういった形の中で、材価につきましても低迷してきているということでございますけれども、需給の関係全体、ちょっと申し上げますと、全体は一億、大体我が国の木材需給量は一億オーダーで推移してきていたわけでありますけれども、最近はこれがだんだん減少してきているということで、現在は八千八百万立方ということで、ダウンしてきております。
ほかの見方の数字もあるようですが、林野庁の木材需要表あるいは農水省の木材需給報告書から推計すると約三〇%。ところが、私の選挙区も大変な郡部を抱えていまして、山があるんです。そして今ここは間伐をする人手が足りないんです。結果、山が傷んでいます。そして保水力が落ちて、そして治山のために大変な補助金がまたついております。
そういう中で、林野庁といたしましても、やはり今の中国の木材需給の中で杉というのが余り認知をされていないという問題点もございますので、そういった輸出の可能性というものについて、やはり今の使用実態、それから今後の見通しというようなものも把握をしていくということと同時に、中国での展示会への出展というようなことで杉材を宣伝をしていく、PRをしていくというようなことをしていかなければいけないというふうに考えているところでございまして