1967-12-15 第57回国会 衆議院 決算委員会 第5号
○華山委員 ほかにも一、二私が知っておるのもありますけれどもおっしゃいませんから、いまここで私はあばこうとも思っておりませんから、申し上げませんけれども、私の所感を申し上げれば、木材糖化というふうな問題は某代議士が——いまでも代議士ですけれども、一生懸命説き回った問題ですよ。
○華山委員 ほかにも一、二私が知っておるのもありますけれどもおっしゃいませんから、いまここで私はあばこうとも思っておりませんから、申し上げませんけれども、私の所感を申し上げれば、木材糖化というふうな問題は某代議士が——いまでも代議士ですけれども、一生懸命説き回った問題ですよ。
○亀井説明員 ただいまお話がございましたので、若干一、二大きなものについて申し上げますれば、先ほど四十年度末におきましての延滞額が北海道において約八億、東北において二億ということを申し上げましたが、いずれも個々に小さいものもございますけれども、北海道におきましてはこれはかなり世間にも話題になっておりますのでお聞き及びかと思いますけれども、木材糖化を企業化する目的でできました北海道木材化学株式会社。
○北村暢君 北海道東北開発公庫の貸付の件についてお伺いいたしますが、貸付の実績におきまして、いろいろございますが、そのうちで木材利用工業に貸し付けているものについてお伺いいたしますが、これは額においても、ほかの部分から比べれば非常に多いわけでございますが、このうちで木材糖化のために融資をしているということを聞いておるのですが、これの状況についてお伺いをいたしたいと思います。
もう二、三年たっておるわけですから、そうしますと、公庫の方で、審査の結果からいけば、木材糖化工業というものに対する将来の見通しというものについてまだ確信が持てない、こういうことなんでしょうか。
○参考人(松田令輔君) 木材糖化事業につきましては、一会社より融資の申し込みがございますけれども、ただいま審査中でありまして、融資の実行はいたしておりません。ただいまのところ、さような状況でございます。
これは結晶ブドウ糖のワク内には入っていないとは思いますけれども、同様甘味資源の自給対策の一環としてやっておられるように考えておるのでありますが、今農林省が扱っておるこの木材糖化の問題について、御承知の通りに、北海道で北海道木材化学工業が、十カ年間くらい調査いたしました結果、ようやく昨年発足をいたしたわけであります。
あなたは木材糖化ばかり言っておるけれども、ビートのビの字も言ったことがあるかと、そこまで極論したこともございます。従って、ビートについてのいろいろなデ—タ等は、今度の集荷地域の調整について、私の方の従来の調べと北海道庁の持ってきた調べと突き合せてみると、相当疑問の点が出てきました。それを解明して、今度は少くとも二十九年から三十三年まで——今後三十四年も共通の場ができると思います。
ただ大蔵省と折衝の段階だからまだ最終的にはきまらぬ、こういうことでありますが、しかしこの企画庁の決定した第一段階、第二段階というようなことは、何も秘密になさる必要はないと思いますので、事業の種類、たとえばハード・ボードをやるとか木材糖化をやるとか、そういうようなことくらいはお示しになってもいいのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
従って、木材糖化ということが、パルプと同じくらい採算か合わなければ、ほかのセミ・セルローズとか、あるいはリグニンというものをいかにやってみたところで、これは発達しない。すなわち、今のパルプよりも、木材糖化の方が採算が合うのだということでなければ、日本の今の経済機構、この資本主義の経済体制下にあっては、これは成功しっこない、私はこういうふうに見ておるわけであります。
この東北開発沖ができてから、東北六県では、この木材糖化の工場とか木材糖化をもくろみるというように、地元民は非常にこれを取り上げているわけです。それで、何にするかというと、実際旗を振っている者も、何に持っていくかということを何も知らないで旗を振っている。
○石山權作君 そういう表現もありましよう、私もそういう点はよくわかるのですが、具体的に、木材化学の中で木材を糖化する、こういうことをさっきおっしゃったものですから、糖化の中では、いわゆるアルコール化するというやり方もあるし、それから糖化してこれを動物等のえさにするというやり方もあるのでございますから、今政府でお考えになっている木材糖化というのは、何を目的としておやりになるのか。
私どもはまた道立の林産工業研究所を視察いたしまして木材の高度利用と合理化について木材糖化工業、バードボード工業等近代林産工業の研究がなされておりましたが、これなどはこれからの新企業の推進に大きく貢献することと思いますが、これらの面にも資金を融通する特別な措置が要望されておりました。 第六、バレーショ生産の施策でありまする。
これはその前年度に千五百万円木材糖化に出しておりますが、そのほかに出している次第でございます。
○松平小委員 それから工業技術院長にお伺いしたいのですが、この木材糖化の研究問題については、文部省との間には何らかの連絡をとっておられるわけですか。
○右田参考人 私は木材化学を専門にいたしておりますが、私自身は木材糖化の研究にはタッチしたことがないのであります。木材糖化にはタッチいたしませんで、もっぱらパルプ関係の方に力を注いで研究いたして参ったのであります。
私が先ほど申しましたのは、このリグニンの問題が解決しましたとなると、パルプも木材糖化もやはり同じスタンダードになる。そうすると競合ということは製品に対する競合ではなくて、採算率というか利益率というか、そういうもので木材糖化とパルプ産業というものがやはりそこに甲乙が出てくるのじゃないか。
○田中参考人 ただ率直に申しまして、やはり一つの木材糖化、しかもこれは外国でも若干の研究はもちろん進んでおるわけでございますけれども、むしろ私が承知しております範囲では、日本の研究というものは少くとも世界のトップ・レベルにあるというふうに実は考えておるわけでありまして、それだけに国内におきます研究というものが、ほかの技術その他のように、外国のパテント、図面その他を持ってくると企業化されるというものではない
