ただ、やはり多目的事業でございますので、事業の全体計画をまとめようと思いますとどうしても利水問題、それから先ほど御指摘の堀川等の名古屋市内河川への浄化用水の導水問題を切り離して事業計画を固めるというわけにまいりませんで、どうしてもやはり、御存じのように濃尾用水なり木曽総合用水なり大変大きな農業用水事業が現にあの地域に完成してございまして、またそれらが営農形態の変更等で水利用計画を変えたい云云のお話がいろいろこんがらがっておりまして
萩原兼脩
しかして、豊川用水もだんだん管理体制に入ってきまして、若干の職員の方々が仕事の場所が変わるということもあろうと思いますけれども、御承知のように、木曽川につきまして、木曽総合用水事業を計画いたし、また三重県地方に三重用水事業を計画しておる。
今泉一郎
○今泉政府委員 四十三年度の予算といたしましては、木曽総合用水事業が、これはたしか財投も入れまして九億ぐらい、それから三重用水事業が八億円さしずめ計上いたしまして、水公団引き継ぎ後の初年度の事業を推進してまいりたい、こういうふうに相なっております。
今泉一郎
それで、専門家の意見によりますと、昭和五十年度を目標とする新規の需要については、おそらくは上水、工水、農業用水合わせまして毎秒六十トンないし七十トンであろうというふうに推定をしておるようでありますが、それらはいま申しました三つの、木曽総合用水、三重用水、長良川河口ぜき、これの仕事を進めてまいるということを中心にしまして、なお将来に必要な開発を進めていく、こういう方針だと考えております。
宮澤喜一