1978-03-02 第84回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第4号
だから、それは補完するために交付税があるじゃないか、あるいは木材移出税があるとか木引税がある。木引税とか木材移出税というものは、昔は村の境目に監視所をこさえまして二十四時間体制で監視をして、そして全部検査をしてそれに課税しておった。今日、人件費が高くなりまして、それをやっておると税収よりも人件費の方が高くつくから、今日は全部申告税制に変わってきておる。
だから、それは補完するために交付税があるじゃないか、あるいは木材移出税があるとか木引税がある。木引税とか木材移出税というものは、昔は村の境目に監視所をこさえまして二十四時間体制で監視をして、そして全部検査をしてそれに課税しておった。今日、人件費が高くなりまして、それをやっておると税収よりも人件費の方が高くつくから、今日は全部申告税制に変わってきておる。
○奧野政府委員 木材引取税につきましては、その課税のあり方につきましていろいろの問題が起って参りましてからは、それぞれの市町村で最もやりやすい方法で課税をするのがよかろうというようなことから、立木伐採税の形式をとりましたり、あるいは木材移出税の形式をとりましたり、いろいろ市町村の希望をされております通りにやってもらうというようなことで、法定外普通税の新設のことが出て参りましても、これを許可することにいたしております
第三には、法定税目のままで課税をしていくよりも、むしろ若干課税の方式を変えた方が、その地方の実態に即する場合があるわけでございまして、たとえば木材引取税の形で課税をいたしませんで、その村から他の村へ出て行きます場合には、一本道路だ、その一本道路の出口において木材の搬出を見ておれば、的確に捕捉をしていけるというようなことで、木材移出税というような課税形式をとっているところもございます。
こういうものはやはり全国的な視野から考えるべきなんで、それぞれ地方団体で物の取引流通について課税するということは、適当でないようなお話を前に聞いたことがあるのですが、木材移出税の方はそれでいいのですか。 またもう一つあわせて政策上の問題もあると思うのですね。国としては、酪農振興を大いに奨励していると言いながら、地方税の中には家畜税というようなものが最近ふえて参りました。
○奧野政府委員 木材移出税は、木材引取税にかえまして木材移出税を起しているわけでありまして、実体的には全く同じでございます。
○奥野政府委員 お話のように、今の木材引取税になります前には、立木伐採税でありましたりあるいは木材移出税でありましたり、いろいろな形をとっておったわけであります。立木ということになって参りますと、薪炭原木を伐採した場合におきましても、やはり課税の対象になるわけでございます。
最後に一言申し上げたいと思いますることは、実は昭和十一年であったかと思いますが、馬場さんが大蔵大臣の当時、中央地方を通じての課税の均衡を期するための税制改正をするということを言われて、当時立木についての伐採税、あるいは丸太を川を利用して流すいかだ流し税、あるいは一つの町村から伐採された丸太を他町村を通って駅頭へ搬出されるときに、木材移出税という名称で、各町村がそれぞれ出てくる丸太について何がしかの税