○永井小委員 私は木材糖化、あるいは需給の問題等については明日に質問を譲りたいと思うのでありますが、ただ、今小出部長からお話があった、合理化推進については民間業界のいろいろな協力というような形をとって——協力というのは実践面における協力ではなくて、予算面における協力等も期待して今後合理化運動を推進するというようなお考えを持っておるように承わりました。
こういうような非常に複雑な状況になっておるのでありますが、それのみならず、アメリカにおいてもトウモロコシからこしらえる、しかもそれは穀実、実の方から澱粉糖化をするという工業が発達をして、コーン・シュガーの市場における位置が急速に非常に高まってきておることに対しまして、日本の国内では澱粉糖化の問題、木材糖化の問題まで今非常に重要視されてきておるといううな、非常に複雑な事情が出てきて宏るように思うのでありますが
○北山委員 しかし、たとえば木材糖化にしても何にしても、相当な資金を食うのであって、必ずしもこの二十五億で、その産業立地条件の整備から何からのみ込めない、あるいは追加をしなければならぬような事業内容も入ってくるわけなんです。
○八木政府委員 木材糖化の問題につきましては、昭和三十年の一月二十一日の閣議決定によります木材資源利用合理化方策においても、その一項目に掲げられているところでありまして、すでに中間工業化試験も、国、北海道庁及び民間の有志によりまして実施しているのではありますが、企業としては、ようやく先駆者的なものが一、二建設されつつある状況であることは、御承知の通りだと思います。
もう一つは、先ほど来問題になっておりまする木材糖化事業、これを、どこの県で、あるいは地元から、このような木材糖化事業をやりたいという申し出があるかどうか、それを承わりたいと思います。
先般林野庁長官に、東北開発として取り上げようという木材糖化のことを聞いたのでありますが、木材糖化という問題は、現実に工業的に取り上げてやれるのかどうか、その点についてどうもはっきりした見解を述べなかったのでございますけれども、これはどうなのですか。農林省として、東北開発の一つの重要な開発工業として取り上げて有利なものであるかどうか、そういう点、御調査があればお聞かせを願いたい。
○石谷政府委員 確かに木材糖化工業というものが、将来の木材事業の上に果すべき大きな役割というものにつきましては、私どもきわめて重視しておるのであります。何といいましても今後天然生林の伐採が進行して参りますと、いわゆる不良材というものが大量に出てくる。
最近木材の糖化が企業化の方向に向っておるわけなんですが、これは特に林野当局としても、木材糖化の事業の企業化の問題に対しては、いろんな角度から検討を進めておると思うのですが、特に北海道開発公庫等の融資対象の中にも木材糖化事業を一つの融資対象に取り上げておるようなことにもなっておるので、林野庁当局のこの木材糖化の企業化に対する見通しとか見解等をこの際明らかにしていただきたいと思います。
○石谷政府委員 木材糖化効果につきましては、私どもが聞いているところによりますと、まだまだ中間工業化試験の段階にある、かように考えておりますので、一体どのような採算関係にあるものか、まだよほど研究の余地がある、かように考えておるわけであります。
闊葉樹の、広葉樹といいますか、それの木材糖化をやるというのが、今回の東北開発の一つの事業になっておるわけですが、ものの本に書いたのを見ると、ユーカリ樹とかアカシヤとか、そういう生長率のよい樹木で木材糖化をすると、一反歩当り年収三、四万円にもなる。すなわち水田一反当りと同じくらいの収入が得られるというようなことを書いたものがあるのですが、一体これはそんなものでございましょうかどうか。
既存の、たとえばセメントならセメントというような、今まででも相当国内に設備があるような産業を、ただ東北に持ってくるということではなくて、新しい木材糖化であるとか、その他の新産業の開発ということを一つの方針としてもらいたいような気がするのです。従って、ただ申し入れによって自動的にやるというのでは、その方針を貫き得ない。
このパルプ廃液からは御承知の通り、アルコールもとれましょうし、その他いわゆる木材糖化の見地からいろいろな家畜飼料もとれましょうし、こういうものを採算がとれぬからそのまま海に流してもよろしいということは、私は一つの悪い考えだと思っております。
現在県が考えております誘致希望適種工業といたしましては、砂鉄、石灰石の利用工業を初め、ソーダ、硫酸工業、天然ガス化学工業、また県内に豊富に存在いたします広葉樹林を活用する木材糖化工業、さら本県特産のリンゴ加工の総合工場及びテンサイを原料とする製糖工場などでございます。 次に建設交通部門について申し上げます。 第一は砂防についてであります。
————————————— 本日の会議に付した案件 昭和三十二年度木材資源利用合理化 関係予算に関する説明聴取 木材糖化等に関する説明聴取 —————————————
○熊谷説明員 今お話のございましたように、通産省といたしまして現在一番問題になっておりますのは、木材糖化の点でございますので、この点を中心にいたしまして今までの経緯、将来のやり方等につきまして、簡単に御説明申し上げたいと思います。
○鹿野小委員長 それでは次に木材化学工業、ことに木材糖化工業に関しまして、その後の経過並びに対策、そのほか通産省関係のこうしたことに対する明年度の予算関係などについて、通産省の方から御説明をお願いすることにいたします。熊谷有機化学第一課長。
また当地区では、目下日本大学研究所に委嘱して、工業開発の基礎的研究を行なっておりますが、計画の一つとして、将来東北パルプと並んで木材糖化の工場を誘致すべく研究を進められているようであります。 次に、八戸地区でありますが、背後に大規模な工業が起りつつあり、将来は有望な地点であります。