2021-01-22 第204回国会 参議院 本会議 第3号
木材輸出には、大きく分けて、加工していない丸太を出荷する原木輸出と、丸太に何らかの加工をして製品化した上で出荷する製材品輸出という二通りがありますが、日本では単価の低い原木輸出が全体の四割を占めています。しかし、急峻な山が多い我が国では、伐採や搬出に係るコストが高く、価格競争となることが多い原木輸出は、我が国林業の高付加価値化につながりません。
木材輸出には、大きく分けて、加工していない丸太を出荷する原木輸出と、丸太に何らかの加工をして製品化した上で出荷する製材品輸出という二通りがありますが、日本では単価の低い原木輸出が全体の四割を占めています。しかし、急峻な山が多い我が国では、伐採や搬出に係るコストが高く、価格競争となることが多い原木輸出は、我が国林業の高付加価値化につながりません。
さきの一次補正では、先ほど申し上げたとおり木材輸出が激減しております。そして、滞留する輸出原木を一時保管するための運搬経費など、九億九千九百万円を確保して支援をしているところでございます。これについては高く評価するところでございます。 ただ一方で、滞留しているのは輸出向けだけではなくて、国内向けについても原木の在庫も増加をし、通常の土場だけでは対応できなくなっているわけであります。
近年、我が国の木材輸出は順調に伸びている状況だったと思いますが、木材の輸出について影響が出ていると思います。 木材の輸出の現状と、今後の見通しについて教えてください。
新型コロナウイルスの感染拡大により、令和二年三月の木材輸出額は前年同月比で三割減、特に、輸出の多くを占める中国向け木材輸出額が前年同月比で五割減になるなど、我が国からの木材輸出に影響が生じているところでございます。 一方で、四月以降、中国の製材工場が動き始めたことにより、停滞していた輸出が再開するなどの動きも見られております。
○政府参考人(本郷浩二君) 新型コロナウイルスの感染拡大により中国向けの木材輸出の停滞、住宅建築の遅れが生じ、今後木材需要の動向が不透明なことから、林業、木材産業においては、木材製品の減産や原木在庫の増加、これに伴う原木価格の低下などの影響が生じております。
○政府参考人(本郷浩二君) 新型コロナウイルスの感染拡大により、令和二年の三月の木材輸出額は前年同月比で約三割減、特に、輸出の多くを占める中国向けの木材輸出額については前年同月比で五割減になるなど、我が国からの木材輸出にも大きな影響が生じているところでございます。
○国務大臣(吉川貴盛君) 今、平野先生から御指摘をいただきましたように、まさに我が国の木材輸出額は年々増加をいたしておりまして、平成三十年は対前年比七%増の三百五十一億円となりました。最近では米国への住宅フェンス用の製材の輸出が増加しているところでございまして、一方、品目別には丸太が四割を占めております。
二〇一八年の我が国の木材輸出額の品目別で見ますと、その四割は丸太ということでありますが、今後は製材等の付加価値の高い木材製品の輸出拡大を図っていく必要があると考えます。 こうした輸出を拡大していくという点について、基本方針を大臣にお伺いしたいと思います。
○国務大臣(吉川貴盛君) 我が国の木材輸出額は年々増加をいたしております。平成三十年は、対前年比七%増の三百五十一億円となりました。 今、里見委員からも御指摘がございましたように、最近では米国への住宅フェンス用の製材の輸出が増加をしているところでございまして、まさに、今もお話しいただきましたけれども、品目別には丸太が四割を占めているところでもございます。
国内においては、大型国産材産業やバイオマス発電事業に木材を安価で大量に供給することが求められている、また、木材輸出も、平成二十五年以降五年連続で増加している中で、丸太中心の輸出から付加価値の高い製品輸出に転換を進めているということで、まさに我が国林業は今大きなビジネスチャンスを迎えていることは理解しております。
こうした状況を背景といたしまして、国産材供給量は八年連続で上昇いたしまして、平成二十九年に約三千万立米となり、木材輸出額も六年連続で増加し、平成三十年に三百五十一億円となっているところであります。
これは、需要側の国産材安定供給への要請に対処いたしまして各地で始まっている直送、協定取引あるいは原木市場による広域集荷などの取組の進展、また、木質バイオマスのエネルギー利用の進展に加えまして、CLT等新たな製品の開発、普及、木材輸出の増加などによります国産材の需要の拡大などの見通しを踏まえて立てられた目標でございます。
その周辺に中小の工場があって、そしてそれが、大規模な工場は国際的に木材輸出をしていくということをしましたし、中小のところは、例えば、径が違うとか樹種が違うとかというような大量生産には向かないようなものを加工しながら、地場で供給していくというようなことをしていきました。その結果として、大きく生産をふやしていったということになるわけでございます。
我が国の木材輸出額は二〇一三年以降増加し、二〇一八年には三百五十一億円、対前年比で七%の増となっており、期待が寄せられているところでありますが、品目別では、こん包材や土木資材向けの低価格、低質な丸太が四割を占め、輸出国も中国や米国等に集中しています。 今後、付加価値の高い木材製品の輸出拡大と新たな輸出先国の開拓を講じるべきと考えますが、見解を伺います。
木材輸出についてのお尋ねがありました。 我が国の木材輸出額は、平成二十五年以降、六年連続で増加しており、平成三十年は対前年比七%増の三百五十一億円となりました。品目別には丸太が四割を占め、輸出先別では、中国、韓国、フィリピン、台湾、米国で九割を占めています。
現在の我が国の木材輸出の現状でございますけれども、輸出額が平成二十五年以降五年連続で増加をしておりまして、平成二十九年は対前年比三七%増の三百二十六億円というところまで伸びてきております。ただ、その四割は丸太での輸出ということになっておりまして、今後とも輸出額を増やしていくためには、付加価値の高い製品での輸出を増やしていくことが課題だというふうに考えております。
