1954-05-12 第19回国会 衆議院 通商産業委員会 第46号
このスレートの問題は、先般木材小委員会に関係業者代表を呼びまして、いろいろ意見を微しました折にもここで猛烈に対立をいたしました。われわれの聞くにたえぬような論争があつたのでございます。ところがそれはそれとしても、政府は政府とし、国会は国会として、われわれは冷静な判断の上に立つてこの問題は処理すべきであると考えていたのでございます。
このスレートの問題は、先般木材小委員会に関係業者代表を呼びまして、いろいろ意見を微しました折にもここで猛烈に対立をいたしました。われわれの聞くにたえぬような論争があつたのでございます。ところがそれはそれとしても、政府は政府とし、国会は国会として、われわれは冷静な判断の上に立つてこの問題は処理すべきであると考えていたのでございます。
私はこの問題は木材小委員会で十二分に論議されて、すでに結論は出ておつたというふうに了解しておつたのでありまして、今日までこの問題について通産省が最後の断を下さないという点に、むしろ不可解な気持を持つておるのであります。
これは木材小委員会の大多数の結論であるが、しかも相手のあることであつて、これは一方的にわれわれが考えてみてもどうであろうか、こういうことで私どもはむしろ通産省が早く処置をせよという意見を持つておつた次第でございまして、私は今の加藤委員の話もいろいろわかるのでありますが、まだこれ以上荏苒日を延ばすということはいろいろな関係から許されないので、許さないなら許さないとできるだけ早く断を下すことが必要だろうと
われわれはこの前の木材小委員会で林野庁長官に聞いたら、そういうことはわれわれは一切関知いたしません。通産省の中においてやつたんでしよう、われわれは知らないと言つている。そこに食い違いができた。両方あつちへ行つたりこつちへ行つたり、蝙蝠安のようなことを言つて、さつぱりつかみどころがない。これは官房長を責めるのじやないですよ。