1979-12-05 第90回国会 参議院 公害対策及び環境保全特別委員会 第2号
○馬場富君 それでこれはいろいろな問題点は幾つかありますけれども、特にこの処理場というのは各地方にもまれな木曽川の本流の河川敷の中につくられるという一つのやっかいな処理場であるということと、それからこの処理場は直に木曽川本流に一つは排水が放流される。その放流の地点から一宮市の浄水場の取入口は約一キロ、それからこう下がった位置に名古屋市のやはり上水道の半分の人口を給水する取り入れ口がある。
○馬場富君 それでこれはいろいろな問題点は幾つかありますけれども、特にこの処理場というのは各地方にもまれな木曽川の本流の河川敷の中につくられるという一つのやっかいな処理場であるということと、それからこの処理場は直に木曽川本流に一つは排水が放流される。その放流の地点から一宮市の浄水場の取入口は約一キロ、それからこう下がった位置に名古屋市のやはり上水道の半分の人口を給水する取り入れ口がある。
次は、三重県でございますが、三重県におきましては木曽岬という村がございますが、これは木曽川本流と鍋田川にはさまれた地区でございますが、そのうち六ヵ所の切れ個所がございますが、五ヵ所を終わりまして、残りが一ヵ所と相なっております。次は長島町でありますが、長島町は、北部の地区は締め切りが終わりまして、南部が十一ヵ所の切れ個所がございますが、そのうち五ヵ所が終了いたしまして六ヵ所残っております。
木曽川本流におきましては、計画高水位よりも少かったわけでありますが、揖斐川におきましては、ここに書いてございますように、岡島という上流の地帯におきましてほとんど計画水位に近い水位、今尾という地点におきましても計画水位にほとんど近いという水位を現出しております。それから牧田川の島江というところにおきましては、計画高水位を五十センチ近く突破いたしております。
幹線水路につきましては、まず第一に牧尾橋にできました水を木曽川本流に落して、兼山町からとるということですので、幹線水路の第一歩は岐阜県可児郡の兼山町の兼見トンネルであります。これはすでに着工しまして、百五十メートル水道ができておりまして、二個所から相互工事をすることになっておりますが、本年度相当進捗を見る見込みであります。
こういうことから、木曽川の支流王滝川に貯水池を新設いたしまして、木曽川本流を流下させまして、その間十四カ所の発電所の発電機能を増強しながら、兼山ダムの上流から水を取り入れまして、先ほど申しましたような地帯に農業用水及び水道用水を引こうという計画でございます。
次に第四一号、木曽川改修工事促進の請願、請願者愛知縣議会議長大見為次外八十六名、紹介議員江崎真澄君、河野金昇君、佐藤觀次郎君、本請願の要旨は、木曽川改修事業は着工以來すでに二十数年を経過しているが、現在まで楫斐、長良両河川及び支派川の改修に主力が注がれ、事業の眼目たる木曽川本流がゆるがせにされているため、同川流域一帶はいつ不慮の災害を蒙るやも計り知れぬ状態にある。