○野中大臣政務官 木材輸出額でございますが、平成二十五年以降、五年連続で増加しておりまして、平成二十九年は、対前年比三七%増の三百二十六億ということであります。 品目別では、先生おっしゃったとおり、丸太が大半を占め、四割でありまして、輸出先別では、中国、韓国、フィリピン、台湾、米国で九割を占めております。
特に、私の地元九州では木材輸出が盛んでありまして、主に丸太が輸出されてきたわけでありますが、今後は、より付加価値の高い製品の輸出を伸ばしていくことが重要であると思います。 木材製品の輸出促進に向けてどのように取り組んでいくのか、政府の見解をお伺いいたします。
近年は、逆に国内の森林資源が利用期を迎える中で国産材の安定確保が見込まれる内陸部においても新たな大規模国産材の製材工場が整備される例も出てきておりますし、あるいは内航船の活用ですとか木材輸出等を念頭にまた臨海部に整備される例も両方見られるところであります。
○徳永エリ君 先日も、中国、フィリピン、韓国、米国、台湾などへの木材輸出が増えているというお話でした。中国では日本の建築基準法に当たる木構造設計規範が改定されまして、八月一日に施行されるということだそうです。それによって、日本の杉、ヒノキ、カラマツが構造材として規定されて、日本の一般的な住宅工法を受け入れる道筋も付いたということで、今後ますます輸出、これが期待されるところだと思いますが。
木材輸出額が平成二十五年から五年連続で増加しているということであります。今後のその輸出戦略、今は中国、韓国、台湾、フィリピン、米国への輸出が日本の輸出量の全体の九割を占めるということでありますけれども、こういったところに対して今後どう対応していくのかということも含めてお話をいただきたいと思います。
また、本会議での代表質問の際に、大臣から、木材輸出の促進に積極的に取り組むと、丸太中心の輸出から付加価値の高い製品輸出に転換を進めるというお話がありました。
我が国の木材輸出額は、平成二十五年以降五年連続で増加しております。平成二十九年は対前年比で三七%増の三百二十六億円でございまして、品目別に見ますと丸太が四割を占めております。輸出先別で見ますと、中国、韓国、フィリピン、台湾、アメリカで九割を占めているところでございます。
○政府参考人(沖修司君) 我が国の木材輸出でございますけれども、二十五年以降、五年間で増加しております。二十九年は対前年度で三七%増、三百二十六億というふうになってございます。主にその品目では丸太が四割を占めてございますけれども、輸出先別ではやっぱり中国、韓国、それからフィリピン、台湾、アメリカで合計九割。
平成二十九年における我が国の木材輸出額は三百二十六億円、前年比にして三七%の増加となっています。三十八年ぶりに三百億円を超えました。輸出先を国別に見ると、対中国が百四十五億円、続いてフィリピンが七十四億円、韓国は三十七億円となっています。特に、中国への輸出額は、前年比で六一%の増加となっています。 そこで、今後の木材の輸出について政府の方針を伺います。
まず、木材輸出についてのお尋ねがございました。 我が国の木材輸出額は、平成二十五年以降、五年連続で増加しています。品目別には、丸太が四割を占めて、輸出先別では、中国、韓国、フィリピン、台湾、米国で九割を占めています。
先生御指摘の志布志港につきましては、近年特に木材の輸出が急増しておりまして、全国一位の木材輸出港となるなど、貨物量が増大しておる重要な港湾というふうに認識しておりますけれども、バルク戦略港湾にも選定されてございます志布志港につきましては、トウモロコシなどの輸入拠点として背後地域の肉用牛、豚、ブロイラーといった畜産業を支えております。
○政府参考人(沼田正俊君) 木材の輸出の関係でございますけれども、我が国からの木材輸出、最近は百億円ぐらいでございますけれども、実は平成二十四年が九十三億でございます。平成二十五年が百二十三億となってございます。円安の影響等もあったかもしれません。中国における日本産丸太の需要の増加というものもあったんだろうというふうには思っております。
どちらにいたしましても、この違法伐採問題については、木材輸出国、先ほども申し上げましたが、途上国の貧困やガバナンス等の国内問題に依拠するところが多いということでございますので、むしろそうした国々に対する様々な形での援助、持続可能な森林経営のための人材育成の協力だとか、あるいは輸出国自らが自らの力で違法伐採対策に取り組めるようにしてもらうだとか、そういうことの応援をさせていただくということの方が現時点
インドネシアの国民も生きていかなくちゃいけないんだ、そして豊かな生活も目指さなくちゃいけないんだ、そのためには木材輸出もそれから農地開発も行わなければならないと、こういったようなことで御理解をと、こういうふうなお話をしていったんですよ。 ちょっと私も答弁に困りましたんですが、今伺いたいのは二点伺いたいんですが、一つは、最近の世界の森林の状況はどうなっているのか。
また、逆にロシアを初めとして木材輸出国は、炭酸ガスの最大の吸収源である木材資源をもう輸出しないでおこう、そういう機運も出てまいりました。 そんなことで、国内のハウスメーカー、先ほどから申し上げた紙会社、合板会社等々、木材需要者が国産木材に大いに目を向け始めたわけでございまして、そんなことで、私は、またとないチャンスを迎えておる、このように思うわけでございます。
したがいまして、日本の木材供給にとりましても、日本からの木材輸出につきましても、私は中国は大きな受皿として期待できるし、またそうありたいし、こういう変化をとらえて日本の国内の取組を輸出向けにもしっかり取り組んで強化をしていきたい、そのように思っております。